養老鉄道に乗ってきた。 大垣～揖斐

台湾の話ばかりだと飽きると思うので・・・

１８きっぷのラスト１回は、大垣まで養老鉄道に乗りに行ってきた。
養老鉄道はもとの近鉄養老線であるが伊賀鉄道と同じ2007年10月1日に近鉄から切り放された。

いつものごとくスタートが遅れた上に踏切のトラブルとかで運行が遅れがちで、
大垣到着がずいぶん遅くなってしまった。１８きっぷ最終の週末なので混んでいるかと
思いきや、それほどでもなかったのは、時間帯のせいだろうか。
実は大垣に着くまで美濃赤坂を再訪するか迷っていたのだが、ＪＲの遅れのせいで
次の電車まで１時間以上あるというので踏ん切りがついた。その代わりに揖斐方面へも行こう。

１日フリーきっぷは１０００円。地上ホームから乗車する。伊賀鉄道と同じく、近鉄の
古い車両が使われていて、このエンジ１色の電車は近鉄沿線で育った私にはとても懐かしい。


しばらく平行して走る桑名行きの線路とここでお別れ。


揖斐行きはここからＪＲ東海道線の下をくぐり抜けて北上する。


単線で狭い軌道敷の両側に草がワサワサと。東赤坂あたりからは直線区間が多い。
途中の駅は小さいが半分くらいは有人駅らしい。
この広神戸駅は近くの工場への引き込み線があったのだろうか、古いホームと
貨物ヤードらしきスペースがあった。


この電車はサイクルトレインといって車内に自転車を持ち込める。地上駅だからこそ
可能なサービス。高校生が自転車ごと乗り込んでくる。行動範囲が広がっていいなぁ～


さぁ、終点揖斐駅。見えてきたのは・・・おお～、いい感じ！


実はさほど期待していなかったのだが、ホームより一段低くなった改札、ホーム側の
ひさしを支える木の柱、頭端型ではないもののこの終点風情はかなりＧＯＯＤ！
う～ん、来てよかった。


喜んで写真を撮っていたら、駅員さんが改札口から「もう出ますよー」と。ええっ、
今から外へ出て駅舎を撮ろうと思ってるのに。
次の便は何分ですか？１時間後ですね。うわーこれに乗らねば。。。
揖斐方面は乗るつもりじゃなかったので時刻表をあまり見てなかったのだ。


ダッシュで外へ出て２～３枚撮る。古きよきシンプルな木造駅舎だ。いいなぁ。
慌ただしくさっきの電車に飛び乗る。もう少しゆっくり見て、駅前も少し歩きたかったが
桑名方面へも行きたいので仕方ない。


さて大垣へ戻ってきた。向かいに停まっている桑名行きに乗り込む。
昔は行先表示板が取り付けられていたところに、大垣城の写真のプレートが。


また先頭車両の一番前をキープするが、フロントガラスが汚れているのが残念。


続く。