スミニャックで一番おいしいワルン
滞在しているホテルは空港の近く、トゥバンという地区にあります
繁華街のクタまで徒歩30分、おしゃれなお店が多いスミニャックまでは1時間かかります
スミニャックの外れに美味しいバリ式鴨料理を出している店があるので、ウォーキングを兼ねて歩くことにしました
曇っていたので帽子を持たずに出てきたら…いきなり太陽が顔を出し、大慌てでタオルを被ります
ちょっとしたムスリム(イスラム教徒)気分
汗だくになりながらレストランに到着
「あれーーーーーー!?」
お店がありません!
完全改装とのことで、建物そのものが壊されていました
一気に疲れが…ヘトヘトだけどおなかもぺこぺこ
仕方がないのでそこからまた20分ほど歩いたところにある小さなワルンに行くことに決定
ワルンとは大衆食堂のこと
ベンチひとつ、3人でいっぱいの小店から20人ぐらい入れるレストラン風の店もあります
WARONG YOUYAは女性が経営するインドネシア料理(多分ジョグジャカルタ風?)のお店
3年前のこと、店主は顔面麻痺、私は風邪で熱が出ていて食欲いまいち…そんな中でも気持ちよく食事が出来たすばらしいお店でした
どうか改装なんかしてませんように~
大丈夫、お店は健在
椅子もテーブルも、冷蔵庫もとても清潔、あの時と変わりません
こういうお店は貴重です
カレーアヤム(チキンカレー)
ココナッツミルクたっぷり、ボリュームたっぷり
ソトアヤム(チキンと野菜のスープ)
ここのソトアヤムは具沢山
本当にあっさりしていて、調子が悪かったあの時に助けられたことを思い出しました
チャーカンクン(空芯菜炒め)
沖縄ではウンチェーといいます
これも優しい味付けながら旨みもあります
テンペゴレン(テンペ揚げ)
大豆にテンペ菌をつけて蒸したインドネシア風納豆
ここのトマトソースは甘くない!
フレッシュなトマトと塩味がさわやかに感じます
どれもこれも美味しいのは、インドネシアで蔓延中の化学調味料がほとんど使われていないからでしょう
しっかり採った鶏スープが料理の決め手になっているようです
バリのワルンでこんなお店があるなんて…ある意味奇跡かも!?
でも昔はきっとどこでもそうだったはずなんです
あまりにも幸せだったので、夕ご飯用にナシチャンプルをブンクス
私たちが美味しい美味しいって言ったからなのか、カレーの骨付き鶏肉をとってもきれいに食べたかたらなのか(周りの白人たちはもったいない食べ方なんです)、大盛り&スープもたっぷりとつけてくれました(汁物をビニール袋に入れちゃうのがアジア風~熱いものも冷たいものもコレ)
でもね、ここは本当にいいお店、ローカルワルンとしてはちょっと高めだけれど清潔で(厨房もめちゃくちゃキレイ)健康的で、バリを旅行する際にはこぶ価値があるお店だと思っています