Boggy通信

さぁて、何しようかな

パナマ パナマシティーより7

2006-07-31 04:07:43 | 旅!旅!旅!

昨日、夕食時に間違って「パン con イホ」を頼んでしまったboggyです。

店員さんに超うけたらしく、厨房帰ってからも彼は「ヒャー、ヒャー」笑い、しばらく笑いがとまらなかった。
っていうか、普通日本人ならある程度笑ったら、笑いをとめるように努力するじゃないですか。
でもこっちの人、しない。
その時に笑えるだけ思いっきり笑う。厨房帰って厨房の人にも大うけ!
恥ずかしい・・。

ちなみに私が頼みたかったのは「パン con アホ」でアホとは「にんにく」の意味でガーリックトーストですが、イホとは「息子」です。
アハハ。まぁ私は外国人なんだからそんな間違いもあるさ~ね~。

考えてみた。

2006-07-30 04:04:11 | 旅!旅!旅!
まだまだ毎日たっぷり寝てるboggyでございます。

日本に帰るべきか、南米まで行ってみるべきか、2時間に1回はころころ考えが変わって、正直、自分でも疲れています。

でも自分が何をするかで迷ってる私はきっと幸せ者です。
うん、そうに違いない。

ってことでいろいろと、迷ってるわけでして
自分のタメのメモだがまとめてみました。

●南米まで行く理由
☆せっかくここまで来たんだから絶対行くべき
☆きっと南米の旅も満足できるに違いない。

●南米に行かない理由
☆お金全部使っちゃったらもったいないでしょ?
☆南米冬でしょ?寒いでしょ?
☆一人じゃさみしいでしょ?気持ち張り詰めてないといけないし、それでも楽しめる??

旅は1人でも十分楽しめるが、相方がいると数倍楽しめる!
(1人が好きなんだけど結構さみしがりやだと最近気づいた)
これ間違いない。
でもぉぉぉ、ここで誰かに声をかけるほど社交的ではない私・・。
だから、私をよく知ってる人と、今度旅することができるなら旅したい。
そのために今、無理やりお金使わなくても・・。って気もする。
でもそんな日やってくる??
って思うとそれは全くわからない・・。2度とこないかも。


●もし日本に帰ったらやりたいこと

☆農家繁忙期の手伝い
これ前からやってみたかったんだけど、できるかなぁ。
絶対やりたい!
私、農作業全然やったことないからお金もらえるほど働けないと思うんだ。
だから足手まといにならないくらいにダンボール造りとか、バスケット運んだりとかそんなんでいいので、手伝ってみたい。
忙しい時期にご飯と寝る場所さえあれば無料で働きます。
今から帰れば間に合うかな・・・?

☆北海道の冬山にこもる
というか、ペンションのお手伝いがしたい。
大型リゾート施設は人がいっぱいで人間関係で疲れそうだから、小さなペンションのオーナーと手伝い人私1人ってのがいいなぁ・・。
半年間、雪かき&ベットメーキング&掃除の日々を送ってみたいなぁ。
まぁ欲を言えば週に1度、半日くらい滑れれば個人的には満足!
会社員時代に新潟のペンションで10日間バイト(普通はいけませんよ。そんなことしちゃ・・。)で働いたけどよかった!!

☆スキー場で働く人
これもいい!
でもどんな仕事があるんだ??
雪上車??の運転はできません・・・。
リフトの点検・・。これも・・無理かなぁ・・?
リフト券販売とかは、慣れればできるかなぁ。
スキー場のリフトで雪降ってくるといすの上の雪払ってくれる人とかいるでしょ?
それいい!(今そんな小さなリフトないのかしら??)

まぁとにかく外気に触れる仕事がしたいらしい。

いつになったら気持ち固まるんだ??
もうイライラ・・・。

おぉぉっと大事なことを忘れてた。
これからしてみたいこと。恋愛←これ重要。

どっちにしろ早くしないと飛行機いっぱいになっちゃうよ・・。
今観光シーズンだから・・。

パナマ パナマシティーより6

2006-07-28 03:57:10 | 旅!旅!旅!
宿で一番早くに寝て、一番遅く起きているboggyです。

ここ、北緯10度前後のパナマ。超暑い!って思うでしょ??
ぜーんぜん暑くありません。ってか寒いくらい。
宿で扇風機回して凍えるくらいです。不思議だ。
雨季なので、毎日雨降ってるけど晴れない。曇りばっかです。

ここでは銀行が超たくさんあるので、スーツ姿の人がたくさんいます。
特に女性はカチっとしたスーツ着て、かっこよくパンプス履いて、街を闊歩してます。男性はノーネクタイも多い。

マドリードで朝8時半くらいに、地下鉄に乗りましたが、ラッシュで激混みだろうから嫌だなぁと思ってましたが、すごく空いてました。
しかもちゃんとスーツ着てネクタイ締めてた人を2人しか見ません。あとはチノパンにシャツ、リュックを持って出勤って人がおおかった。
マドリードよりもパナマの方がスーツ姿多い。

ってなわけで、街でもスーツやパンプスを売ってるお店が多い。
でもこちらのスーツは上下真っ赤、上下パープル、上下ピンクとかも売ってます。
でも褐色の肌にはそれがとっても似合うんだな。
かっこいい。

街を歩いていると、どこでもそうですが、よく道聞かれる!!
最近だとモロッコでも4回。スペインでも2回。
観光客やら地元のファミリーなど。
どうして、私に道を聞く?? 
言葉がわかりませんっていうことを伝えるのも大変なのよ。
まぁ別にいいけどさ。

どこの国でも路上でよく物を売ってます。
ガムや飴など、サングラス、時計、ペンなどはよく見かけます。
でも接着剤だけを大量に持ちながら、「これは強力だから」と説明しながら売ってるおじさんとかもいます。
まぁ強力なのはわかるけど、あんまり頻繁に必要な物じゃないし、そんなに売れるんだろうか?と心配。

モロッコで「これは新品だから!買って」って言われて薦めてきた若い兄ちゃんがいました。
見てみるとなにやら、金属の塊がたくさんケースに入っています。
そして、塊には数字が・・。100gとか50gとか
うーん・・・。なんだろな~??

30秒後!わかった!!
分銅でした。分銅!
小学生くらいの時に理科の実験とかではかりの上に乗せて使ったでしょ??
あれですあれ!
彼は今必要なくても、日本できっと必要でしょ??って私に売ろうとしてましたが・。
面白かった!

以上まとまりのない話でした。

パナマ パナマシティーより5

2006-07-27 03:40:48 | 旅!旅!旅!
ここ、パナマのゆるい空気にまったり、まったり・・・。

行動力なくなって、やる気がなくなっているダメboggyでございます。
どうしましょ・・・・。

旅行代理店行って南米行きのチケット価格調べても・・どうしても買うまで踏み切れません。

あんなに行く気マンマンだったのに・・。
どうしたんでしょ。

南米に行ったら最後です!っていうかお金ぜーんぶぜーんぶ使っちゃいます。
(帰ってからの生活費は残してあるものの)
全部使い切るまで踏み切れないでいます。

根っからの貧乏性でしょうか?お金使いきれません・・。

じゃあこれからどうするの??と思っても特に案なし。

ダラダラ過ごしてしまっています。
やっばい・・・。
一番やばい過ごし方だ・・。

このままずーーっとパナマにいても南米行きのチケット買えるまで踏み切るチャンスというかきっかけがあるとも限らない。

どうしましょ・・・。
どうしたら、いんでしょ。
何がしたいんでしょ、私は・・・。

南米に行くお金がないわけじゃない。
でも全部使うのも怖い。

でも気持ちの中でまったりのんびりしてるってことはこれまでの旅行で私はある程度満足してしまったのかもしれません。
だからお金を使うのが急に怖くなったのかな?と・・・。

どうすることもできない場合は日本に帰るべき??
日本に帰ってどうするんでしょ。私は・・。
いやーわからない・・。誰にもわからない・・・。

頭の中が堂々巡りです・・。



とりあえず写真アップです。

ね??きれいでしょ??
モロッコのシャフショウエンの青い町です。
なんてきれいなんでしょ・・。
ほそーい道のすべてがブルー&ホワイトです。


でも2階部分は塗ってない・・。
なんか適当・・・。


群青色のお店です。
これもきれい!!


そしてスペインの町です。

パナマ パナマシティーより4

2006-07-26 05:16:07 | 旅!旅!旅!
うぐっ!!

やってしまいました・・・。

マドリードの繁華街で・・・。
バーのお兄さんにカタコトのスペイン語で
スペインは物価が高いとからみ・・。
その答えは冷たく英語で返ってくる始末・・・。
その後もバーのキャッチをしてるお姉さんに
「いやいや~。スペインは昼間も暑いね~」と無理やり話しかけ・・。
無視される始末・・。
自分が泊まってるペンションがその通りにあることは確かなのに、
入り口がわかりににくいためトボトボ3往復。
その間、自分の背丈ほどもあるゴミ箱に衝突すること2回。

ははは~。完全なボラーチャ(スペイン語で酔っ払いの女性形)の出来上がりです。
久しぶりですね。こんなに酔っ払ったのは。
でもね~。バーでもどこでもだーれも私のことを
「どっから来たの?ナニジン?」って聞いてきません。

都会の香りのする街です。
当たり前だけど。それが心地よくもあり、ちょっと寂しくもあり。

マドリードで観光地はネットで検索してスペイン広場が有名らしいということがわかったけど、写真見て、広場に行ってもねぇ~楽しくなさそう・・って思ってやめて、闘牛でも見ようと思ったけど、ツアーの旅行代理店は週末だからかどこもかしこも閉まってる!
ネットカフェも、お土産屋さんも、日曜は閉まってて、ほんっと暇でした。
時間がたつのが長い長い・・。

しょうがないから、昼間から大好きなサングリアとモヒートを飲み干してしまったわけであります。
まぁ他の国で酔っ払うよりまだ安全でよいか・・と自分で自分を慰めているけど・・。

でもこれからは日本人女性として大和撫子精神を忘れず、つつましく旅を続けることを誓います。

しかし私、知らない人に話しかけるなんてだいぶ「人と話がしたい病」が重症であります。
一人旅ってそれがつらいのねぇ。
トレドに行った時も合計12人の韓国人の若者、ファミリー、若者含め6人の中国人を見たが、日本人ゼロ・・。
見ると寂しくなるのよね。
マドリードでもアジア人はたくさん見かけるがほとんどが韓国人であります。

中米でもスペインでもそうだけど、特に都市部では韓国人多いね。
パナマでも前回から総勢20人くらいの韓国人を見たけど、日本人は1ファミリーだけだよ。
でもモロッコではアジア人と言えば絶対日本人だった。

ちょっと話は変わるが中米諸国、モロッコ共々、ネットカフェのディスプレイ、PC、液晶テレビ、冷蔵庫その他電化製品の大部分は韓国メーカーに独占されてますよ。
それらに関して今まで旅してきた中で日本メーカーを使用しているところは東芝のテレビ1個。
日本企業ってやばいんじゃ・・・??って思うと同時に日本がんばれ!って思います。
小型のデジタルカメラ、MP3プレーヤーに関しては今は日本企業ばっかりですね。
でもこれも時間の問題。きっと韓国メーカーもどんどん出してくるでしょう。


まぁ話は戻りまして現在はパナマに戻ってきたわけであります。
パナマはやっぱり落ちつくなぁ・・。
前回泊まった宿と同じところにまた泊まってるけど、オーナーは温かく迎えてうれたし、街でマンゴー売ってる人とか、くじを売ってるおばさんとかが「オラ!」って話しかけてうれます。
でも全然「買って!」って感じじゃない。
ただの挨拶。
そんなことがうれしいんだな。
みんなニコニコだよ。
宿のオーナーはパナマ人女性28歳。
きれいだし、スタイル抜群!

でも、今回移動大変だった・・。
マドリードの空港に着いたのは飛行機が出発する3時間前。
なのに、パナマ行きの飛行機のカウンターはものっすっごい長蛇の列でした。
みんなバケーションに行くらしい・・。
朝からコーラしか飲んでなくて、何も食べてなかったけど、しょうがないから列に並び自分の番がやってきたころには飛行機離陸40分前。(ひどい)
その上、「日本人のあなたは、ビザがない場合は出国のチケットを事前に購入してないとダメでそれがない場合は飛行機に乗せることができません。あと20分の間にパナマ発の飛行機チケットを購入してきて下さい」と言われた!!

なにーーー!!
確かにパナマ入国には陸路で空路でもいいからパナマ脱出のチケットを持ってないとダメです。私、ここにも書いてました。知ってたけど、すっかり忘れてました。
後ろにずらーっと飛行機のカウンターはあるけど、パナマ発のフライトを持ってるところを20分で探すなんて無理です・・・。

あーーそんなの無理無理。
買ってもチケット無駄になる可能性が高いし、そこまでしてパナマに行かなきゃならないかというとそうでもないし、これからどうしようかなぁ・・・。
なぜ?旅行代理店は私にチケット売ったんだよ~。全く!!って考えてたら・・。
そうだ!私前回はパナマのビザ持ってたんだから、どこかにあるはず・・って考えたら、見つかりました!前回のビザの紙が!
90日間有効って書いてあるので、まだ使えるかも・・?
と思って、カウンターに持って行ったら、何やら職員で協議が始まりまして・・。
待たされること5分。
みなさんでいろいろ私の為に調べてくれたようでして・・・。ほんとごめんなさい。
なんとか10分前にカウンターからOKをもらえて、イミグレーション、荷物検査をダッシュで済ませて飛行機に乗ることができました。

それにしても超満員。
もう飛行機離陸するってのに、トイレに駆け込む人多数。
しかも職員も「トイレ行っていいよ」って。
私にしたら「いいのかい!今トイレ行って!!もう飛行機離陸するってのに!!また前回のごとく飛行機遅れるでしょ!!」ってちょっとというかそののんびりさにイライラ。
ベルト締めてなきゃいけないサインがついているのに、席を立つ人多数。
スペイン人10分位しかおとなしくしてません。

まぁそれはいいとして。
実は飛行機乗ってからもビザ&出国チケットの件かなり不安でした。
だって、私のビザはもちろん前回は有効だったけど、一度国外に出てしまったら、それがまだ有効かどうかわからないじゃない??
90日間有効とは書いてあるけど、その間入出国いつでもokとはどこにも書いてない。
よーーく考えてみましたが。
出国チケットを持ってたらビザを発給して滞在できる。
というこは・・。
出国を保証できるならビザを発給するということで。
そのチケットで出国してしまったら、ビザの有効性は普通なくなるんじゃないかしら??
ということは1回限り有効ってことなんじゃ・・・。

飛行機に乗ったはいいが不安は募るばかりです。
もしもパナマのイミグレーションで入国できませんって言われたら、どうしましょう??
パナマには着いても国内に入れない・・。

パナマのイミグレーションでドキドキでパスポートと前回のビザを差し出しました。
そしたら、やっぱりです。
「このビザは1回限り有効だからもう一回ビザの紙(有料5ドル)を買ってきて」って言われました。
あーーー。たぶんダメです。入国できません。
ビザの紙を書いて出すには出国のチケット見せて!って言われます。絶対。
間違いありません・・・。

その時の私はマドリードでバタバタで飛行機に乗ったものだから、両替なんてする時間なくユーロしか持ってませんでした。
今ユーロしかないから、ATMに行かせて!って頼んで、ATMに行こうとしたら
イミグレーションのえらい人が出てきて、
「ナニジン??日本人?? じゃあいいよ。前回のビザまだ有効なんでしょ??それでいいよ。スタンプあげるから、はいはい、行って!!行って!!」
ってな感じで、イミグレーションの外に出ることができました!

やったーーー!
パナマ入国できました!
助けられました!日本人!!っていうブランドに。
日本人ってすごい!
日本人のパスポートが狙われるのもよくわかる。
だって日本人ってどこの国行っても信用高いとほんと感じるもの。
どこのイミグレーション行っても怖い顔されて厳しく入国審査を受けることはまずない。
「よく来たね~。じゃー楽しんでね~」ってな感じで冗談交じりでスタンプ押してくれることがほとんどです。
日本人=悪いことする人いない。ほんとに素直に観光目的だけで、悪いことしようとか、不法滞在しようとか、働いて、金儲けしようとか変なもの輸入しようとかそういう目的で入国しようという人は少ないってことが広まってるのかなーー??
信用ってお金で買えないから、すごいことだと思う。
アメリカやヨーロッパの国での入国審査でいろんな国々の人々がかなーり厳しい入国審査を長い時間やってるのをたくさん見たことあります。
でも日本人ってあっさりです。
陸路での入国も、日本人ってだけで、かなり適当です。
日本ってすごい。

もしも私がパナマのイミグレーションでNOって言われてたら、パナマの空港のベンチで一夜を明かし、次の日にしぶしぶどこかのカウンター行って、どこかのチケット買って、どこかに飛んでいただろうな。

それではまた。



スペイン トレドより

2006-07-22 23:47:48 | 旅!旅!旅!
着きました。スペインに。
うん・・。なんかホッとするのは確かではありますね。
だって。

・言葉通じる!
・夜でも女の人歩いている!
・スカート気兼ねなくはける!
・どこでもエアコン効いてる!
・バスはほぼ時間通りに出発する!
・宿では心配しなくても、お湯出る!
・食事に困らない!
・トイレにトイレットペーパーある&流せる!

まぁ何するにしても高いってのはしょうがないけどさ。
現在の宿は20ユーロであります。
パナマ、モロッコ基準で考えると約3~4泊分であります。

でも正直モロッコのカタツムリ、オレンジジュース、魚のフライ、ナス焼き、オリーブは恋しい。

こんな私でもモロッコで売ってるもので、食べられなかったものが1つだけあります。
食べる気にならなかったという方が正しいかもしれません。
それは「とうもろこし」

えーなんでカタツムリ食べれてとうもろこし食べれないの??って声が聞こえてきそうですが、モロッコでは一般的に焼きとうもろこしです。
まぁ私も焼きとうもろこしは大好きですが。
私は北海道のピチピチで実がいっぱい詰まったジューシーで甘いとうもろこしで育ってまして
モロッコのとうもろこしはかなり貧弱というか、申し訳ないけど、どこ食べるの??って思ってしまいまして。
どうーも食べられませんでした。
もし日本でそれがあるならば、(おそらくありえないが・・)家畜のえさにまわされるのではないかと・・。
そういう意味でも日本の農産物はすばらしいね。
どれも高品質!

ホンジュラスでポークを頼んだ時にポークの肉があまりにも貧弱でびっくりしたことがありました。
お肉が薄っぺらい上に焼いた後で非常に縮んでしまってまるでベーコンみたいです。
うーんこれがポークか・・・と思ったことがありました。

モロッコを出る時にバスに乗ったのですが、このバスはいつ発車するか正確には決まっていないバスです。
乗り合いタクシーならわかるが、約40人も集まるのを暑い中ノンエアコンにてひたすら待つわけです。
バス乗り場にて兄ちゃんにエントリーを申し出てから1時間30分後、
やっと発車したわけでございます。

バスは私の目的地タンジェールまでの途中しか行かないので、また乗り換えです。
タンジェールのバス乗り場はどこだ??って探してたら、やっぱりノンオフィシャルな案内係りのおじさんにつかまりまして・・。
おじさんにバス代として20ディラハムとられました。(ホントは17か18です。)
おじさん3ディラハムを案内両として取ったの私知ってます!
なのに、日本から何かお土産ないのか?と言い出しまして。
冗談じゃありません!
おじさんに「おじさんは3ディラハムもう取ったんでしょ??それでいいでしょ??」って言いました。
なんんでそんなちょっと案内してくれた人にお土産まで渡さなきゃならないのか。
私そんなにいい人ではありません!
お土産なんてない!ない!って言ってたら、私のかばんの中身をちらりと見て、日本製の携帯でいいよ!と理不尽なこと言い出しました。
まったく・・・。

以前エジプトに行った時もホテル周辺の地図を探してたら、ないと言われまして
しょうがないので、お土産屋に売ってる地図を発見したので、見ていい??って聞いたら、私の持ってる時計と交換してくれるなら、見ていいと訳のわからないことを言われました。
もちろん、地図は見ませんでした。
まぁ現地の人からすると、もしかしたら、イケるかもしれないから、とりあえず言って見るんですかね~??ナイストライではありますが。

そんでそのモロッコのバスに通常荷物を預けるわけですが、その料金として通常5ディラハムかかります。
それは私知ってました。
でもその時、私大きいお金しか持ってなくて・・。
おじさんが1ユーロでもいいよって言うので、コイン入れからコイン探しました。

私の財布の中から目ざとく「10」と書いたコインをおじさんは見つけて、
ニコニコしながら「これでいいよ」って言い出しました。
そしておつりとして5ディラハムくれました。
1ユーロ=10ディラハムなのでそのコインが1ユーロだったら、正当な取引です。
でもそのコイン10って書いてます10って・・。
おじさんは「日本人は10ユーロを1ユーロだと勘違いして渡したぞ。ははは。儲けた。しめしめ・・。」と思ってるかもしれないが、
10ユーロコインなんてこの世に存在しません。
そのコインはおじさんからは遠いメヒコの国のお金10ペソです!!
おそらく両替は無理だし使えない・・。

はははやった!!私の方が儲けたわ・・・。
私、悪い子ですか??

その後もなんとなくその出来事のせいで罪悪感があり・・。
昼間から暑い中お菓子を売っている少年がいました。
彼はおじさんから私が5ディラハムコインをもらったのをちゃんと見ていました。
そのお菓子は2ディラハムです。知ってました。
でも少年は私に5ディラハムだって言って聞かないので、罪悪感から欲しくもないお菓子をしょうがなく5ディラハムで買って、地元の人に還元してあげた私でした。

今はマドリード近郊のトレドという所にいます。
宿はマドリードで日帰りで帰ります。
しかしほんとにマドリードの観光名所はさっぱりわからん・・。
ここ、トレドというところもパナマで出会ったスイス人がお勧めの場所だったのでとりあえず来てみたが、まったく土地勘がないために、トレドに着いてから街の中心部まで行くのに2時間も要してしまった。
最初はバスのターミナルは街の中心地だと思ってたんだけど、違うと知ってのが約1時間半後。
ここは観光客も多くあぁそうか、この辺を見るのが一般的に観光することなのね。って思ってみてますが、土曜日だからか知らないがお土産屋さんほとんどあいてません。
カフェが少し開いている程度。
マドリードとかその周辺の都市からもスペイン人がたくさん観光に来るだろうに。お土産屋さんとかその他の店もぜんぜん開いてないんだなぁ。
かきいれどきだと思うんだが・・。

いやぁネットカフェ代もバカにならないね。
それではまた今度書きます。

モロッコ シェフショウエンより

2006-07-19 22:42:29 | 旅!旅!旅!
やあ、みなさんこんにちは。

モロッコはシェフショウエンという所にいます。
マラケシュの宿で半ば強引にLonlyPlanetを手に入れたので、英語しかわからず・・。日本語でこの地名をどうカタカナで表記するか、どう発音するのかは定かではありません。

この街はとーってもきれいなところですよ。
建物の1階の壁は白、もしくはブルー、扉は青って決まってるのかしらないが、
とにかく白、ブルー、水色、群青色?の建物ばかりです。
そしてほそーい道が入り組んでいて迷路のようです。
そこに太陽の光が差し込んで・・・。夕方には夕日が・・。
とにかくきれいです。
いい写真が撮れたらお見せします。

女性の皆さん、モロッコと言えば靴ですよ。
パブーシュという靴です。
ネットで検索してみてください。
私が見つけたところはここ
でもうーん・・。私好みのがない・・・。
マラケシュではこのバブーシュだらけでした。
ネットでは前からいろんなところ見てたけど、日本人好みの靴しかないように思うのよね。
こっちにはもっと大胆なデザイン、色の靴があって、面白い。
マラケシュで買っておけばよかったとちょっとというかかなり後悔・・。
今になって、せっかくモロッコ来たのに大して物を買ってなかったことに気づいた私なので、靴をどうしようかかなり迷ってます。
でも(ネックレスのチャーム買っちゃった・・。)
ネックレス、あんまりしないのに・・。
恐ろしい。
このようにしてお金はなくなっていくものだと痛感しております。
でもほんとに靴どうしよう・・。
1足1300円。日本だったら、悩まなくてもいいじゃーんって思うかもしれないけど・・。もうちょっと値切れるとは思うが、値切るの疲れる。
さっき値切った上に、買わない!って言ったら、じゃーなんで値切ったんだ??って文句言われまして・・。
怖い・・。
こちらでは値切る=買う気マンマンって感じなんでしょうか?
私としては一応値段聞いて、いくらまで値切れるかな??って値踏みするじゃないですか!!

そうそう、一人旅だと靴どうしようとかシャンプーなくなりそうとか
そういう小さいことを会話する機会がないので、しゃべりたい!!

ブログアップしても誰からもコメントないと、かなりさみしいです・・。
だってネットでの会話こそが私の唯一の会話らしい会話なんだもの(没)

昨日、日本人カップルに会いました。
そして日本人の男の人にも。彼はどこの国かは定かではないけど、英語圏の彼と2人で廻ってるみたい。
いやーほんと一人の人っていない・・。
さみしくなってきました。

私のブログ、ほんと重すぎだわ・・。
みなさん見るのもめんどうになるはずです・・。
でも写真あった方が面白いでしょーー??ねぇぇ??

ここに来てる外国人の人と話すとたいていまぁ誰でも
「どこから来たの?」って言われます。
「日本」って答えると
「へぇ、で、何語しゃべるの?」って言われます。
そこで問題です!!
ここで誰も「日本語」って答えを期待してません。
「日本語」って言うと、「ははは~。だろうね。だよね。」ってな感じで笑われます。
ここではたいてい英語、フランス語、スペイン語のどれかを指します。
ここの旅行者の多くはスペイン人、もしくはフランス人なので英語が苦手?な彼らはできるだけ近い国の言葉でしゃべりたいのでしょうか??
ちなみにフランス人も、スペイン人も特に国境近くに住んでる人たちは両方話せます。
うらやましい。
そして、モロッコに来てる人はスイス人(フランス語圏)とカナダ人(これまたフランス語圏) の人たちも多いです。

モロッコでも北部の街はスペイン語結構通じます。
物を買ったり、注文したり、道聞いたりするのでは問題ないレベルです。
驚きです。
海隔ててるのに、通じるなんて。
日本じゃ韓国語通用しないでしょ??
北海道でもロシア語しゃべれる人に会ったことない。
海外に来て母国語が通じる感覚ってどういう感じなんだろうね。
味わいたいが無理だ。

まぁこうしていろんな国を旅させてもらってると逆に外国人が日本に来た時になんて日本って旅しにくいんだろう・・って心配になります。
日本のLonlyPlanetになんて書いてあるかぜひ読んで見たい。
まず、ホテル取るの難しいと思う。
私も以前いろんなところに出張してましたが、ビジネスホテルって安いところでも、突然、フロントに行って、空いてますか?って聞くと、空いてないってぜーーーったい言われます。
なぜ?ってわからないんだけど、突然の訪問者は受け付けないシステムになってるらしいんだよね。
むかつくので、一旦ホテルの外に出て、携帯から電話するとOKって言われます。
たいていそうです!!
でも私が外国人だったら、この電話ってのが難しいと思うのよね。
小さな小さな旅館だったら、突然訪問しても大丈夫なのかなぁ??
あと究極はラブホテルとか・・。カップルだったら、それもいいわよね。

まぁ明日は移動で、さよならモロッコです。
タンジェール通過してスペイン入りです。

最初は大変だったけど、モロッコほんといいところよ。
人々、素直で親切だわ。

モロッコ フェスより

2006-07-17 05:30:46 | 旅!旅!旅!
無事 フェスに着いたとです。

最近、しつこいくらいに更新してるわね。
一人だとだいぶ時間があるのよね。
いかんいかん・・・と思いつつ。

少し歩いて疲れるとすぐエアコンの効いたネットカフェを目指してしまう。
しかもここのネットカフェIME入れなくても、日本語呼び出すだけでよかった。

そうなのみなさん??
私知らなかった・・。
まぁやってみたらできたので、よかった。

モロッコの主な都市は、旧市街と新市街に分かれてます。
旧市街とは元々の街で新市街とはフランス人が侵略して?作った街です。
たいてい新市街と旧市街では歩いて20~30分かかります。
旧市街は道が細く、超入組んで迷いがちですが、
新市街は道路が広く、銀行や高級ホテル等、普通の近代的街が広がっています。

今回フェスにきて初めて私は新市街に宿をとりました。
フェスの旧市街は道が細く一度入ったらガイドなしでは出られない街と聞いていたので、そりゃー恐ろしいということで初めて新市街に宿取ったのですが、やっぱり新市街は面白くないなぁ・・・。
屋台ないし、オレンジジュース屋さんないし、カタツムリ屋さんないし・・・。
早くもオレンジジュースが超恋しいです。
宿の人に旧市街に行く場合はハッスルノンオフィシャルガイドに注意するように言われました。
オフィシャルでないガイドは存在しますが、警察に見つかると大変だそうです。
{とは言っても観光客が大変なのではなく、ガイドが大変なのだとは思うが・・}
警察は旧市街を見張っていて、アットランダムに逮捕するそうです。
なので明日一番でツーリストオフィスに行ってオフィシャルなガイドを紹介してもらえたら、いいんだけどなぁ。
それじゃないと旧市街に行けない。
フェスに来た訳は旧市街を見るためなので・・。
それじゃなきゃ来た意味ありません。
旧市街が観光地です。
さっきローカルバス乗り場も確認したし、おそらく行けるとは思うが・・。

そしてさっきホテルの従業員の1人のおじさんに食事に招待された。
今日は友達と会うと言って断った。
うーん・・・。日本人と聞いて誘ってきたらしい。
そのおじさんの家族は日本人は礼儀正しくフレンドリーだから、毎回誘っているそうだ。そのおじさんのお母さんの手料理を日本人はいっぱいごちそうになってるそうで・・。
どう思います??
まぁ日本人はおそらくはいはいってな感じでごちそうになってるんだろうなぁ。
でも私、めんどうだ・・・。かたことの英語で苦労しながらコミュニケーション取ってって・・。疲れる。{←わがまま??}
明日も友達と会うと言って、ここに来ようかしら??
欧米人の女性が一人で来ても、きっと誘われない。
日本人だからホイホイ誘われるのではないかと思う。
笑顔で受け答えするから。
まぁそれってある意味いいことではあるとは思うけど。

それではね。

モロッコ メクネスより4

2006-07-16 05:02:05 | 旅!旅!旅!
私のブログ、画像が重いでしょ??ごめんね~。みなさん。

だからテンプレート軽いのに変えてみました。
しかも私の日記って読みにくいわね。

これからは考えて書くことにしますです。

モロッコの人に「名前なんていうの??」って言われて答えると
おぉぉぉそれはアラビアの名前だ!って言われます。
エジプト人にも同じこと言われました。
イタリア人にもイタリアの名前だって言われます。
まぁ単純な二文字の組み合わせ。
単純だからどこにでもあるんだと思う。
でもどんな国の人でも簡単に呼べる名前だから結構気に入ってるんだ。
ちなみにスペイン語の辞書によると私の名前は「鉱山」って意味。
でも中米では「地雷」です。ははは・・・。

モロッコの砂漠の中の街「リッサニ」という所でフレンチレイディー2人、とガイドのムスタファと別れて、また一人になりました。
リッサニでムスタファがタクシーに乗るように薦めてくれて、私は乗り合いタクシーに乗ることに。

これまでの旅行で駅まで、とか中心地までとかタクシーに乗ったことはあったけど、乗り合いタクシーっていう物がモロッコにあるってこと知らなかったし、
乗り合いタクシーを乗り継ぐっていう感覚がわからなかったのよね。
私はメクネスに行きたいっていうと
おじさんたちは「じゃあ、ラチーダという街まで行くべきだ」と教えてくれたので
ラチーダまでタクシーで行った。
このタクシーは快適だった。
モロッコの乗り合い長距離タクシーは幅広ベンツです。
今回は主婦3人と子供2人と一緒でした。
後ろの席お子供と大人3人だったので、快適!
それで2時間半で着きました。

ラチーダ?という街に着くと、前のタクシーのおじさんが次のタクシーまで手配してくれて、おじさんの言われるがままにカフェの前で発車を待つことにした。
でもねぇ、これが長い。
この乗り合いタクシーは6人メンバーが集まらないと発車しない。
私はその間、茶をのみ、コーヒー飲み、サンドイッチ食べてのんびり待っていた。

タクシーのおじさん達も結構のんびりとしたもので、たまーに人が通れば、声かけてタクシーの人数集めようとするけど、それ以外は茶を飲みながらのんびりさ。
私としては不安だったのよ。
だって6人今日中に集まらなかったら??
何時になったら出発できるのか?
真夜中に着くのは嫌だ。
と思ったら不安だったよ。

しかも待っていたら、若い男が話しかけてきて
「あっちの車に乗ればフェズ{メクネスの近く}の町まで行けるよ。しかも日本人の女の子2人も一緒だよ」って。
でも私は最初に手配してくれたのに、違うタクシーに乗るのは嫌だったのよ。
そのおじさん、サンドイッチから、お茶までいろいろと世話を焼いてくれてたからね。私はおじさんにお茶をごちそうしてあげた。

だからその若い男の申し出は断りました。
そしたら、その男、ちょっと悔しかったのか、「たまにモロッコ人はとんでもない額をふっかけてくるから気をつけろ」って捨て台詞はいていきました。
でも私としては最初のおじさんはちゃんとした額提示してきたことを知ってました。
だから若い男に「そんなことない!!彼はちゃんと普通の額言ってきたから大丈夫。ありがと。」って。
その会話を聞いていた、最初のタクシーのおじさんがすごい剣幕で怒り、若い男に文句を言ってました。
まぁ当然と言えば当然だけど。
でもその口論のおかげで、1時間も客の呼び込みを行わなかったわけで。
のんびりとサンドイッチ食べながら口論を聞いてましたがその間集めた客はゼロ。
いつになった出発できるんだろう~と不安でした。

まぁなんとか2時間半後に人数集まって出発することに。
でもねぇ。いくら幅広ベンツだからと行って、後ろの席に大人4人はきつい。
私は車酔いするから端がいいとうそついて、端にしてもらったものの、
大人4人で4時間半もノンストップです。
ギュウギュウです。

そのタクシーの待合所で話しかけてきた青年。
彼もメクネスに家族がいるの?って私に話しかけてきました。
やっぱりモロッコ人にとっては旅行とは家族に会いに行くためのものらしいです。

ここ、メクネスは前回も書いたけど、ユネスコ世界遺産の遺跡??があるらしいが、
一人で行く場合はタクシーでも馬車でも2000円ほどかかるらしく、だから止めました。
私がモロッコでホテルから外に出て最初にすることはオレンジジュースを飲むことです。
まずこれから。
そして果物を市場で買ったり、朝ごはんのパンを買ったり、カフェでコーヒー飲んだり、スーク{市場)を散策したりしてすごしてます。
そしてネットカフェでくつろぐ。
まぁ今暑いので、あまり外に長時間いることはできません。
そしてマラケシュ以来、たいてい毎夜カタツムリ食べてます。

モロッコ人は男同士でも手をつないで歩きます。
友人に会うとほほをくっつけて左右に2回づつチュってやります。
(フレンチ式の挨拶??)
最初見た時はびっくりしたけど、もう慣れました。

そして明日はここ、メクネスを離れ、隣町のフェスまで行ってみます。
移動時間1時間だからのんびり出ても大丈夫。
フェスはメディナ(旧市街}に一度入ったら二度と出られないという迷路のような街です。
だから行くのが怖かったんだ。
でも半日のガイドを雇っていってみることにするさ。
ガイド代は半日1000円ほど。決して安くない。

そしてその後はシェフショウ??という街に行ってみようと思います。
ここはマラケシュで会った、インドネシアの子とアメリカ人に勧められたので。
どうやら壁がすべてブルーらしい。
その素敵な街を見て、モロッコを離れることにします。
でもタンジェールには二度と泊まらないで通過してやる!!
ガイドブックにもモロッコで一番「ハッスル」な街って書いてありました。
ハッスルとはたぶん「押し売り」とか強気で押し込む?ことだと思う。
それを知ってたら行かなかったのに・・・。
有名なカサブランカには行きません。
誰に聞いてもただの都会で面白くないよって言ってたから。

それでは写真です。


遅くなりましたがパナマ運河です。
壮大でなかなかよかった!!
本物の運河ってのを初めて見たよ。


パナマのビル郡の一部です。
なかなか都会でしょ??


少年と少女が手にヘナの飾り?してるのわかる??
これはここらへんの女性のおしゃれで手にヘナで模様を書いてます。
手に「気持ち悪っ」てくらいの細か~~い模様書いてたり、足首から踵にかけてずらーーーって細か~く模様書いてたり、とにかくおしゃれです。


これもお気に入りの写真です。
ラクダと砂漠と足跡。
この景色を見た時、「人生とは旅である、旅とは人生である」って言葉を思い出したよ。ははは~。


そして、私は最初貝の一種だと思って食べた、カタツムリです。
イカやエビと並んでいれば貝と間違うのもわかるでしょ??
おいしいです。


そしてこれがアラブ式トイレです。

それではみなさんまたね~。


モロッコ メクネスより3

2006-07-15 22:32:28 | 旅!旅!旅!
マラケシュのエルフナという広場では絶えず、笛や太鼓の音が聞こえてます。
笛はですね~説明するのが難しいんだが、ピーヒャララってな感じで
そう!私たちがアラブ国をイメージさせる壷からコブラを出す時に使うあれの音であります。
広場では実際にコブラ立たせてる人がいました。
壷はなかったが・・・。地面にコブラおいて、コブラ起立してました。

マラケシュで出会った、インドネシアの女性。
彼女は前回も記述したが、トルコをスタートして中東を抜けて、ここまでやってきたとのこと。そしてヨーロッパに向かうのかと思えば、どうやらモロッコの下からモーリタニアという国に行きたいらしい。
理由はヨーロッパはビザ取得が難しいから・・・。
でもここの国境は砂漠です!空路しかありません。
空路は高いらしく、彼女は悩んでました。
ほんとにビザって重要なんだね。
どこでも簡単に行ける私って日本に感謝だわ。
彼女はアメリカの大学生で今はお休みらしい。
旅行資金は前の前の彼氏が超お金持ちでその人がくれたお金があるから、大丈夫って言ってました。
いいなぁ。
しかも私を見て22か23才くらいかと思ったらしく、実際の年齢を聞いてだいぶ驚いていたでございます。ははは~23歳だってよ。超うれしーー。
だから外国って好きよ。うーん実際の年齢は、とある節目まであと14週間を切りました・・・。恐ろしい・・・。

彼女は私を男を捜しにきたの??っても聞いてきました。
いやぁそんなつもりはなく・・・。そんなつもりあってもまぁそれはそれでいいけど・・。旅に出ると人恋しくなるのは確かであります。
日本じゃ強気でいる私でも誰かと一緒に旅したくなるのであります。
彼女は白人大好きでアメリカ人と絶対結婚してグリーンカードを取得するのよ。
グッドルッキングガイは最高よって!言ってました。
私は人種で判断するのはいやなので、誰でもクリーンでジェントルマンな人であればOKって言っておきました。
それを聞いてちょっと驚いたっぽい。

ここのホテルでアメリカ人40代男性にも会いましたが、彼が言うには女性が一人旅するなんてクレイジーだと。あっさり言われましたです。ハイ。
確かにそうかもしれません。
たしかに女性一人でいろんな国に来るなんて無防備で常識を知らない平和ボケの国の人が考える事かもしれません。
常識から外れたことしてるかもしれません。

ここ、モロッコではトイレはアラブ式と洋式の2種類あります。
洋式はご存知のとおり。でも便座なかったりしますが、上のタンクから出ているひもを引っ張って水を流します。
アラブ式はですね~。
むか~しの高速道路とかのトイレとかって、なんかやたらとでかい足置く場所があってそれに両足をそれぞれおいて...ってのがあったでしょ?
黒とベージュのやつ・・・。子供のころはちょっと怖かったあれ。
あれに近いですね。
あれのもーーっと小さいやつで足置く場所があって、あとは穴がありまして、そこの穴をめがける和式に近いですね。
そしてすぐそばに水オケか水道がありまして、その水を使用して自分で流すのであります。ハイ・・・。
伝わったかなぁ~。

モロッコに来たら砂漠で絶対ラクダに乗ってみようと心に決めていた私。
マラケシュからツアーが出ているだろうとの予想の元、ツアー会社を探し、申し込んでみました。
ツアーは私とフランス人女性2人。
マリ・ボルとマリ・フランセ。
まぁなんてフランス人っぽい名前なんでしょう・・。
彼女たちは英語が苦手だった。
ガイドと彼女たちはもちろんフランス語で会話する・・。
私のみ英語・・。
モロッコは当然のことながら、フランス人の観光客が多いです。
このツアー、人数が3人+ガイドというこじんまりとしたものなので、予定も時間もかなり適当です。

一日目、土壁でできた旧式の家に住む人々の村を訪れた後、ホテルで昼寝。
そしてその後ガイドの妹さんの家でお茶をご馳走になり、しばらく歓談・・。
そこのダンナさんは愛地球博で日本に来たらしく、日本はとーってもすばらしい国だったと言っていた。
ほかにもいろいろ言ってたけど、まったく言葉が通じないのでわからない・。
その後、ホテルに一泊。
この日、旧式の家の村とかで日本人女性を何人か見かけました。
でもお互いに日本人かも・・って思いつつ、声をかけません。
それが日本人です。
私も声かけません。かけてもどうしようもないから・・。
愛想笑いしてへぇ~ってな感じで終わるのが落ちです。
男性だったらかける!
おかしい??男の人の方が声かけやすいのです。
別に変な意味じゃなく。


ここの谷で1時間ほど、外で読書したりしてのんびりしていたら、現地の子供が近づいて着ました。
私は日記を書いていましたが、6歳くらいの子供はずーっと私の横にちょこんと座ってました。
なんかずーっと日記書いてるのも悪いなと思って、会話しようとトライしましたが、まったく通じず・・。
私がたまたま持っていたグミのお菓子をあげると少し遠慮がちに食べてくれました。
彼はしばらく黙ってましたが、急に立ち上がり、私にローズマリーの草を摘んで戻ってきました。
いい香りがするからということで、もってきてくれました。
私は香りを堪能したあと、彼にそれを返しました。
植物もらってもどうしようもないし・・、そこは観光地です。
もらった後にお金、お金!って言われる風景を何度も見ました。
それが嫌だったのです。
彼はしばらくしてから去っていき、お兄ちゃんを連れてきました。
私はおにいちゃんにももちろんグミを分けてあげました。
お兄ちゃんは草?で作ったラクダをプレゼントしてくれました。
(前回の記事に載せた写真です)
これもお金お金!って言われたら嫌だと思ったけど、もらうことにしました。
それを受け取ったら、彼らはニコニコして去って生きました。
うーん・・。彼らお金お金!って言わなかったです。
小さい方の彼のローズマリーももらって上げればよかったです。
ほんとうに私のやましい心が少年を傷つけてたらどうしよう・・・って思いました・・。ほんとうにごめんなさいって気持ちです。
彼らは普通の素直で純粋な少年でした。

そして次の日、移動して谷を訪れた後、念願のサハラ砂漠のキャメルトレッキングです。
モロッコの道路は「リッサニ」という町が最後です。それ以降は砂漠になります。
そこの町から30kmほど走ったところにあるホテルからスタートです。
ここのホテルまでたどりつくまで、車は砂に埋まるし、大変でした。みんなで車押しました。
道路{とは言っても一部しか舗装されてない)は砂で埋まり、雪かきならぬ、砂かきが必要だと感じました。

ははは~ラクダです!ラクダ!砂漠でございます!
やったね~。気分爽快!
夜5時頃からのトレッキングだったから、暑くないし。
聞こえるのは私の持っている水が揺れる音、風が砂をさらっていく音、ラクダの足が砂に入る音。
それだけです。
な~んにもな~んにもありません。
砂、空 以上。
そしてたっぷり2時間半ほどのトレッキングを堪能しました。
ガイドの少年が連れてきてくれたのはキャンプ地。
ここでキャンプ1泊です。

そこには少年(おそらく10代後半から20代と思う)4人がいました。
彼らは外国のいろんな国の人と会話するのが好きだからこのビジネスを4人で始めたと言ってました。
彼らはもともとは砂漠に住むベルベル人の家庭で育った少年たちです。
今は彼らの家族は街近くの集落に暮らしているとのこと。
彼らのもともとのオリジナルの言語はベルベル語で、アラビア語ともフランス語とも違います。
でも彼らは自力でアラビア語もフランス語も勉強したとのこと。
しかもこのビジネスを始めるために、英語もスペイン語もそれなりにマスターしてました。意思疎通には申し分ないレベル。
いやぁおそれいります・・・。
私はちゃんと学校に通っても英語、このレベル・・。スペイン語の学校にお金出して通ってもこのレベルです。
彼らはベルベル人の名物である、食べ物を作ってくれて(名前不明}夜には踊りと歌と太鼓を披露してくれました。
彼ら、最高ですね!
かっこいい!
ちゃんとビジネス成り立ってるもの。
3人の訪問者に対してホスト側は4人。
なんて贅沢な夜なんでしょう!!
明かりは月明かりで十分です。
彼らが言うには彼ら4人でマラケシュに以前旅行に行ったという。
でも「都会のマラケシュには何もなかった!何にもない!本当は4日滞在する予定だったけど、何もないから2日で帰って着ちゃったよ。ははは。。。ここにはすべてがあるって気づいたんだ。自分の好きな時に踊れて、好きな時に眠れて、好きな時に歌える。家族がいて、近所のおじさんおばさんもいてすべてここにある!!」って。
この言葉すっごくよくわかるんだ!
すごくよくわかる。
彼ら、眠る時も仲良く4人ならんで、眠る直前までキャハハと笑ってましたよ。
仲いいんだね。
素敵な夜でした。
夜、キャンプのテントで寝てもよかったんだが、せっかくだから、外で寝ようということになり、外に敷物敷いて寝ました。
まぁ風がある浜辺を想像してもらったらわかるけど、起きたら顔も頭も砂だらけ。
口の中も鼻の中も砂だらけ。
まぁそういう意味でもサハラ堪能ですね。

次の日の早朝、またラクダに乗って戻ってきました。
早朝の方が景色きれいだったな。
まぁそんな素敵なツアーでした。

それではまた。

モロッコ メクネスより2

2006-07-15 03:02:48 | 旅!旅!旅!
それではひさびさの写真です。
今回、パナマ運河の写真アップするの忘れました・・。
パナマ運河はまた今度。


パナマの伝統的な衣装、クナ族の衣装です。
アップリケみたいなのが背中にあって、ふくらはぎの部分にも何かまいてます。
ピンボケですいません。

ジブラルタル海峡です。


カタツムリ屋さんです。
スープ黒く、味があっておいしい!大好き!


マラケシュの街


これがマラケシュの屋台です。


何かと思ったみなさんすいません。
私の爆発中の頭です。
どうしようもありません・・。


1泊500円程度のホテルの内装です。
モロッコはきれいなタイルで有名な国で、内装もすべてタイルです。
あざやかでとっても素敵です。


オレンジジュース屋さんです。
おいしそうでしょ?
これがこの広場に30店ほどあって、はっきり言って並びすぎです。
同じ値段、同じつくり、ずらーーーーっと並んでます。
しかも全部オレンジ。たまにパイナップルとか作って見ればいいのに・・・とか思ってしまいます。


砂漠ツアーでの砂漠です。
空と砂です。
この話はまた今度。


アトラス山脈のテドラゴージ?という谷です。


ある素敵な贈り物です。
この話はまた今度。


砂漠地方の民族、ベルベル人の少年たちです。
彼らと出会えてほんとによかった!
この2泊3日のツアーに参加してほんとによかったと思うのであります。
その素敵な話はまた今度。

私のお気に入りの1枚です。
砂漠とラクダと月。早朝です。


ラクダ達であります。


なーんにもありません。
空と砂 以上です。

モロッコ メクネスより

2006-07-15 02:43:03 | 旅!旅!旅!
いやぁーまたまたIME入れちゃいました。成功!やった・・!
いろんな所のネットカフェ行くけど、たいていはXPです。
それに結構早い!ありがたや~。

そうそう、ここはフランス語とアラビア語がメインです。
はっきり言ってさっぱりわからん・・・。
まったくコミュニケーション無理です。
まぁそれが楽しかったりするんだけど。

ここはモロッコのメクネスというところです。
近くにユネスコ世界遺産の何かがあります。
建物?かな??
Lonly Planet(英語版ガイドブック)で写真をチラリと見たがあんまり興味わかないんだよね。
一度みておくべきか・・・。見なくてもよいものか悩む・・。
興味はないが、近くにいる。
これは見ておくべき??
どう思いますでしょうか?
知床が世界遺産になったらしいですが、知床は世界遺産になってなくても行ってみたい。
でもここは??

さっき、市場で6つのスモモと豆とオレンジジュースを買って歩いていたら、おじさんたちが、たくさん木陰で休んでいたので、私もそこに座ってすももかじってました。
朝ごはんです。
座る時に木陰のおじさんたちがたくさんこっちを見てたけど、まぁジロジロ見られるのは慣れっこだし、だから見てるんだろうと・・・。
そしたら、違ってタクシーの待合所みたいな場所でした。
おじさんたちやファミリーがどんどんタクシーに乗っていきます。
でもそこは建物も何もないし、ただの大きな木の下です。
タクシー手配のおじさんが私にどこに行くんだ?と聞いてきましたが{たぶん・・}いやいや、これ食べてるから・・・と言うとそうかそうか・・ゆっくり食べなさいってな具合で、他のおじさんたちもそうかそうか!ってな感じで私を見てニコニコ。
知らないおじさんが私はやせすぎてるからと言って小さなりんご1個をプレゼントしてくれました。
こういうところです。モロッコは!
ちなみにタクシー手配のおじさんはよくわからないが、蛍光色のベスト着てます。
日本で言うと工事現場の人が夜でも車からわかるように着るあれです。
工事現場の前で棒を振っている人が着ているあれであります。
それがタクシー手配のおじさんであります。

そうそう、前回書いたタンジェールでの夜。
たまたま金曜日だったせいか夜中でもコーラン2回ほど大音響で流れまして。
(イスラム教では金曜が日曜みたいなお休みの日でお祈りの日)
なので眠れず・・。
寝台車(とは言っても私が乗ったのは普通のいすの席。節約のため)では前回書いたようにかわいいキャピキャピの子たちと軍人のおじさんでこれもまたあまり眠れず・・。

そうそう、タンジェールで外見ではどうみても東アジア人の女の子2人と男の人1人のグループにレストランで会いました。彼らが話してるのは英語。
いやー流暢な英語だ・・。東アジアの人もなかなかやるものだ・・と思ってたら、彼らは3人ともカナダ人。
やっぱり人をみかけで判断する時代は終わったなと思うのであります。
でも彼らもタンジェールの街を歩いていると「こんにちは!さよなら!ありがと!」など日本人だと思われて、いっぱい話しかけてくるそうで・・。
「日本人っていっぱいモロッコに来てるんだね~。歩いていたらいっぱい日本語で声かけられるよ・・」ってかなり迷惑そうでした。
なんとなく、申し訳ない気分。

話は戻ってマラケシュについたのであります。
いやぁマラケシュについて心は晴れ晴れ!なんとなく。
いろんな街に行くけど、第一印象がいい場所って絶対結構いい街だったりするんだな。
タクシーのおじさんがとても親切だったし、誰もホテル探してあげるよって近寄って来ないし。こんにちは~とかジャポネ、ジャポネとかは言ってくるけどね。
荷物持ってあるいていると、おじさんが「ガンバレ!ガンバレ!」って小声て言ってました。ちょっとウケる!
マラケシュの夜の屋台で「安い!うまい!おいしいよ!」って誘われて、ノーノーって言ってるのに、去り際に「ミヤ~サコデス!」とか言われるとウケる。
屋台でオレンジジュース絞って売ってます。
一杯35円ほどです。これめちゃめちゃおいしいです!
毎日3杯ほど飲んでました。
実はタンジェールからなんとなく気分ゲンナリで食欲不振で寝不足だし、ちょっとやばい!って思ってましたが、マラケシュは屋台の料理うますぎです。
屋台ではオレンジジュースはもちろんのこと、サラダ、ナス焼き、魚のフライ、イカのフライ、えびの素揚げなど、日本人には絶対合う食事ばかりで、私の食欲は倍増しました。
この3ヶ月間の中米を含む街で一番食事はおいしい!安い!
オリーブは日本だとオイル漬け?くらいしかないけど、こっちはもっといろんな味があって、野菜付けとかもあって、漬物みたいな感覚でほんとにおいしい!
帰ったら作ってみたいわ。オリーブ大好きなんだ。
ここはモロッコでも内陸の方なんだけど、シーフードがあるってなぜなんだろう??って思います。
そして貝のゴロ煮?というのかイカのゴロ煮ってあるじゃないですか!スープがなんとなく黒いの。あれの貝バージョンだ!と思って、久々の貝!!って思って貝好きな私は飛びつきましたがほんとにうまい!
おわんに2杯も食べちゃいました。
ほんとにおいしかった。

でも次の日、ホテルで出会ったインドネシアの女の子と一緒にその貝を食べに行ったら、彼女はスネイル(かたつむり)だと言う。絶対スネイルだ!と。
そういえばそういう気もする。形が貝ではなく、カタツムリのような気もしてきた・・。
おじさんに聞いてみたら、やっぱりカタツムリ!だった・・。
貝かと思ってたんだけど・・。
でもほんとにおいしかったです。
マラケシュに行ったら、オレンジジュース、カタツムリ、フライ、オリーブは欠かせません。行く方は食べてください。

ここのホテルたまたま隣だったインドネシアの女の子。
彼女はトルコから中東を抜けてモロッコまでやってきたらしい。
彼女に聞くとインドネシアはヨーロッパの国々までビザが必要らしい。
ヨーロッパのイミグレーションで、どこに泊まるとかどういう日程でとか色々聞かれるらしいので、だからヨーロッパは嫌らしい。
私、そんな風にどこに泊まるかとか根掘り葉掘り聞かれたことなんてない。
ビザが必要な国も過去に2つほどあったけど、それもただの紙に記入しての単純なペーパワークで、まったくもって苦労したことなんてない。
何の目的かなんて聞かれたことない。
日本てすごい国なんだなと思う。いろんな国に対して信頼があるというかなんというか・・。そういう風にはたらき掛ける?努力をしている外務省の人とかがいるわけで。よくわからないんだけど。
でもすごいことだわ。

それではまた。

モロッコ マラケシュより3

2006-07-10 21:59:36 | 旅!旅!旅!
タンジェールの路地で変なおじさんに付きまとわれ、耳元でマッサージ、マッサージってささやかれ、その後2時間私は人ごみの中をうろうろして、おじおさんを撒こうと思いましたが、おじさんもしつこく、結局親切なレストランの主人にかくまってもらったこともありました。
もうねぇ・・。そういうことがほんと疲れます。
歩いていても警戒ばっかりで、楽しくないです!!
もう気分どん底です

タンジェールで出会った日本人カップルと夜ご飯を食べながら少しお話をしました。
彼ら2人で旅行だからだと思うんだけど、のんびりさが違います!
私みたくキーーーッ!って気持ち張ってません。
私も本来のんびり、のほほんとしてる方だとは思うんだけど、
女一人旅だと、どうしても少し警戒しなくてはならないし、彼らはきちんと旅を楽しんでます。
私、ほんのちょっと楽しんでますって感じ。
私にはその余裕が今足りません。
楽しむことを忘れて、ひたすら、マドリードに帰るまでの工程を考えて、ひたすら遂行するのみ。みたいな感じで余裕がありません。
私も少し、のんびりと気を落ち着けなくちゃなぁと少し彼らののんびりさに触れて楽になりました。


次の日、行き先を決めてなかったので、バスのターミナルに時刻表を見に行く時、一人のおじさんが声をかけてきました。
「どっからきたの? 僕はスペイン行きの船の船乗りで今日はお休みなんだ。バスターミナルはあっちだよ」と教えてくれました。
そんでバスターミナルで時刻表見て、暇なのでカフェでコーヒーを飲んでたら、2時間後またそのおじさん通過。
「やぁ」ってな感じで挨拶して、その後私はガイドブックをゲットするために、船のチケット売り場へ。
誰も来ないので、近くに座っていたら、またそのおじさん登場。
「何してるの?どこに行くか決めたの?」
「マラケシュに行く」と行ったら、バスより絶対寝台車の方がいいと勧められ、駅はすぐ近くだから案内してあげると言ってくれたので、ついていきました。
しかしこの駅全然近くありません。歩いて30分はかかります。
そこで気づいたのですが、おじさん、私の肩を抱いたり、手を握ったり・・・。
なんか怪しいです。
それに夜食事は何食べたい?とか、完全に見返り目当てです。
もう・・・。またです。こういうの。全く気分どん底です。
別に警戒してなかったわけじゃありません。
3回も現れたのもおじさんの計算だったとは考えたくありません。
ほんとにおじさん船乗りらしいし、免許証見せてくれたし、疑いたくない・・。
でももしかしたら、そういう見返り目当てだったのかもしれません。
ほんと、疲れる・・。もう嫌だ・・って気分最悪でした。
まぁ日本人の友達とマラケシュに行くからその子と相談するってうそついて、その場はなんとかおじさんと一緒に過ごさなくてよくなりました。
でもこれを断るのも結構大変だった。
親切なおじさんだと思ってついていった私が悪いのかなんなのか・・。

夜になって、おじさんの勧めた寝台車に乗りました。
コンパートメントに分かれてて、私は現地の若い学生の女の子たちと一緒になりました。
こちらの女性はなんか笑顔もなく、怒ったような表情でヒソヒソ話しながら街を歩いているというのが私の印象でしたが、やっぱり若い子は若い子です。
ヒジョーにキャピキャピしてます。
言葉は通じないけど、街を歩いている人たちの印象とは違って、キャーキャー、笑ったり、手をたたいたり、ほんとに普通の女の子たちでした。
私はなぜマラケシュに行くのか聞かれましたが、彼女たちは私の家族がマラケシュにいるんじゃないかと思ったらしく、私の家族は日本にいて、私は一人でマラケシュに行くと言ったら、なんかポカーンとしてて、あまり理解できないようだった。
一人旅ってのが理解できなかったのかも。
そうなんです。普通の子は女の子が遠い国で一人旅なんてなぜそんなことしてるのか、なんのためにしてるのか、その国に生まれ育ってあまり外国のことを知らなかったら私の状況なんか全く理解できないかも・・。
そういう純粋な?子もたくさんいるんだって思ってやっぱりこの国に来てよかった!って思いました。なんかいやなことばっかりだったので・・。
そして彼女達はたくさん歌を歌ってくれました。
アラブ調のリズムでインドっぽいというか、ほんとにきれいな声でリズムが独特でとーーーっても印象的でした。
彼女達は途中の駅で降りていきました。

次に私の乗っているコンパートメントに入ってきたのはモロッコ人のおじさんで、軍人らしい。
おじさんフランス語しかしゃべれないからほとんどわからないけど、
日本はタフだと言っているらしく、爆弾がどうのこの・・・。と言ってました。
テポドンの話かと思ったら、第2次世界大戦の時の話でした・・。
そのおじさんと会話がなりたたないまま、しばらくなんとかコミュニケーションをとってましたが、そのおじさんも最終的にはマラケシュに宿をとってあるから、一緒に泊まらないかと行ってきました。
あやうく言葉わからないから、「うん」って言ってしまうところでした。
危ない、危ない・・。
もう疲れます。そういうことなしでお話することってできないものかしらね。
せっかくお話してても嫌な結末になるのが嫌です。
私にスキがあるのでしょうか?

もうこれ以上、一人旅なんてゼーーッタイ言いません。
友達と来てるって今は言ってます。
今は偽の結婚指輪探してます。

マラケシュについてからの話はまた今度。
とは言っても自分の記録のために書いているようなものだ。ははは・・。
明日、もうマラケシュを離れます。
そして念願のサハラ砂漠へ・・・・!!
観光地見学で1泊&ラクダに乗ってサハラ砂漠にて日の出、日の入りを見ながら1泊ツアーに出かけてきます。
みなさん7月のモロッコ超暑い!と思うでしょ?
でもそうでもないんだな。
確かにあついけど、からっとしてるから大丈夫。
パナマの方が湿度高くて暑かった。
ガイドブックには7月、8月は行っちゃダメって書いてあるかもしれないけど、まぁ今に関してはそうでもないと思われる・・。

それではまた。

モロッコ マラケシュより2

2006-07-10 00:49:59 | 旅!旅!旅!
世界地図しか持ってない私・・。
スペインのページ見てもでかすぎです!

宿を8時頃出て、地下鉄の地図見たら、街のど真ん中(ちょうど空港と街の中心部を結ぶ需要な路線)が工事中です。
なぜこんなところが今更工事中なのか・・って思ったんですが、そう思い出しました。
前に爆破事件があったじゃないですか・・あれです。
そうか、そうだった・・とあらためて思いました

大きな鉄道の駅に向かったわけですが、
私の目的地アルヘシラスというスペインの末端の町まで電車でどう行くのか・・。
近距離切符買う場所で「アルヘシラス」って行ったら周りの人に白い目で見られまして・・。
まぁ遠距離切符買う場所を聞いて切符買って、9時半の電車で途中の駅で2時間半ほど待ち時間はあるものの、夜の6時半には着くらしいです。
日本では東京から下北半島まで行くくらいのものかしらね。
まぁ、ここでも子供が元気で眠れず・・。
ほんとね~外国の子供はみんな元気だね。
しかも子供の数が多い!スペインでも多い~!!って思った。
日本の新幹線は夏休みでもない限り、ビジネスで移動するおじさん達でいっぱいです。静かです。まぁ夜の新幹線はビール片手に乗るおじさんたちでいっぱいですが。その電車はママと子供でびっしりです。
ビジネスマンいません。ちょっとびっくり。

途中の乗り継ぎの駅でパンをかじり、ベンチで爆睡!
私の相棒、荷物君は頼りがいがあるなぁ。
あるときは私の椅子になり、ある時は私を寄りかからせて眠らせてくれる。
私のよき相棒です。
マドリードの駅にいた時から頭に布を被ったどうみてもイスラム系の家族がいたので、彼らもアルヘシラスに行くものと踏み、駅のホームがわからなかったんだけど、ついていったら、正解でした!

次の電車でも相棒を抱え、爆睡!
アルヘシラスに着いて、適当に歩いていたら、安宿街に出くわして、なんとか12ユーロの窓付き、明るい部屋をゲットできました。
そうそう、その日やることは、船着場の場所、チケットの販売所を見つけること。
モロッコのガイドブックをモロッコ帰りの旅行者に声をかけて、なんとか安く、もしくはタダで手に入れることです。

船着き場は船が見える方向にズンズン歩いていったら、ありました。
次はそこら辺の旅行者に声をかけて、ガイドブックを・・と思って、手当たり次第声をかけたが、日帰り旅行者だったり、すでに捨てていたりで、ゲットできず・・。
まぁなんとかなるさってな感じで宿の近くでご飯を食べたのですが、
おじさん、いろいろ出してくれたはいいが、食べ切れません。
クスクスというモロッコ料理で魚のフライと野菜が同じお皿にのってて、日本人だと言ったら、黄色いサフランの味がついたご飯とかパンとかスープとかいろいろ出されて食べるの大変でした。(ほんとうはスペイン料理が食べたかったのだが、しょうがない・・}
客は私一人だったからかな・・?
私が食べているとそこのおじさんの友達がやってきて、レストランのテーブルでチェスを始めました。
時々口論になりながらも何度も何度もなかよく、チェスやっています。
明るいシンプルなアットホームなレストランの店内でチェスをやるおじさん2人。
うーん私がスペイン映画でよく見る風景そのものです。
日本はエコノミーがグッドだから、物価高いんでしょ??なんて言われますが、私としてはユーロってとっても高いと思うんですが・・。
そこでの食事は飲み物、食べ物で7ユーロ。マドリードで食べたサラダとジュースで15ユーロ!(高い!)たいして安くないと思うんです。

疲れたからもう1晩アルヘシラスに滞在しようかどうか迷ったけど、することないので、ゆっくり寝たあとに次の日の9時頃宿を出て、船着き場で10時の切符を買いました。

そこからが長い!
切符の販売所から実際の船まで結構歩かされました。
しかも場所が超わかりにくい!大きな客船が何隻も留ってるので自分の船を探しにいったりきたり・・。
私は渡し舟みたいなボートでもよかったんだが、それはないといわれ、車も何十台も積めるような大きな客船しかありませんでした。
中米の渡し舟感覚でいた私はちょっとがっかり・・。

しかもイミグレーションに長蛇の列!
私の船出発まで20分しかないのに、ありえません!この列・・。
まぁでもしょうがないので列に並びました。
イミグレーション終わってすでに10時は過ぎてます。
チケット売り場のおじさんこの長蛇の列なんだから10時の切符なんて売るなよ~。って思ったけど、まぁなんとかのれるでしょ!って思って行ってみました。
切符を切るお姉さんにこの切符はイミグレーションの外で交換が必要です!って言われて、マジで??
イミグレーションの外って??
もうスペイン出ちゃったことになってるし・・。
イミグレーションの人に話したら、すぐOKって言われて、イミグレーション逆行!
ありえないです。普通・・・。しかも誰も私についてきません。
この融通さいいのか、悪いのか・・。まぁ私にとってはいいんだけど・・。

まぁなんとか切符交換して何も言われなかったけど11時の船に乗りました。
ジャジャーン!ジブラルタル海峡です。初の海での国境越え。ちょっと楽しみでした。
ジブラルタル海峡と言えば、インディージョーンズの音楽とともに、風雲たけし城のあのバレーボル発射して、なんとかよけてつり橋わたるあれですよね・・?
それしかわからないけど・・。なんであれがジブラルタルなんだ??

船は1時間30分で着くって書いてありました。切符に。
でも2時間たっても3時間たっても船着きません・・。
大陸は見えているものの、船が着く様子がありません。
私違う船に乗ってしまったのかしら??
方位磁石でどこに向かってるのか確かめました。
南。以上。
南に向かっていることは確かだが、いったいどこへ・・?
まぁ3時間30分くらい後にやっとつきました。
時差が2時間あるので差し引くと1時間30分。
そういうことなのかなぁ??

まぁ無事タンジェールというモロッコ側の街に着きました。
船を下りる時に日本人らしき若いカップルを発見。
でも最近の私、あまりむやみやたらに声をかけないようにしてます。
日本人だと思ったら、違う場合も多々あるので・・
でも、カップルは日本語で話しをしていたので、日本人だとわかりました。
その人たちが言うにはモロッコ側のイミグレーションは船内で済ませるらしい。
うーん。私済ませてないので、船を下りることができず、警察に船内に戻されました・・。
そして船内の警察にスタンプもらうんだけど、誰が警察かわからず・・。
そしたら、同じ境遇らしきスタンプ待ちの3人を発見。
オーストラリア人のカップルと東洋人らしき若い男の人。
英語で会話してましたが、どうやら、彼は日本人らしい。
おぉぉぉすばらしく流暢な英語です。へぇ~。きっと彼は留学とかしてたのかしらねぇ。なんて思ったけど、でもそうではないらしい。
アメリカンスクールにずーっと通っていて、日本に住んでるらしい。
その人の日本語、ちょっと難しい・・。
日本に住んでる日本人ぽくないんだなぁ・・。
彼は日本にずーっと住んでる日本人だけど、日本語が難しくて、苦手らしい。
へぇぇ~~!よっぽど周りに日本語だけっていう環境がいままでなかったのねぇきっと。
日本に住んでいながら、日本語苦手ってよっぽど特異な環境だよ。きっと。
そんな人もいるのねぇってちょっと面白かった。
船内のふつーの服着たおじさんにスタンプもらって、やっと船外に出れました。

船の外では日本人3人とも待っていてくれました。
さすが日本人!ありがと。
4人で宿探して、それぞれ別々の場所に泊まりました。
ここでの宿は50dh。約5ユーロ。650円です。
やっぱり疲れたけど、タンジェールに来て正解です。宿安い・・。

タンジェールは港町だけど、結構人口多い町。
一気にイスラムの雰囲気漂います。
ただし、宿探すときに少年に声をかけられ、宿を紹介すると言ってきました。
ノーノーと言ってるのに、勝手についてきます。
かなりうざいです。彼がついてくると、宿の値段聞いても高いのです。
もう強行手段です。ついてこないで!!って何度言っても聞きません。
そして最終的にはマッサージいくらだ??って言われました!!
もうほーーーんと嫌です。そういうの・・。
彼の肩を3回ほどおもいっきり突き飛ばし、やっと離れていってくれました。
もう一気に疲れが出て、この国が嫌になりました。
パナマに帰りたい・・。と思って悲しくなりました。{なぜかパナマ・・・??}

道端では歩いていると、ジャパニーズ、こんにちは、さよなら。などほーんとうるさいです。来る前から覚悟は一応してました。
エジプト行ったときも待ち行く人が声かけてきて、交わすの大変だったし・・。
前回は友達といたからいいけど、今回は1人。
1人で来たこと、女一人旅であることが悲しくなりました。
だって1人でいると、バスの時間、バスの場所、バスでとなりになった人がたまたま変な親父だったらどうしよう??とか、お金、夕飯の場所、ちょっとトイレに行く時でもおおきな荷物付き。とにかく、そういうことを気にしながら、キーーーーッって気持ちを張って、待ち行く人にジロジロ見られながら、歩くのが嫌です。そこまで私強くないんだな。
ほんとに1人旅が嫌になりました。
周りに旅行者はいっぱいいますが、中米でもモロッコもですが、女の人一人で旅してる人見かけません・・。(スペインでは数人見た。)

ほんと街の人たちが声をかけてくるの、嫌というかつらいです。
日本人ってだったら何なの??って思います。
無視が一番いいのか、どうしたらいいのか。
無視って楽だけど、つらい。
こんなことに心痛めてたら、旅続けられないけど、私はどうしてもそこまで非情?になれないんだな。ニコニコしちゃう典型的日本人。
それじゃだめだと思っても、なんかキーーーって顔しかめてなくちゃいけないのが疲れました。そんなことしても楽しくないもの。
だからといって、相手にするわけにもいかないし。
私はこの国を旅行させてもらってる立場。いいことだけを思い出にして帰りたいと思ってもダメなんでしょうか?

モロッコ マラケシュより

2006-07-08 20:55:31 | 旅!旅!旅!
無事モロッコについて、しかもモロッコの奥の方のマラケシュに着いたでございます。

いやぁ~いろいろあって、毎日気分の浮き沈みが激しく最近移動ばっかなんでかなり疲れ気味であります。やっと目的地についたことなので、疲れを取るために2泊くらいはしようかな?と思っているところです。

もう二度とエアーマ○リードは予約しません!!パナマからマドリード間はそれで来たんだが、飛行機6時間遅れで夜中の2時半出発ってどういうことよ!!
眠いし、だるいし、おまけに搭乗口の案内が不足だし、搭乗口が人によって違っててすごい距離をいったりきたりさせられました。
「飛行機遅れた場合は搭乗口近くのレストランは全部8ドルで食べれます」とか言ってたくせに!レストラン1個しかないし、8ドルなんて私の一日の生活費と同じくらいだしよる9時には閉店したわよ!
飲まず食わずですることないし、ヘトヘトでした。
スペインっ子は元気です!飛行機内でも寝せてくれませんでした。

マドリード着がお昼の12時予定が夜の7時過ぎ、手続き済ませて、荷物受け取って両替してなんてやってたら8時過ぎで、もう嫌になりました。
でもマドリードは今夏です!夜の10時くらいまでは普通に明るい!
助かりました!重い荷物背負って暗い中の宿探しはすっごい不安だったのですが、明るかったからよかった!
でもなんでヨーロッパってそんなに明るいんでしょう??
マドリードは北緯40度ちょっと。
札幌は北緯43度です。同じ位なのになぁ。札幌はそんなに明るくないような気がする。
夜8時から花火大会とかできるし・・。
誰かなぜヨーロッパが明るいかご存知の方いたら、教えてください。

さてマドリード地図も何もないから、ホテル街がどこにあるかもわからず・・。
電車の路線図を見たら山の手線みたいな環状線があって、南側に大きな鉄道の駅があった。
なので、勝手にこれを品川と置き換えると・・・。安宿は大森当たりかな・・?と
勝手に想像して行って見た。
だけど、行けども行けども宿は見つからず、道行く人に聞いてもわからないらしい。
これは困った・・。夜の10時頃
道端に座ってたファンキーな兄ちゃんがsolという中心地に行くべきだと教えてくれて夜の地下鉄怖いけどがんばって行ってみたら、街は渋谷みたいな雰囲気、でホテルや宿がいっぱいあった!街はきれいな建物がいっぱいで、コロニアル調?というのかまぁヨーロッパっぽい建物がたくさんあったが、全然興味がわかなかった。
疲れてたし、荷物重いし・・。
やっと15ユーロの男女混合ドミを見つけて、11時ころやっとサラダだけ食べれて
一晩泊まった。

しかーし!そこは渋谷。
若者が夜超うるさいし、2段ベッドの下に寝てる韓国娘が夜中の3時頃洗濯を始めた!パンパンたたいて干すし、周りの私たちはいい迷惑です!
信じられん・・。うるさい!
ってことで、朝8時前に宿出ました。

そうそう、スペインのスペイン語は中米とはなんか全く違う!全く何言ってるかわからず、でもこっちの言ってることは通じてるらしい。
右も左もわからないスペインだったけど、言葉が少しでも通じたから、やっていけた!
私の目的モロッコの近くの国がスペインでスペイン語通じて(当たり前だけど)ほんとに私ラッキーだわと思った。それじゃなきゃ行けないところだなぁと思った。

この後もハードスケジュールで眠れない日々が続くわけですが、
ほんとに今眠いし、洗濯しないといけないので、宿に戻ってまた昼寝の後に書きます。

それでは。