気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

長崎のピカソ、田川憲

2022-12-04 18:50:42 | 旅行

2日金曜日に長崎県美術館のピカソ展を見に行った。イスラエル博物館の作品なので、まず見に行けないし。午前中に出発する予定だったけど、相方が前日夜に歯の詰め物が取れて、急遽朝一で歯医者へ。

仮の詰め物入れてもらってやれやれ、なんだかんだで昼過ぎ出発。一泊させてもらう相方の姉さんに今出発と電話を入れて高速へ向かった。

長崎まで約半分の距離の大村パーキングで休憩。長崎県に来ると景色も暖かいよね。

長崎市内の姉の家に着いて一休み、一緒に美術館へ。

 

版画が中心のコレクション、ピカソ、やっぱり天才、上手い。版画もいろいろな方法を試しながら面白い作品を生み出している、たくさんの女性を愛し、喜び苦しみ、そして作品へ。このエネルギーは古今東西ピカイチ。好きだなあ。

一緒に来た姉は先に出て待っていた。それから近くの田川憲のギャラリーへ。甥ががんばって、全国には知られていない憲の仕事のすばらしさを世に広げるためにほかの仕事の合間に講演や、資料、親族からゆだねられた膨大な作品群の研究に没頭している。出島の古いビルを間借りしているので、他県から大学の先生やいろんなジャンルの人が訪れて知り合いもだんだん増えてきて。もっと知られるべき長崎の宝なのだ。ワタシの好きな金子光晴と交流があって挿絵の仕事もいろいろ。堀口大学も。憲の亡くなった長男(姉の夫)さんもなかなか面白い人で、訪ねるとすぐワタシとケンカ?になって。でも、「堀口大学は良か人よ。」なんて言ってた。甥がじいちゃんの研究をするとは本人はもとより親族誰も思わなかったし、でも、風貌がそっくりだし、縁なんだろうな。日曜美術館に取り上げてしかるべき芸術家だと思う。姉の家に夜仕事帰りに夫婦で来て、憲のことを熱心に語った。

吉宗の茶わん蒸しを出前とってくれた。美味しいよねえ♪昔から変わらず。姉が炊いた大豆と大根も美味しかった。

翌日相方は姉の車のメンテナンスと掃除、そのほかテレビの不具合、などなどいっぱい仕事して。そのことを帰宅した晩に母に電話で言うと、「で、あなたは掃除でもした?」「まさか!(掃除整理整頓は苦手)しゃべって持って行ったラッパ吹いただけ。」へへへ。たまには人に聞かせたらと相方が言うからサックス車に積んでいった。甥夫婦が来た夜は疲れて音もヘロヘロだったけど、翌日午前中に吹いていたら、姉が、いい音した、昨日は音がかすれとった、と。疲れるとダメだもん。

帰りは長崎のいつも行ってた中華料理店で昼食だったけど、店主のおばさんが亡くなって、具が少なくなったし、イマイチ、もう来ることはないねと言う結論。

西海橋方面から山の方、佐賀県の県境近い世知原へ。もとの西海橋は補修中、そりゃそうだ、ワタシが小学校の修学旅行で行った時はできたばかり?で、青い海にピンクの橋がかかって、そりゃあきれいだった。夢にも出てきたくらい。写真は有料道路が走る新西海橋。

山あいの町世知原へ。何年も前、温泉に入ってお茶を買ってきたことがある。小さな石橋がいくつかあって、風情のあるところ、気になっていた。夕方になったので、直売所にすべり込み、えらい元気のいい野菜、豆類、世知原茶を買ってどんどん山を下って佐賀県へ。次回はゆっくり温泉入って歩きたい。

長崎県は山に隔てられ、山越えばかり、だから鎖国の時に閉じ込めたんだな。海からはいいけど地上を越すのは半端ない。佐賀県はのどかな平野続き、農業県。ちょっと隣県に行くだけでいろいろ考えさせられるね。

家での夕飯は買っておいたホッケ。油乗って旨かった!

 

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