気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

太良町へ、ちょい山登りも。

2021-07-01 21:58:14 | 生物、自然

 

29日太良町の竹崎カニを食べに、佐賀県の補助が出る一泊旅へ出かけた。

晴天のドライブ日和。せっかくの遠出(長崎県に近い)だから、ついでに山歩きでも、と調べて近くの多良岳に行くことに。登山口のあるキャンプ場に向かうと工事中で通行止め!せっかく登山靴も用意したのに。道路脇に関係車両が数台止まってる。ちょうど来たばかりの人に相方が声をかけたら、親切に行き方を教えてくれた。工事車両の横を通って橋のそばに車を停めたらそこから遊歩道を通ってキャンプ場まで行けるらしい。長い距離じゃないので行ってみようと準備して歩きだした。人が通った形跡はなく、拾った木の枝でクモの巣払いながら、マムシが出ないように草を払いながら、いい感じの山歩き♪

途中大雨で流れたらしい個所や、崩れたとこもあったけど、ガクアジサイやいろんな花も見れて、足元からは小さいカエルがピョンピョン逃げる。1cm~3cmくらいの、色は褐色や黄色(オレンジぽい)のもいた。沢伝いの道で石、岩もゴロゴロ。1時間あまりでキャンプ場。

工事が終わるまでキャンプ場は閉鎖だけど、湿気が多く、気温も高くてけっこう汗かいたので、トイレ(新しくてきれい)の洗面所で顔洗ってさっぱり。赤い鳥居のとこから多良岳に登れるようだ。今回はここまで。お茶と煎餅で一休みしてからもと来た道を車まで戻った。

それから温泉宿へ。干潟の景色。

大きい施設じゃないのでゆったり。ほかに2組の夫婦。

温泉で汗を流してからいよいよカニ御膳♪ワタシら、カニはそんなに進んで食べないので(前に住んでた北海道の毛ガニ1,2回?)食べ方を仲居さんに教えてもらってハサミなんかで1時間くらい格闘して完食。旨かったよ。ワタシは面倒だからもうこれでいいや。カニシュウマイ、カニ天ぷら、とカニ尽くし。ほかに刺身とエビ、とろろはサクサクの小口切り?が入ってて美味しい。茶碗蒸しもなかなか。あとからサザエとクチゾコ(舌平目)の煮付け。鍋は佐賀牛と玉ネギ、シメジなど。締めはカニ雑炊。旨いけど、3口ぐらいでギブアップ。四つん這いになりそうなくらい食べたよ。翌朝はみそ汁がカニだった。

部屋の窓からの景色。遠くに雲仙も見える。朝はにぎやかな小鳥(ウグイス、なんか、今まで聞いたのと微妙に違う、方言かも?)の声で目覚め。

温泉は露天とサウナは閉まってたけど、お湯は良かった。チェックアウトしてから歩いて数分の城跡の展望台へ。しかし風が無くて暑い。上の展望台に上がると風が通って涼しい。トンビが悠々と舞っている。有明海ぐるり。

展望台周辺は公園になってて、海側に下りる道を見つけて下りてみた。足元の階段を大きな黒っぽいフナムシがささっと逃げる。

こんもり茂った公園下の木陰で漁師のおばさんが網の手入れをしているので、少し話しして。破れた網を外して新しいのに替える作業。昼に網を下ろして夜引き上げるとか。相方が「網下ろすとこは誰のところとか、畑みたいに場所、決まってるんですか?」「いやいや、長崎県との境はあるけど、ここらへんが良かかなーちゅうとこに仕掛ける。」なんて、面白かった。

県のクーポン券が二人分4千円分あるので、道の駅で野菜やみそ、和菓子、それに竹馬まで買った。多良岳方面の山の湧水場に上がって旨い水も汲んで帰る。

こんな潜水具店の看板が。帰る途中の寄り道は旧長崎街道の肥前浜宿。

古い建物がずらり、写真撮ったり、ここは造り酒屋が並ぶ観光地だけど、コロナで人はまばら。相方は日本酒一本買った。しかし、有明海側は風が無いし、蒸し暑いなあ。同じ県でも北の玄海灘側とまったく気候が違う。

所によって水田の伸び具合が違う。左奥に古墳が見えたので撮ってみた。

久しぶりのドライブ旅、家に帰ってきたらやっぱり海からの北風が吹いて涼しかった。

 

 

コメント
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