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プラージュ

2020-12-17 23:13:03 | ☆カツ日記☆
   『プラージュ』 誉田哲也


覚醒剤で逮捕歴のある主人公・貴生。

仕事も友達も住む場所も失った彼がたどり着いたのが蒲田にある「家賃5万円、掃除交代制、仕切りはカーテンのみ、ただし美味しい食事付き」のシェアハウス“プラージュ”だった。

だがそこの住人は皆訳アリばかりのようで・・・


プラージュとはフランス語で「海辺」。

海と陸との境界線。

男と女、善と悪、真実と嘘、愛と憎しみ、そして罪と赦しの境界線。

心に傷を持つ住人たちが、しかしこのプラージュで少しずつ変わっていき、前に進み出す。

とても面白く、そして勇気づけられる、心の琴線が揺さぶられる1冊。







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