☆カツハウス☆

すべり知らず?
カツハウスです。

「光」と「陰」

2006-08-30 19:20:08 | ☆カツ日記☆
最近読んだ本に、安部司著「食品の裏側」(東洋経済新報社)というのがあります。

食品添加物についていろいろと書いてくれているのですが、単に添加物の説明だけにとどまらず食品製造の舞台裏を実にわかりやすく教えてくれています。

まぁ僕はもともとそういった類の話に興味があったので知ってることもいくつかはありましたが、初めて知って衝撃を受けた事実も多くありました。

はっきりいって読んでて怖くなりました


昔からスーパーで買い物をするときでも僕はかならずラベルに書いてある原材料をチェックしますそしてなるべく余計な添加物の入っていないものを選ぶようにしています。少々高くてもね。

もちろん、醤油やみりん、塩などの調味料にも気をつかっています。

中にはラベルを見てもどれが添加物かよくわかんないって人がいるかと思います。

この本にこう書いてありました。

「台所にないもの=食品添加物」だと。
ph調整剤や乳化剤、酸化防止剤なんか台所には置いてませんから

ただ著者も言ってましたが、現代社会において添加物を一切摂らずに生活していくことは不可能だと思います。

それに、添加物による恩恵(便利、手軽さ、低価格etc)も受けているのもまた事実。

著者いわく「光」と「陰」の両方を受け止めないといけないと。

だから、たまにはコンビニでお弁当やパンを買ったり、カップラーメンを食べるのもいいと思います。

ただ、それが生活のベースになるのはいろんな面で危険だと思います。

ぼくがせっせと自炊しているのも体を気遣ってのことなんです。


この本には、食品に対する著者の熱い思いが書かれています。僕的にはすごく共感できました

読む価値は十分すぎるほどあると思います。

特に子供さんのいる方は是非読んでいただきたいなぁって思います。

読んだ次の日からスーパー、コンビニでの買い物の仕方が間違いなく変わることでしょう



                  by 炎の料理人「ムッシュ・タワシ