もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

ジョイのこと (シニア時代)

2016-01-29 11:11:33 | ジョイ
今日は朝から雨ですね。
ジョイがいる頃は、雨風関係なく毎朝散歩に出ていましたが、
今はもうそういうこともないので、
ゆっくり起きて、ゆっくりご飯を食べました。

でも結構手持ち無沙汰。




さて、前回前々回ジョイがいかに好き放題のやんちゃ坊主だったかをお話させていただきましたが、
大人になったジョイしか知らない方々には、それがどうも意外であった様子。
ですので、
「あのおとなしいジョイ君が?!」
というお声もいただいておりますので、
ここで、数枚,子犬時代の画像をご覧いただきます。
おそらく、
これらをご覧いただければいかに あいつがやんちゃだったか一目でわかるはず。
ま、百聞は一見に如かずですね。

では…
ジョイ子犬3b
どうです?この顔!
大きな耳のくせに、まるで聞く耳を持ってなさそうでしょう?

で、この顔!
ジョイ&ひす4a
「どや!♪」

正にドヤ顔!


でもぷー姉ちゃんには逆らえず…
ジョイ&ぷー5b
「はい!じっとする!」
「はい、じっとします。じぃ~っ。」
(ちなみに、プーが乗っかってるこの椅子は、のちにジョイが楽しくかじり破壊しました。)

ですがこんなジョイも、
成長するにつれ、次第に聞き分けの良い立派な成犬へと成長し、
さらに気が付くと10歳越えのシニア犬に足を踏み入れておりました。

だから顔にも白い毛が増え、顔つきもずいぶん丸くなりました。

「え?丸いですか?」
いや、表情がね♪

この頃になると、もう以前のような激しい運動や遊びはせず、
ゆっくりと自転車と並走し、戻って来てはおやつを楽しむ。
そういう割と緩やかな生活パターンになっておりました。

それでも運動量はそこそこで、
一日のうち、朝、昼、夕方、夜と4回の出動で、
その都度最低1~2キロは走っていたのです。

ですが、ある時期この回数がさらに増え、
夜の後に、深夜、果ては早朝の部とでもいうべき散歩が追加され、
私はそれを「サマータイムの導入」と呼び恐れておりました。
(詳しくはこちらをサマータイム・ブルース」、 「早起きにもほどがある!
(しかしこの件で意外な事実が発覚!j詳しくは後述。)


さて、こんな感じで性格面での変化が目立ち始め、
今まで抑えていた気持ちを開放し、我慢せず自分の我を出すというか…
ま、一言でいうと「頑固」になってきました。

そしてこの頃から体調面でも変化が出始め、
きれいで美しかった被毛が、どんどんどんどん抜け落ち、
足先がむくんで豚まんの様に膨れ上がり、
皮膚もゾウのそれの様に がさついてきてしまいました。
そう、アトピー発症です。

時には自分で足先を噛み続け出血させたりするので、
こうして靴下をはかせたりもしました。

「ふんふ~ん♪ おっ洒落ぇ~♪」
(なぜに自慢げ?上機嫌?普通のわんこは嫌がって脱ぐよ!)

ですのでその原因である物質(アレルゲン)を調べるため血液検査をし、
それらを食べさせない、触れさせないように気を付け、
シャンプーなども成分に気を付けつつ、
またそれと併せ、かゆみを抑えるための投薬も始めました。

しかし、よく効く薬は副作用も大きいので、
元の悪い状態を10とするなら、それを0に抑えるのではなく、
6におさめられたらよしとするくらいの考え方で、ゆるゆると続け、
時には、毛の抜け落ちた姿を見た通行人に、
「うわっ!怖い犬~!」
などと心無い言葉をぶつけられ、怒りに燃えることもありました。

それでもどうにか、だましだましアトピーとも付き合いつつ、
ゆるゆるとジョイは散歩に、食事に、おやつに、散歩、
そしてまたおやつに食事、散歩に散歩に散歩を楽しんでおりました。

だから散歩途中にある、いつもおやつをくれる おばあちゃんのおうちが大好きで、
隙を見せるとその方向へグイグイと引っ張るのがいつものことでした。
夕陽に向かって走れ!」、「続・夕陽に向かって走れ!参照)

もうこの頃には、タオルやボールを見せても、
以前の様に遊ぼうともしなくなったのは寂しくはありましたが、
それはそれで、穏やかで、なんだか暖かい時間を過ごせるような、
そんな嬉しさがそこにありました。


そうそう、この頃から店でも少し我を出し始め、
それまでは大人しく自分の部屋で過ごしていたのに、
ちょっと隙を見せると勝手に扉を開け、店内に侵入し闊歩し出すようになりました。
だから、扉に簡単な「かんぬき」を取り付け、
私たちが出入りする度にそれをしっかりかけるようにしていたのです。
ですが、その私たちの行動をよっぽどしっかり見ていたのか、
たまに私がそれをかけ忘れたりしたら、
しばらくしたら、そっと鼻先で扉を開け、するりするりと侵入してきたのでした。

こんな感じで。

IMG_7663.jpg
「よいしょっと…」

IMG_7664_20151228160744fc5.jpg
「じ~、しめしめ♪」

IMG_7668.jpg
「ちょっくらお邪魔しますよ♪」

「こら~!ジョイ~!」


おかげで、ジョイがいなくなった今も、
このかんぬきをかける癖が身についてしまい、
あの子がいなくなった今でも、相変らずかんぬきに手が伸びかけてしまっていて、
後で扉を開ける際それに気づいては、
「もうジョイはおらんのに…」
と苦笑いしてしまっているのです。


~晩年へつづく~

*追記*


サマータイム事件の真相

実はこれ、つい最近になって判明したのですが、
原因は娘の行動にあったみたいです。
当時高校生だった娘は夜更かしで、
その時ケージの中で寝ているジョイがかわいそうだからと、
私たちが寝室へ行き寝入った頃を見計らって、
ジョイをケージから出して自由に遊ばせていたようです。
その後娘が寝る時ジョイを元通りケージにしまったのですが、
ジョイは目が覚め喜んでいるので、ケージの中で娘を呼ぶ声を上げてしまう。
で、その声を私たちが聞いて、
「あ!ジョイが泣いてる!もしかしておトイレ?」
と、そう勘違いし、ジョイを散歩に連れ出していた。

しかしその話をすれば私たちに叱られると思い込んでいた娘は、
それを黙っていて、ジョイが旅立ったのち、
「今だから言うけど…」
と白状してくれたのでした。

つまり、あのサマータイム騒動は、ジョイがおかしくなったのではなく、
こういうわけだったようです。

なるほどそうだったのか~!

まあ確かにあの時は本当につらかったけれど、
当時ジョイは夜中の遊びタイムを満喫できていたわけだから、
あの子にしてみたら本当に楽しい時間を過ごせたわけで…
だから娘がしていたことも時効どころか、
今思えば、ありがたかったかなとか思ったりしております。


*余談*
実はこのジョイのシリーズは、この話も含めすべてとっくにすべて書き終えており、
いつでもアップできる状態ではあるのですが、
なんだか、アップできずにずるずると先延ばししております。

というのも、
すべて書き終えアップし終わると、
そこで本当にジョイと別れねばならないような気がしてしまうので…

ですが、この話も次で最後。
もう少しだけお付き合いくださいませ。
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