というわけで…
ガメラの手を拾ってきました。
(=^^=)ゞ
というのは真っ赤な嘘で、昨日お話したカメノテの続きです。
楽しく遊んだ後家に戻り、
ビまずはビールを冷凍庫でキンキンに冷やしつつ、
魚屋のおっちゃんに教わった通り、
塩水を沸騰させたところに一気にぶち込み、
煮立つのを待ってからそこから5分。
ざるにあけ、
「あち!あちちっ!」
とか言いながらカメノテの爪の方をつまみ、そして反対側の足というか腕というか…
え~いややこしい!
つまりはその固い殻を引っ張ると
ピンク色の汁が吹き出し、中からこの様な綺麗な身が出てきます。
こうして見るとまるで貝のようでしょう?
で、よく誤解されがちなのですが、
カメノテは貝(軟体動物)やイソギンチャク(刺胞動物)とかの仲間ではなく、
実は甲殻類で、いわばカニやエビの仲間なのです。
とはいえ、この姿かたち、どう見てもそう思えませんね。
でもさらに中身を引っ張り出すと…
う~ん、確かに頭の方がエビっぽいといやぁエビっぽい。
じゃあ、味はどうなんだ?
実はここが昔から気になっていたところ。
美味しい美味しい、、とそういう評判はよくききますが、
甲殻類ならやっぱああいう味がするのかしらん?
ずっとずっと疑問だったのですよ。
そういうわけで食べてみました。
結論から言うと、
半分貝で半分エビ(のシッポ)
文字通りの感想なんですが、このままではなんのこっちゃですよね?
だから詳しく言うと、根元部分のピンクのプニプニの部分は、
正に貝で、トリガイのような食感で、
ミル貝のような甘みと旨みがギュッと詰まっております。
うん、かなり美味しいぞ!
このまま寿司ネタにしても十分いけそうだし、
夏場だったら冷たく冷やして、カラシ酢味噌で食べれば最高じゃない?
一方頭の方は、シャリシャリした食感で、
旨みは薄く、磯の香りを強く感じます。
だからか、よく「足の部分を食用にする。」と書かれていますが、なんとなく納得。
でももったいないので私は丸ごといただきました。
(この部分だけ集めてかき揚げにしたら、
子気味いい食感で、香ばしく美味しくなるんじゃないかな?)
ただ、この姿かたちはやはりグロいので、
娘や奥さんには少々手が伸びなさそうだったため、
まずはすべてを剥き身にすることに。
こうなりゃなんか、かわいく見えるよね。
で、ちょうど度の頃にはビールもよく冷え飲みごろに♪
てえなわけで、すべて食べ終えたら満足満腹♪
腹だまりも結構良いので、ご飯を食べずこれにて夕飯の代わりとなりました。
また今度見かけたら買っておこう♪