もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

捩花(ネジバナ)

2016-06-20 10:10:39 | ぷ♂の日記
先日いつもの様にわんこと散歩に出ていると、
意外な場所でこういう可愛いものに出会いました。

IMG_6509.jpg
「あ!ネジバナ♪」

その名の通り、可愛い花がネジの様にらせん状に付くこの花。
実は私はこの目で見るのはこれがたったの二度目!
とはいえ、最初の1度目は、昨年秋近所のおうちの植木鉢の中に、
ほとんど花を散らした状態のそれだったので、
こんなにきれいに咲いているのは今回が初めて!

ずいぶん前から本や物語でその存在は知っていたし、
関東や東北に住む友人のブログなどでその姿かたちは知っていたのだけれども、
近所では全く目にしなかっただけに、ずっとあこがれていた花だったのですよ。

だから当初は、地域的に生育しないくものなのかとも思っていましたが、
どうもそういうものではなく、状況次第では、全国各地で普通に見られるものであるとのことでした。
またネジバナはランの仲間で、その根に共存する(窒素を固定して体内に取り込む)菌類を持つ菌根となっているため、
その菌類の生存環境が、即ネジバナ自身の環境となるため、
土壌の質の変化(養分など)に非常に敏感で、
急に大繁殖したかと思うと、一斉に枯れ、消滅するという非常に不安定な自生状況で知られています。

ですので、ずいぶん昔に宅地化されてしまったうちの近所では、
すでに捩花が生育できる環境である空き地が果てしなく少なく
また公園なども、大規模な造成で作られたものであるから、
同様な理由で私が目にすることが無かったんでしょう。
でも、おそらく昔はうちの近所でも普通に見られたのでしょうね。

そういうわけで、見た目の可愛らしさから、よく観賞用に販売されたりはしているものの、
長期栽培が非常に難しいことでもよく知られているとのことです。
(菌類に必要な環境や養分の確保が困難なのでしょうね。)

ただ一方で、その種子自体の生命力はものすごく強く、
環境さえ整えば、ぐんぐん成長し繁殖するそうなので、
今回私が見つけたものも、
おそらくはどこかの鉢植えから飛んできた種子が芽吹き根付いたものではないでしょうか。

というのも、今回私が見つけた場所というのが実はこんなとこ!







IMG_6510a.jpg
道路わきの集水井の中!
(矢印の先で咲いておりました。)

格子蓋の中の暗い中でけなげに咲く花。
その姿はまるで牢獄にとらわれた可愛いお姫様?

それだけに、何とか救い出してあげたくなるので、
時期を見計らって種子を取って、近所の公園か、河原にばら撒きに行こう。

「井の中のネジバナ 大界を知らず」ではあまりに不憫だ。



*おまけ*

ちなみに花のつき方には、右巻き、左巻きどちらもあるそうです。
今回のは右巻きなので、通常の正ネジ(右ネジ)方向。

これ、きっと浜松の方だと左巻きの逆ネジが多いはず!
だってヤマハのおひざ元ですからね♪

(バイク乗り限定ネタでした。(*^人^*) )

コメント
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