もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

ちいさきものは…

2011-02-24 13:28:14 | 雑談
「ちいさきものは みな らうたし」

現代語だと、「小さいものは、すべて可愛らしい。」

これは清少納言の「枕草子」のなかの一節。
この随筆の中では、作者の目を通してはいるものの、
当時に日本人の価値観というか、ものの見方が分かりやすい形で書かれています。
だから、平安時代の人々は「小さなもの」を「可愛らしい」と感じるそういう感性を持っていたんですね。
だからこそ、日本には古くから小さなミニチュアのようなものを作っては、
それを楽しむ文化が根付いているんでしょうね。

雛人形の、小さな調度類はもちろんのこと、
米粒のような仏像、掌サイズの豆本、
また、食べ物においても、一口サイズの小さな「雛寿司」などもありますね。
そうそう、私が好きで乗り回している、モンキーやモトコンポといったバイクも小さいね♪
大木や森・林を小さな植木鉢に再現した盆栽も根っこは同じ感性でしょう。
(ロリコンも源氏物語の紫の君があるけれど…、これはちょっと違うか?(=^^=)ゞ)

無論海外にもそういう感覚はあるのでしょうが、
日本人の「ちいさいもの好き」は頭ひとつ飛びぬけているような気がします。
好きすぎて、好きすぎて、本来の作業目的を見失い、
自分の納得のために頑張ってしまう人がよくいるような…

以前仕事で、とある建築物の完成イメージを小さなミニチュアで再現していた際、
それを見ていた海外の人々が、
「どうしてここまで細かく作りこむ必要があるんだ?」
と聞いてきたこともありました。
そういわれて見て見ると、車、人、街路樹…
私にしたら極普通の作り込みだったのですが、あの人らから見たら、
「それはいらんやろう?」と思ったんですね。

最近もますますその傾向が強まって、道具としての携帯などはどんどん小さくなるのは当たり前で、
生き物であるペットまでも小型の小さなものが好まれております。
一時もてはやされた「ティーカップ・プードル」なるものもそうですが、
実はそういう犬種があるわけではなく、たまたま大きくならなかった子で、
いわゆる「ドワーフ」、人間で言えば「小人症」。
だからそんなにポンポン産まれないので、確かに希少性はあることはある。
そこに目をつけたペット業界が、付加価値をつけたいがためにそう呼び始め、
それがテレビで紹介されたら、
「可愛い~♪」
と大人気。
で、誰もがそれに飛びつくもんだから、いよいよもてはやされて、価格が高沸!
その結果、健康な子犬に餌を与えず運動もさせず、
線の細い小さく虚弱な子犬を早期に母犬から引き離し、
「ティーカッププードルです。」
と売る店が続出!

で、買うほうのお客さんも、
「ティーカップの癖に大きくなった!」
と、販売店の悪口を言ったり、果ては
「大きくなる子はいらん。」
と、身勝手な理由で犬を捨てたり…

こういう人たちも、本来の目的を見失っていますね。
「可愛らしい」ものが欲しかったはずなのに、「珍しいもの」ばかり求めてる。

そういう人は、「いとにくきもの」。

その心根は、すごく醜い。



伊勢で買ったこの小さきものは、
いと美味しくて、らうたし♪

左がいつものおにぎりせんべい。
笑っちゃうくらいに小さくて可愛らしい♪
で、味の方は、タレは同じ味付けだけど中身はせんべいというよりあられ?
やっぱいつもの方がわしは好みかな?



こちらも美味しくて、らうたし!

プチトマトは軽く火を通すと甘味がグンと増します!
だから私はいつも炒め物にするのですよ♪

芽キャベツ、ミニニンジン、小ナスなんかと一緒に並べると楽しいね~♪

おまけ】

このももはちいさくて、らうたし!

でも食べちゃダメ~!


コメント (2)
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