北風と太陽

おうちの中でわんこと住んでおられる方にはお分かりだとは思いますが、
毎日の食事の用意のたびに、すさまじいプレッシャーを感じませんか？

たとえば、ほら！


コンロの足もと！



たとえば、ほら！


テーブルの脇！



（あ、どちらにも福々しいかりん嬢の姿が…）


こういうときって、
キャンキャン騒がれたり、しつこく催促されると
かえって無視しやすいのですが、
無言でじっとお座りされて、そして目線だけを熱くこちらに向けて、
そして、時折我慢しかねたかのように、

「きゅ～ん♪」

と可愛い声を出されたら…

「あああああ！我慢できない！私はだめな飼い主だぁ～！」ヾ(≧∇≦)ノ彡☆

あちらもそれを知ってか知らずか、
最近はそういう方法で私の無視攻撃を撃破します！
それはもう、もう完璧に…

＿|￣|○ 「また負けた…」


でも実はこの攻撃よりも強烈な攻撃がありまして、
特に私にはこれをされるともうどうしても参ってしまうのです。
それはというと…


「いいんですよ、どうせ僕なんか何ももらえなくても仕方がないのです…」



これ！これ！
ほかの子たちが騒いでいる中、無視を決め込み丸くなるこの姿！
でも本当に無視してるんじゃなくて、
自分も欲しいだろうに、その騒ぎが怖くて参加できずに
寝た振りして自分をごまかしている姿なのです。
それが証拠に、口元まで運んでやると、大喜びでパクッ！♪
でも、それにほかの子が気づき近寄ると、また顔を伏せて寝たふり…

だからもう、こんなことをされるとこちらから、

「どうや？いるか？ん？ん？♪」

と反対にご機嫌伺いに出向いてしまいます。

(=＾＾=)ゞ「だめだぁ～！」


こういう時いつもこう思うのですよ。

ああ、昔話の「北風と太陽」は本当に正しいな…。


ちなみにこの日の夕飯は、ハンバーグと目玉焼き。



そりゃあ、わんこたち大騒ぎするわ…