ウ〜ル〜が逝って1週間が過ぎました。
「死」というものは訪れるのが近いとわかっていても いざ現実になるとホントにあっけないものです。
今までの生活が死の瞬間を境に分断されるわけですから・・・・
朝起きて、いつも起こすようにベッドの下をグルグル回っていたウ〜ル〜の爪音も 脳裏の記憶でしかありません。
着ていた洋服やベッドも 洗ってみても もう着る本人はいません。
写真はタイマーの5分。毎日の足と背骨のマッサージ都合6箇所を各5分。365日欠かさず施してきました。
ウ〜ル〜はいませんが、タイマーの5分はそのままです。冷蔵庫の中にはいまだ目薬も入っているし・・・
トイレもオモチャも撤去、ケア関係のグッズを置いておいたラックもいりません。玄関にいけばリーシュも寒いときの上着ももういりません。
ガレージに行けば、お散歩バギーももういらないし、クルマの後席のシートカバーもいりません。
下の写真はパッジーとウ〜ル〜の足腰の負担を考慮してずっと段差においてあったスロープ。これもいりません。ベッドも2カ所に置いてあったので、家が広くなりました。
これまで約30年くらいペットを飼い続け、幾度も看取りをしてきました。
これまではその子が亡くなっても猫にせよ犬にせよ必ず他の子がいたので
いないことは悲しいのですが 食事や散歩など色々な面でのペットの世話は継続していました。
ところが今回は全てが終わります。ペットゼロ生活のスタートです。
とりあえずかたづけてはいますがなかなか捨てる決心がつかないものも多いので慌てずそのまま放置しておくのも良いことだと思っています。
片付けを急ぐ必要もありません。
筋肉と体幹維持にゆっくりと坂を登るのは良いことなので、高齢になっても買い物帰りになるべく歩かせたこの坂も、もうウ〜ル〜の歩く姿はありません。
今までは私が入り口付近でウ〜ル〜とママが出てくるのを待っていたスーパーも一緒に入れるようになりましたが、いつも待っていた出口の腰掛けていたところを見てため息がでます。
週末はyuipooの誕生日パーティに呼ばれました。
いつの間にか大きくなりました。11才になりました。
こんなに赤ちゃんだったのにね・・・
しばらくは喪失感との戦いですが、パッジーやお友達と一緒に若い時のようにお空で駆け回って楽しんでいると思って心を落ち着かせています。
一緒に遊んでいただいたお友達やお世話になった皆さんからのお心遣いが癒しです・・・
ありがとうございます。
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