Hone.のたま~に戯言

パソコン好きなおじさんのブログ。一言「私はジャンクスキー(笑)」

Panasonic CF-AX2SDUTCを保護

2018年12月29日 21時20分58秒 | 日記
 本日雪の降る中大須のとあるPCジャンクショップでPanasonic CF-AX2SDUTC(CF-AX2SEBJRCF-AX2SEGJRの法人向けモデル?)を保護してまいりました。価格はACアダプタが付属し動作に支障のない状態で16000円。年末価格で14000円+税と多少安く買えました。

製品としては第三世代(なぜかロゴステッカーは第二世代)の超低電圧型CPUのIntel Core i5-3337Uを搭載した2013年11月発表のコンバーチブルノート(UltraBook)です。以下に簡単なスペックを示します。

スペック
CPU:Intel Core i5-3337U 1.8GHz-2.7GHz 2C/4T 3MB 17w
チップセット:モバイル インテル HM76 Express チップセット
メモリ:DDR3L 1333 4GB デュアルチャンネル オンボード(半田付け:交換増設不能)
ストレージ:mSATA 128GB SSD
液晶:11.6インチ 1366×768 LEDバックライト 10点マルチタッチ
GPU:インテル HD グラフィックス4000 CPU内臓
無線LAN:Intel Centrino Advanced-N6205 IEEE802.11a/b/g/n
有線LAN:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
Bluetooth:Bluetooth v4.0マザーボード内別チップにて実装(交換不能)
サウンド:High Definition Audio
SDメモリーカードスロット:SDHC/SDXC/UHS-I高速転送対応/著作権保護技術対応
カメラ:720p WEBカメラ
その他センサー:照度・地磁気・ジャイロ・加速度
USB:USB3.0×2
電源:ACアダプタ 16v 2.8A Panasonic専用
バッテリ:第一バッテリ7.2v4400mA/h(交換可能)・第二バッテリ7.2V 2200mA/h(内臓交換不可)
映像出力:アナログRGB・HDMI

購入時破損箇所
パームレスト左側塗装剥げ
液晶パネル上部ウインドウズキー周辺筐体にヒビ割れ
冷却FAN軸ぶれし異音が発生(要交換か)
第一バッテリがほぼ鉛状態

今後の改修個所
CPU FAN交換
ストレージを500GBへアップ
CPU FAN吸気穴周辺の筐体開口(FANの吸気不足解消とCPU冷却能力向上のため)

分解清掃

本機概観。塗装剥げとカメラ付近の筐体破損(軽微)あり


本機上面。破損なしでテープ跡がある程度。


本機裏面。破損なし


本機内部。左下にセカンド(内蔵型)バッテリとストレージに珍しいmSATA SSD 128GBを搭載


ストレージ。Sumsung製


無線LAN。5GHz IEEE802.11a/b/g/n対応


マザーは多少汚れがありましたが破損はなし


メモリが半田付けされていて交換不能

 メモリはこのタイプ(ウルトラブック)では珍しくデュアルチャンネル接続のようです。マザー表と裏側に4つづつ計8個のDRAMが載っておりCPU-Zの表記ではDual Channelと表示されます。メモリ周波数が667MHzであることからDDR3L-1333(PC3L-10600)タイプのメモリであることがわかります。


起動時FANの回転音に異音があったので分解して清掃の後、回転子軸受けをグリスアップ

 冷却FANの軸ぶれにより軸受けが拡張してしまったため異音を完全に消すことはできません。グリスアップによりかなり静かになりましたが、これ以上軸受けが広がってしまうようならば冷却ファン自体を交換しないといけないかもしれません。

Windows8.1 Pro 64Bitが動作
 Panasonicのドライバダウンロードページにある本機用のドライバをダウンロードしWindows8.1 Pro 64Bit版をインストール後に適用。素ではWindowsUpdateが動作しなかったため(長時間無反応)、WSUS Offline Updateを使って重要更新をインストール。その後WindowsUpdateが動作するようになったので更新を進め無事インストールが完了しました。

Windows10について
 Windows10 Pro 1511 64Bit版にて検証しています。ドライバは本機のWindows8 64Bit版を使いWindows10インストール後、チップセットのINFドライバ、SDカードドライバ、HOTKEYドライバをインストール。WindowsUpdateでアップグレード系更新ファイルを非表示にして更新し、デバイスマネージャにある「!」のついたデバイスについてはデバイスマネージャの「ドライバーソフトウェアの更新」で「コンピューターを参照して~」を選択し本機のドライバフォルダを指定してインストールするとすべてのデバイスドライバがインストールできます。各ドライバのセットアップでインストールすると不具合が起きます。

Windows10 Home 32Bit版をインストール
 本機に素でWindows10をインストールするとPro(64Bit)版がインストールされるようなので他機種、ここではLenovo Ideapad Flex 10に本機のストレージを載せてWindows10 1511 Home 32Bit版(自動でこのエディションになる)をインストール。Windows7と同様1回目の再起動の時点で電源を切り、ストレージを本機に戻して起動します。その後は32Bit版Windows10でも本機は普通に動作します。ドライバは本機のWindows8.1にアップデートした物を使用してすべてのデバイスにドライバが当たります。不足分はWindowsUpdateがインストールしてくれます。

正直、32Bitと64Bit両方の動作環境(ライブラリや環境ファイルなど)はストレージの無駄でしかないので、Windows7時代の古いソフトウェアを扱う場合には32Bit OSが便利であると考え、今後本機はWindows10 1511 Home 32Bit版で使おうと思います。

Windows7について
 64Bit版のWindows7はインストール可能な様です。32Bit版は使ったドライバが合わないのかACPI絡みの不具合によりCPU周波数の異常やパフォーマンスに影響する誤動作などがあり導入を断念。ちなみに本機のWindows7ドライバは見つけられませんでした。

RemixOSも動作
 64Bit版 RimixOSをWindows10へクリーンインストールし動作を確認しています。この場合Google Play Activatorの実行に時間がかかります。(約30分程度)デスクトップ状態でアプリの動作を確認。WiFi、音声、タッチ、画面輝度、SDカード、各デバイスの動作を確認。画面回転とBluetoothは未確認。

Antutuベンチマーク結果
 総合:110811
 CPU:60943
 GPU:8087(この数値が実際より低い値になる:発熱によるパフォーマンス低下)
 UX:33042
 MEM:8739
なぜかグラフィックス性能が出ていないようです。ですが実際のゲームプレイなどでは数値以上の動作をしているように感じます。

全体として
 古いマシンでも問題ないというユーザーにはお勧めできる機種だと思います。ノートPCとして必要な機能は総て搭載しているので機種変更の際の不都合は少ないと思います。またWindowsもRemixOS(Android 6.1)も動作するのでマルチOS環境にも対応できます。中でもSDカードスロットが高速に読み取りが出来るのでサブストレージとして大変役に立ちそうです。製品にもよりますが64GBのMicroSDで60MB/sの読み出し速度を確認しています。

難点?
 本機使用上で他機種と比べちょっと困る部分を挙げてみます。

・メモリの拡張が利かないので使用用途が限定される
ライトな利用用途向けと理解して使用する方が無難です。私は32BitOS専用機と考えています。

・ストレージの入手がショップでは困難
流通量が少ないmSATA SSDな為、ストレージの入手はNET通販を利用するか中古ショップを巡って探すことになります。

・液晶画面のたわみが気になる
液晶部分を回転させるとき液晶パネル周辺がたわみ液晶面のトップカバーの縁が経年により剥がれてくる。

・液晶の視野角が狭い
デスクトップモード時にはさほど気にならない視野角の狭さがタブレットモード時の縦持ち時に顕著に現れます。本機はデスクトップモードで使用したほうが幸せでしょう。

・バッテリが鉛になった後の対応が難しい
劣化バッテリのリコール対象になっている場合、速やかなバッテリの撤去が望ましいです。

・第二バッテリ(内臓)を外すとCPUクロック(Core Clock)が800MHzに固定される
内臓バッテリが鉛化した場合、危険を承知でそのまま使うかパフォーマンスが最低になった状態で使い続けるかの選択を迫られることになります。リチウムイオン電池をバッテリパックから分離する改造は「こちら」に書いています。

・液晶画面の色合いが淡い
初期のタッチ液晶の性質みたいなものなので気に入らない場合本機は避けたほうがいいでしょう。

・USBに互換性に関する癖が存在
BIOS設定でUSB3.0設定している場合、ゲームパッドやマウスなどに認識できないものがあるようです。各周辺機器のドライバがインストールされるまでUSB2.0設定で接続するとUSB3.0に変更しても動作するものもあります。
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