彩賀の徒然なるままに…

徒然なるままに,種々様々な事を記す控帳(TB&Comenntは表紙1番目の記事をご参照を。)

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【地獄少女二籠】怨之拾弐 「黒の轍」

2006-12-24 22:28:00 | アニメーション
今週の『地獄少女 二籠』第十二話。

見終わってみれば,依頼人が地獄送りを要請する前にターゲットが死亡するという変則球のエピソードでしたが,結果としてみれば依頼人はターゲットの心中を認識することで「取り返しのつかない過ち」を犯すことなく,物語に終りを告げた―そういう印象でした。

今回の依頼者の声を担当したのが,稲田徹氏(『デカレンジャー』のドギー,『マジレンジャー』のイフリートなど)という,稲田氏の声のイメージから来る「非常に硬派で熱い思い」が迸っているんじゃないだろうか―と思うくらいに,いつもの『地獄少女』とはちょっと違った雰囲気があったように思います。

元々は自分の弟が事故死した遠因が,路線上の問題で立ち退きを迫られている老人の頑固さが故に起こったと考えた依頼者が地獄送りを依頼したという,ある意味根拠のない逆恨み以外の何者でもないのですが,裏を返すとこの兄弟の関係は非常に良好だった(少なくとも依頼人にとって弟とはかけがえのない存在だったという事かもしれません)ということで,そうした日常をある日から突然鋏でばっさりと切られてしまう様な出来事が起こったら,それは当方が同じ立場でも矢張りそうしたのかもしれません。

心情的に考えると納得は出来ますが,やはり理解は出来ない部分があるんですよね。嘗て「地獄送りをするのはやめろ」と言っていた,某フリーのジャーナリスト氏の主張どおりに。

一方,ターゲットにされた老人は―というと。

生まれてからずっと住み続けていた家を「通行の邪魔になるから」という理由で,有無を言わさずに「立ち退け」と言われたら,それはやはり意固地になっても仕方がないのかもしれません。
ただ,静かに暮らしたいだけの老人にとっては突然振って沸いたような災難のように思っているうちに,言いがかりをつけている若者が,実はホントに言いがかりではなくどうやら自分の家のせいで事故に遭った―というのをはっきりと確かめたのがきっかけで気に病んでしまい,自分が死んだ後の事を考えて遺書をしたためた―という事でしょうか。

ターゲットの声を担当した西村智道氏の,余命幾許もないことを感じさせる演技には,ちょっと関心を持って見ていましたが,そこは流石にベテランの域なのか,枯れた演技が嵌っていて吃驚したという事を明記して置きます。

依頼者もターゲットも,元はと言えば心優しきどこにでも居るような人間ですが,それがある出来事を境に,加害者と被害者になってしまい兼ねない状況に達し―それが…というのが,『地獄少女』で描かれていた立場関係のものだったのですが,『二籠』では二転三転する捻りを更に加えている所から,ファーストシーズンよりはかなり要りこんでいるエピソードがあり,見終わった後で色々と考える事が多くなった様な気がします。

因みにこんな変則球のエピソードでも,地獄幼女こときくりは合いかわらずのマイペースでした(微笑)。

最後に。

今回は輪入道の過去がチラリと触れられていましたが,過去に起こった(平安時代末期~鎌倉時代の頃か),さる高貴なお姫様の馬車の”車輪”だった事が明らかになり,地獄送りをする際に炎に包まれた馬車に変身するのは,その時の名残―のようなものだったんですね。

それに加えて,”生前”の輪入道がそのあたりの地形に詳しい所から,今回,依頼人との接触を任されていたのかもしれません。

―という事で,今年最後となった『地獄少女 二籠』。
来年までの暫しのお別れという事で―。

…実は,近くの某レンタルショップに『地獄少女』の全巻が入っているので,ちょっと見直しという意味で,レンタルして来ようか…と目論んでいる所なのですが,暮れと年明けにかけて一層暗いエピソードを視聴したいと思っている当方って一体…(微笑)。
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