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久七商店(内房勝山 鮮魚店)メジ鮪、カンパチ、飛魚

2016年07月20日 21時00分01秒 | 魚料理

 内房勝山の鮮魚店、久七商店のメジ鮪、カンパチ、飛魚です。当日は9月下旬でした。上の写真はメジ鮪です。内房の定置網に鮪が入ることは稀です。その上、資源保護のために、メジ鮪の漁は自粛しているので、ここ数年はめったにお目にかかれません。非常に貴重なものをいただくことができました。

 クロマグロが絶滅危惧種となり、資源保護のために幼魚であるメジ鮪の漁を自粛するようになっておりますが、当初の予定ほどは資源が回復していないようですね。大量に捕獲可能な巻き網漁を積極的には規制していないことが原因ではないかと言われております。沿岸漁業従事者だけが自粛しても、効果が半減してしまうようです。真偽のほどはわかりませんが、巻き網漁は大企業が参入しており、政治力もあるために政治家や行政も規制には消極的だと、一部では言われております。やはり、聖域を作ることなく、しっかりと資源を保護していかないといけないですね。

 それはそうと、めったに食べられないメジ鮪ですが、まだ赤い色はついていないのですが、脂の乗った部分も若干はあり、それなりに美味しいものでした。赤身は色が付いていないので、クロマグロ特有の濃厚さは味わえませんでしたが、鮮度は申し分ないため、さわやかな酸味と粘るような食感を楽しめました。

 今回のツマは、キュウリやレタス等、有り合わせの物で済ませてしまったので、盛り付けは微妙になってしまいました。

↑ メジ鮪の2皿目です。

↑ カンパチの刺身です。東京湾では小型の個体がメインです。こちらも40㎝程度でした。脂は乗っておりませんが、カンパチ特有の渋みのある甘さはしっかりと味わえました。

↑ 飛魚の刺身です。夏から秋にかけては、飛魚を食べないといけないですね。白身と光物の両方の特性を併せ持つ、非常に美味しいお魚です。刺身でもなめろうでも美味しいので、房総では珍重されております。全国的に出回る物ではなく、現地で消費されてしまうようですね。鮮度が落ちると急に味も落ちることが原因でしょうかね?

↑ ここからは2日目のメニューです。こちらはメジ鮪の刺身です。例によって経木で〆てあります。余分な水分が抜けて熟成が進んでいるため、鮮度が落ちた分、しっかりと甘味が増しております。当日の鮮度抜群の物とはまた違った味わいがあります。

↑ メジ鮪とカンパチの盛り合わせです。カンパチは経木で〆たことにより、柔らかくなり、こちらの方が美味しいと感じる人もいると思います。

↑ 飛魚の刺身となめろうです。なめろう激ウマです。

↑ 飛魚のさんが焼きです。こちらも房州を代表する郷土料理ですね。

↑ 昨晩の残りを漬けにしておいたのですが、刺身もたくさんあるので、味を変えるためにみりんを混ぜて焼きました。ご飯のおかずでも酒の肴でも、どちらでも美味しくいただけます。

 と言うことで、2日間に渡って楽しむことができました。さすがは久七クオリティーです。そして、東京湾の恵みに感謝ですね。

 



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