ハードロックを奏でよ!!

ロックな視点から...? 楽器、料理(グルメ)、車、育児、生き物等について、記していきます。

ミニ サクラエディション さようなら...そして BMW116i Styleへ

2015年02月28日 12時51分42秒 | 

 ミニ クーパー クラブマン サクラエディション を新車で購入してから5年経ちました。妻専用の車として購入しましたが、自分のメルセデスベンツV350のあまりの燃費の悪さのため、ファミリーカーとしても大活躍してくれました。そんなミニですが、購入から5年経ち、車検も近付いてくると、さすがにどうしようかという思いが出て来ます。家族皆気に入っている車なのですが、ファミリーカーとしてはさすがに使い勝手が悪く、後席の狭さと、3枚ドアの乗降性の悪さにより、妻が買い替えを決意いたしました。ライトがハロゲンで若干暗いというのもポイントでした。HID化するキットも出ているようですが、それなりの値段のようです。また、ブレーキパットも交換時期になっており、警告灯が付いていました。車検を通すことも検討しましたが、車検代やメンテナンス料を考えると、いっそのこと買い替えてしまおうかと。

 上の写真は、最後の日に撮ったものです。お別れかと思うと、正直かなり寂しい気がします。特に長男にとっては、初めて一緒にディーラーまで買いに行った車なので、思い入れがあったようで、最後まで買い替えに反対していました。

 1年点検の際に、ボンネットストライプを追加し、カスタマイズしました。それがポイントになっており、限定車という希少性もあって、我が家の車だと一目で分かるルックスに仕上がりました。ピンクのミラーカバーが人目を惹きます。走っていて、良くチラ見されました。駐車場で、見知らぬ人に声を掛けられたことも何度かありましたね。

↑ 後方からの1枚です。観音開きのラゲッジルームは使い勝手がなかなか良好でした。桜のステッカーが妻のお気に入りです。「日本」を意識したデザインで、漆塗りをイメージした黒と銀のツートンカラーに、桜のピンクをあしらった斬新なデザインです。日本限定車と言うこともあって、結構人気があるようです。ディーラーでは高価買取が期待できます。

 ディーラに車を見に行った際に、ミニを査定してもらったのですが、115万という買取価格が提示されました。当日限定での買い取り価格だと言われ、妻もBMWの実車を見て、欲しくなってしまったこともあり、その日のうちに即決サインしてしまいました。まぁ、子どもも小さいので、そう何度もディーラーに通うのも厳しいことは厳しいのですが、何だかディーラーの営業トークに乗せられてしまったような気が...します。

 ちなみに、後日、ディーラーに売りに出ているミニの値段を見て、ちょっとびっくりでした。何と、199万円という高値で売りに出ていたのです。ブレーキパットの交換は必要でしたが、そんなの10万もしないでしょう。他には目立った傷も故障も無い車でした。そう考えると、少なくとも130万位は言っても良かったのかなぁと...いや、もっと行けたかもしれませんね。まぁ、今更ですね...授業料と思って諦めます。ディーラーに行く際には、事前にオークションサイト等で相場を調べて行った方が良いですね、当たり前ですが。

↑ ディーラーの駐車場で最後の写真を撮りました。この店舗で売りに出されるそうです。我が家は115万で手放しましたが、売値は199万です。ちょっと複雑な心境ですが...せめて、大切にしてくれるオーナーの元に行くことを願っています。

↑ 引き渡しの日に、ディーラーでキーの写真も撮りました。思い出が詰まったキーです。

↑ 新たに購入した、BMW116i Styleと並べてみました。BMWについては、後日改めて記事を書きます。凝りもせずに、また黒い車にしてしまいました。汚れが気になりますが、ピカピカな状態で見ると、黒い車はやはり格好良いです。汚れることを考えると、白とかシルバーにしておけば良かったかなぁ...とも思いますが...せめて青か赤...まぁ、仕方が無いですね、格好良いと思ってしまったのですから。我が家は黒い車に縁があるようです。

↑ 反対側からです。これからは、このBMW116i Styleが我が家の駐車場に鎮座することになります。ミニと比較してしまうと、地味なイメージなのですが、このBMW116i Styleも、かなりお洒落な車です。

↑ 後方からも写真を撮ってみました。やはりツートンカラーのミニはド派手ですが、BMWは普通の車です。ミニに乗っていると、感覚が麻痺してしまうようですね。BMWの方も十分にお洒落な仕様なのですが。

↑ 後方反対側からです。写真を撮りながら、ミニを手放すのが惜しくなっていました。勿論、BMWも楽しみなのですが。車格的にはBMW116iの方が上になりますし。値段は、ちょっとしか違いませんが、乗ってみると、車格の違いは明らかでした。ミニもBMWも、基本的には乗って楽しい車です。しかし、味付けは全く異なります。

 ミニは正にゴーカートフィーリングで、路面の突き上げ等もかなりあります。それを含めて車を運転していることを強烈に意識させる味付けです。BMW116iの方は、完全に上質な高級車の乗り味です。重量配分50:50が成せる業で、ハンドリングは軽快ですが、路面の突き上げはほとんど感じませんし、遮音もしっかりとなされていて、室内は非常に静かです。

 まぁ、同じBMW製の車なので、ボディーの剛性感やステアリングのガッチリ感は似ているのですが、テイストは全く違います。その辺りの棲み分けはしっかりと考えられているようですね。さすがです。

↑ 前方からもう1枚です。乗り味についてですが、ミニはFF、BMWはFRなので、その辺りもハンドリングに影響しています。ミニは、ステアリングの遊びも少なく、非常にクイックなセッティングで、BMW116iの方は多少の遊びはあり、直進安定性も確保されていますが、ステアリングを切り出してからの追従性や反応は、BMW116iの方が素直でコントロールしやすいです。

 ガンガンに飛ばす訳では無いので、本格的なスポーツ走行ではどうなのか分かりませんが、素人が公道で運転する際には、BMW116iの方が運転しやすいかもしれません。妻は、BMW116iの方が運転していて楽しいと言います。コーナーをいとも簡単にスルリと抜ける感覚は、正にBMWのキャッチコピーである「駆け抜ける喜び」そのものです。

 ミニの方は、かなり抑え込まれてはいますが、やはりそこはFFなので、どうしてもコーナーで外に膨らむ、アンダーステアが出ます。それをステアリングを切り込むことでねじ伏せる必要があるのです。そこが楽しい部分でもあるのですが、長時間運転すると疲れます。

 例えるなら、ミニはじゃじゃ馬、BMWはスポーツ万能な優等生という感じでしょうか。妻の言葉を借りれば、「運転が嫌いな人にはBMWは最適で、運転が楽しくなる」そうです。妻のコメントは、ある意味、的を射ていると思います。

 と言うことで、ミニ サクラエディションとは、お別れになりました。これからはBMW116i Styleと思い出を紡いでいきたいと思います。先述したとおり、BMW116i Styleについては、後日改めて記事にしたいと思います。