ハードロックを奏でよ!!

ロックな視点から...? 楽器、料理(グルメ)、車、育児、生き物等について、記していきます。

久七商店(内房勝山鮮魚店)&鈴芳(千葉市中央区鮮魚店)

2013年04月19日 15時09分47秒 | 魚料理

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 前の記事で書いた通り、今回は久七商店で仕入れたネタと、鈴芳で仕入れたネタをコラボしてみました。こんな贅沢なことはなかなか出来ません。妻の友人に感謝ですね。

 妻の友人に出した順に紹介していきます。鮮魚のコースというイメージで作りました。

 まずは一品目。上の写真は鈴芳で仕入れた、山口産のイサキです。この時期はイサキは山口産の物が入荷していることが多いですね。東京湾ではイサキの旬はGW頃になりますね。40㎝級の個体でしたので、脂の乗りも十分です。切り身もそれなりの大きさになり、見栄えも良いですね。最高の逸品です。ツマは鈴芳で頂いたものです。

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↑ 2品目、久七商店で仕入れたアオリイカのゲソのボイルです。醤油マヨネーズで頂きます。ボイルすることで甘みが増し、大変に美味しくなります。鮮度が良ければ、ボイルしても硬くはなりません。昨日の入荷ですが、非常に柔らかいボイルイカに仕上がりました。鮮度は十分ということです。まぁ、刺身で普通に食べられる鮮度ですからね。

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↑ 3品目、久七商店で仕入れた、アオリイカの身とミミの刺身です。ツマに、三陸産の若芽を添えてみました。鈴芳で購入しました。東京湾産の物に比べると、身が厚く、見栄えは非常に良いですが、やはり柔らかさは東京湾産に軍配が上がります。

 イカの方ですが、昨日入荷とは言え、十分な鮮度です。通常寿司店等で食す場合は、当日水揚げしたものではなく、翌日の物になることがほとんどですから、まぁ、十分過ぎる鮮度ですね。身の刺身は甘みも、歯触りも、昨日と比べても、それほど遜色はありませんでした。

 ミミの刺身ですが、コリコリ感があり、甘みは身よりも強いので、つまみとして最高です。火を入れて食べることが多いと思いますが、鮮度が良い場合は勿体ないです。是非刺身で食べてみてください。捨てる方もいらっしゃるかもしれませんが、もっての外です。絶対に食べましょう。

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↑ 4品目、背黒鰯の酢〆の刻みです。鈴芳自家製の背黒鰯の酢〆を使用しました。この鰯の酢〆ですが、単体でもメチャメチャ美味しいです。クセが全く無く、脂も十分に乗っており、最高の逸品です。それを大葉とガリで刻んでみました。素材が良いので、素晴らしい味に仕上がりました。ちなみにこの背黒鰯の酢〆ですが、1パック500円でした。写真の量で1/3くらいの量です。手間暇を考えると、かなりお買い得ですね。

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↑ 5品目、久七商店で仕入れたアオリイカの袴とミミのなめろうです。もはや我が家の定番です。今回の薬味は大葉と長ネギです。背黒鰯の刻みの後に出すので、敢えて生姜は入れませんでした。ガリでガッツリ生姜味を味わっているので、少し目先を変える感じにしてみようかと。通常であれば、生姜を入れた方が風味が出て美味しいと思います。

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↑ 6品目、久七商店で仕入れた平目の昆布〆です。3時間程度の〆時間なので、軽く飴色になる程度です。これでも十分に昆布の風味が付いて、甘みも増します。なかなかの逸品に仕上がりました。

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↑ ここからは番外編です。というのも、妻の友人が、帰りの時間があり、全てのメニューを出せなかったからです。その為、夜に妻と一緒に頂きました。

 上の写真は、鈴芳で仕入れた、愛知産の白ミル貝と、駿河湾産の生桜エビです。まぁ、桜エビは駿河湾の固有種なので、産地は当たり前ですね。白ミル貝は、自分で捌くと、湯通ししてヌルを取らなければならず、結構面倒ですので、こうして捌いてもらえるのはありがたいですね。

 桜エビは、生でなかなか食べられないので、珍しい一品ですね。独特の甘みと苦みがマッチしていて美味しいです。

 白ミル貝ですが、実は本ミル貝もあったのですが、迷って白ミルにしました。同じ値段で量が倍になりますからね。というか、本ミルが鈴芳に普通に入荷しているのが驚きでした。かなり漁獲高が減っているはずなので。次回見つけたら狙ってみようと思います。

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↑ 昆布〆の平目を味醂と醤油、生姜で照り焼きにしました。昆布の出汁が効いているようで、非常に美味しかったです。少々勿体ない感じですが、焼き物にしても平目は美味しいですね。

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↑ 房州岩井産のひじきの煮物です。房州ひじきは、非常に柔らかく、茎の部分まで食べることが出来ます。本当に美味しいです。通常ひじきは芽ひじきが多いですが、それは茎が硬くて食べられないからだろうと思います。房州ひじきは茎までしっかりと味わうことが出来るので、ひじき好きの方は是非お試しを。

 ということで、今回は、久七商店、鈴芳のコラボでした。このような贅沢は頻繁に出来るものではありませんが、機会があればまたやりたいです。最高過ぎます。


久七商店 平目、アオリイカ

2013年04月19日 01時13分08秒 | 魚料理

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 久七商店の平目とアオリイカです。実は、翌日に妻の友人が自宅に遊びに来るので、そのお持て成しのために勝山まで一っ走り食材の仕入れに来たという訳です。

 久七商店では、活平目とアオリイカを購入しました。アオリイカはもうシーズン終了なので、数杯の入荷でしたが、そのうちの2杯を頂きました。

 上の写真は平目です。翌日に出すには、鮮度落ちが心配...と言っても、通常では翌日に出すのでも十分に新鮮な状態なのですが、折角の活けですので、半分だけ先に頂くことにしました。まぁ、縁側の部分は鮮度落ちによる味の劣化が激しいので、当日のうちに食べてしまった方が良いかとも思いました。

 残りの半分は昆布〆にして、より熟成を深めるようにしました。

 ちなみに、いつもお馴染みの若芽のツマですが、もう今シーズンは完全におしまいで、入荷は無いとのことでした。残念。

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↑ 長男の晩のおかずの平目の刺身です。ツマは茹でほうれん草です。長男がお腹が空いて堪らないということだったので、先行して出しました。子どもの空腹には勝てませんね。

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↑ アオリイカです。1杯分の身の刺身です。シーズン終了なので、小振りな個体ですが、味の方は立派なアオリイカ、烏賊の王様でした。

 アオリイカは、もうさすがに次回には入荷していないだろうと思われます。これでしばらくはお別れですね。

 ということで、翌日のお持て成し料理に備えて、今回は軽めに済ませました。翌日は、今回の久七商店での仕入れ分に加えて、鈴芳でも仕入れを敢行する予定です。