さいこの部屋

音楽とNYが大好きな私の部屋です。あまり無理せず、日々の出来事や感じたことを。

グルジア国立バレエ 『ロミオとジュリエット』

2010-02-28 23:50:07 | 演奏会・観劇覚書

日曜日は午前中バリバリ家事をした後、午後からバレエを見に行ってきました。
ギャップ激しいなーー(笑)。

【グルジア国立バレエ 『ロミオとジュリエット』】
2月28日@びわ湖ホール 大ホール
全3幕
ジュリエット:ニーナ・アナニアシヴィリ
ロミオ:アンドレイ・ウヴァーロフ
マキューシオ:岩田守弘
振付:レオニード・ラヴロフスキー
指揮:ダヴィド・ムケリア
管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団

細かい配役はパスです…まあそんなに名の知れた方ばかりではないので。
「ニーナを見に行った」というのが正しいです。
前日の疲れからか、第1幕はキャピュレット家の舞踏会が始まるまでは何となくぼーーっと見てしまい(ていうか途中物凄く眠たくなった)、有名なあのフレーズが出てきてようやくスッキリ。
しかし…ニーナさん、ホントかわいい…
Wikipediaで確認したところ、御年47歳だそうですが、ティーンエイジャー…しかも10代前半にちゃんと見えるところが凄い。
パの正確さはもちろんのこと、腕の表現や醸し出す雰囲気が何ともいえず上品でかわいらしくて、素晴らしかったです
ロミオが追放される朝や仮死になる薬を飲むとき、そして死んでいるロミオを目の当たりにした時など、それぞれの感情表現も痛いほど伝わってきました。

ロミオも踊りはよかったですが…なんかものすごくでかい(笑)。
そして、正直あんまりティーンエイジャーには見えなかったです。貫禄ありすぎて
マキューシオの岩田さんがとっても小柄な方で、周りがでかい分それが物凄く目立ちました。
踊りは素晴らしいですし、踊っておられる最中は小ささを感じさせないのですが…。
セットもとっても綺麗でした。
惜しむらくは…ていうか後ろから蹴り入れたい、と思ったのは、関フィル。
本っ当に…あんまりだ。特に金管。
「あなたたち、ホントにプロ!?」と問い詰めたくなるほどひどかったです。特にトランペット
普段京響を聞いているので、余計にそのひどさが目立ちました。
ダンサーの方たちがかわいそうだよ…。

終演後、一緒に観に行っていた友人のS君とRさんとゴハンを食べました。
Rさんはそう、バンクーバー帰り
現地のお話もいろいろ聞かせてもらいました。
いろいろ楽しんで来られたみたいで良かったです。
Rさん、実はスキー部だったとのこと!びっくり!!
私はウィンタースポーツに疎く(見るのは大好きなのですが)、今まで区別がつかなかった「滑降」「回転」「スーパー大回転」の違いも教えてもらいました。
もうオリンピックも終わりですね…また4年後が楽しみです。


樫本大進 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル

2010-02-22 23:21:54 | 演奏会・観劇覚書

昨日より体調が激悪で、日曜日はほとんど寝て過ごしました…うう…靴みがきとかいろいろしたかったのに
今日もなんだか朦朧としていたのですが、仕事が早く終われたのと、夕方以降ちょっと体調が持ち直したので、行くかどうか迷っていた演奏会に行くことに。

【樫本大進 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・リサイタル】
2/22(月)19:00~ @びわ湖ホール大ホール
J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト短調 BWV.1001
J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番 ロ短調 BWV.1002
J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 二短調 BWV.1004
演奏:樫本大進(Vn)

当日券で入ることになったのですが、この業界狭いので…ちょっとしたコネ(?)で1階ど真ん中やや前方のすごくいい席で聴かせていただきました

演目は全てバッハの無伴奏。
時々この演目はありますが、これをやるのは余程自信があるか、余程身の程知らずかのどちらかだと思います。
バッハの無伴奏は、全てのバイオリニストにとって、最終到達地点であり、再スタートにもあたる曲であるため、そのバイオリニストのレベルがかなりストレートに観客に伝わってしまうからです。
バイオリンを演奏するにあたっての全ての技法と全ての表現が詰め込まれた、大バッハからの贈り物であり途方もなく大きな課題。
樫本さんは、無論前者でしょう。

ばよりん弾きにとっては、垂涎の演奏会かと思いますが、一般の方にとってはやっぱり地味なんだろうなあ…空席も結構ありました。もったいない。

かしもっちゃんも久しぶり~(友達か?)。
順調にキャリアを伸ばして、とうとうBPOの次期コンマスだもんなぁ。すごいです
内定のニュースは、辻井さんのヴァン・クライバーンコンクール優勝の熱冷めやらぬ時だったので、影に隠れちゃった感じはあるのですが。
…てゆーか、前見たときよりさらに横に大きくなってない?
も、もうそろそろヤバイよ、かしもっちゃん
(人のこと、全く言えないのですが)

ホール内は極度に照明が落とされ、月明かりがかしもっちゃん一点にあたっているような雰囲気でした。
これがよかった。曲にすごく集中できました
技術も表現も申し分なし。
パルティータNr.1は各楽章にバリアシオンがつくので、曲数としては4×2で8曲あるように聞こえるんですよね。
それ、パンフレットに書いておくべきだったと思いますよ~主催のKEIBUNさん(笑)。
多分な~と予想はしていましたが、第2楽章Correnteが終わった時点で結構な拍手が出ました
かしもっちゃんが、例によってむすーっとした顔のまま客席を見たのですぐ止みましたが。

最後のパルティータNr.2は圧巻でした。
第4楽章、第5楽章は特に良かったです。心にすごく響いてきました。
大変な難曲ですが、技術は本当に素晴らしく、そこに秘められた想いといったものも十分に伝わってきたように思います。

かしもっちゃんの楽器は1674年製アンドレア・グァルネリ。
ストラドもそうですが、古い名器というのは、かなりシャープな音色のものが多い(だからなまじな弾き手が弾くと、ただの神経質な音しかしない…某芸能人格付け番組で聴くときいつもそう思います)のですが、今日の演奏は本当に豊かな音で、音のシャープさを保ったまま、温かみさえ感じる音色でした。
世界有数の音響の良さ(と私は思っています)をもつびわ湖ホール大ホールとも相まって、本当に素晴らしい音色でした

カーテンコールも相変わらずツンデレな感じのかしもっちゃん。テレ屋さん(?)なところは変わらないですね。
アンコールは同じく無伴奏ソナタの第3番第3楽章と無伴奏パルティータの第三番第3楽章。柔らかくてかわいらしささえ感じる演奏でした。

終演後、バイオリンを学んでいる人を対象とした交流会が開催されたようで、へっぽこばよりん弾きの私も本当は出たかったのですが、体力的に限界だったので帰ることにしました…。
あーいいもの聞いたなあ。幸せな気持ちで帰途に着きました
これからも頑張ってね、かしもっちゃん。


男子フィギュアの「4回転ジャンプ」

2010-02-20 23:57:47 | 日々のつれづれ

おめでとう、高橋大輔選手
いや~本当に良かった。日本人初の男子シングルでのメダル。素晴らしいです
織田君は…残念でした。靴ひも…難しいけど切れるのも覚悟の上だったのでしょう。
小塚君、4回転成功すごいです!

まあ、ぜーんぶ翌日見たんですけどね…ニュースとかで
(だってフツーに仕事だったんだもん)

さて、帝王プルシェンコと今回1位となったライザチェックとを中心として、「4回転」についての物議が醸されていましたが。
世間的にも意見が割れていますね。

個人的には、ライザチェックの演技は、4回転を飛ばなかったけれども十分にレベルが高く、芸術的にも素晴らしいものだったと思います。
フィギュアスケートは、「スポーツ」で「競技」ではありますが、「芸術性」も重視される、ちょっと特殊な「スポーツ」です。
「4回転を跳ぶこと」が目的になってしまうのはちょっと違う気がするんですよね。
「4回転を跳ぶこと」によって表現したいことがよりよく表現できる、という形でないとなあ…と個人的には思います。
そういう意味では、今回のプルシェンコの演技は「ジャンプ跳びました。以上。」的な演技になってしまっていたのではないかなあと思い、それはちょっと残念でした。

しかしこれは難しい話だと思います。
昔の名作バレエマンガ「SWAN」の中で、主人公とライバルが、コンクールで同じもの(「白鳥の湖」の中の「黒鳥」)を踊って審査される、という場面があるのですが。
ここで、今回と似たような論議がなされます。
ライバルのラリサは、今までの解釈とは全く異なる新しい解釈かつ派手でとてつもなく高度なテクニックで観衆を虜にします。
一方主人公の真澄は、バレエ教本から抜け出たような、オーソドックスながらも確実で安定した演技と技術で踊ります。
審査は真っ二つに割れます。そのコンクールで「何を重要視するのか」が問われるわけですから。
結果として真澄が勝つのですが、真澄はその時思います。
「違う、私は勝ってはいない。あの時確かに観衆はラリサの踊りに狂喜していた。最高のテクニックはそれだけで価値のあるものだ」と。

これは、一理ある部分もあるし、間違ってもいることだと思います。
自分自身が音楽をやっていても思うことでもあります。
もちろん「テクニック」が目的になってしまってはただの独りよがりな音楽になってしまうのですが、「自分が表現したいこと」を思うままに表現するためには、ある程度のテクニックは絶対に必要なのです。

ライザチェックは、自分の表現したい演技の中で4回転を敢えて入れる必要性を感じなかったのだろうし、プルシェンコや高橋君は表現をするうえで(かつ「勝つために」)4回転が必要だったのでしょう。
どちらが正しいとも言えません。価値観の問題ですから。

バンクーバーに行ってこれらの演技を生で見てきた(であろう)友人Rさんの話を聞くのが楽しみです


ピンクのクローバーのタクシー

2010-02-14 22:07:31 | 日々のつれづれ

お気づきの方もおられるかと思いますが、日付をさかのぼって記事を上げている場合があります。
…たけしの某医学番組で、記憶を遡ってブログを書くと記憶力強化に繋がるという話をやっていたので。
…いや、単に忙しいだけなんですけどね

お昼間、女子モーグル決勝を見ながら、合唱団の事務的お仕事をしていましたが、上村愛子さん、惜しかったですねーー
ずーっと挑戦して来て、ようやくメダルに手が届くか!?というところだったので、ご本人も本当に悔しいことだと思います
しかし今回は決勝で転倒する人が多くてハラハラしました。里谷さんもそうでしたね。
怪我だけしないように…とテレビのこちら側から心配しながら見ていました。
スキーでの怪我って結構大変ですし、ましてあのスピードと地面の状態(コブ)を見ていると、モーグルの怪我って一層大変なことになりそうですから…。
直前に雨も降って、雪のコンディションもあまりいい状態ではなかったそうですね。
転倒が多かったのもそれも一つの原因だそうです。

さて今日は久しぶりにマタイ受難曲の練習の日。
あ~やっぱりいいなあ、バッハは
本っ当~~~!!に難しいのですが、歌っていて本当に気持ちがいいし、やりがいがあります。
29番のコラールを中心にやりましたが、綺麗だなあ…譜面は。
合唱自体はまだまだ先が長いですが
そして夜のゾリステンでの練習もマタイ。
私の猛烈なリクエストに先生が応えてくださり、冒頭のコーラスを。
…周りから猛ブーイングをくらいましたが。「まだできてないのに!!」と(笑)。
そんなことをいいつつ、だいたいちゃんと歌えているあたり皆流石です。
リピエーノを歌わせていただき、とっても気持ち良かったです。
で、せっかくなので(?)そのまま順番通り進みました。福音章句の部分も含めて。
そこで先生が一言。
「さいこちゃん、12番(ソプラノソロのレチタチーヴォ)歌える?」
…え?…ええ?あの…譜読みすらしてませんが。
というわけで(?)、歌わせていただきました。へろへろになりましたが
最近いろんなレッスンで、NWウォークマンで自分の声を取っていますが、後で聞くのが怖いです…。

帰りに先生方と食事に行きました(楽しかった!!)が、その帰りに、バレンタインデーに1台しかいない、というピンクのクローバーのヤサカタクシーを偶然目撃しました
写真とれなかったのがつくづく悔やまれます。
車体にもピンクのクローバーがデザインされていて、とってもかわいらしかったです


大漁・その2

2010-02-11 10:42:11 | 日々のつれづれ

10日は長い一日でした。

午前中バリバリ仕事をした後、用事があって午後は休暇を取っていました。
用事をとっとと済ませて、梅田阪急へ。
…ここはやはりすごいです。品揃えも品質も格段にいいですね。
というわけで、またチョコレートの物色へ。
「お買い上げ」は…
●es Koyamaのチョコレートケーキ
●キャギ・ド・レーブのコフレロン
●クァウモテックのトリュフ詰め合わせ
●ダスカリデスのトリュフ詰め合わせ
●トイスチャーのシャンパンショコラ
●ピエール・エルメのバレンタイン限定マカロン
●ラ・メゾン・ドゥ・ショコラのチョコレート4個入り

…一応言っておきますが、半分はプレゼントです
(あんまり言い訳になっていない…半分は自分用なので)
先日の伊勢丹で購入した分を合わせたら、しばらく(2ヶ月くらい?)はチョコレートには困らない身分になりました
…1年間分の「チョコレート基金」を積み立てないといけないですね。
休憩にラ・メゾン・ドゥ・ショコラのホットショコラを飲みました。


うーん、やっぱりこれですね。とっても濃くておいしい。
パリでの味を思い出します。
ラ・メゾン・ドゥ・ショコラも数年前まではパリでしか購入できませんでしたが、東京に支店ができたのでちょっとだけ手に入れやすくなりました。お高いのですが。

さてその後、同僚3名と合流して夜ごはんを一緒に食べました。
その際、食後のデザートも終わって、お茶受けに出てきたのが、「(多分)世界一小さな金平糖」。


ティースプーンからそのサイズがお分かりいただけるかと思います。
味は…金平糖でした(笑)。でも美味しかったです。

同僚のうちの1人はずっと病気で休職していたのですが、このたびようやく復帰することになって、本当に嬉しいです。
久しぶりに会って、とても元気そうにしていたのでホッとしました


大漁!~チョコレート大作戦~

2010-02-09 23:45:45 | 日々のつれづれ

先週あたりから世間がざわつき始めたバレンタインですが、チョコレートに目がない私は、男性陣にプレゼントする分だけでなく自分の分も含めて、かなりの量のチョコレートを毎年購入しています。
先週は何かと忙しくて全く百貨店等に行けなかったのですが、今日ようやくJR京都伊勢丹のバレンタインフェアに行ってきました。
いや~血が騒ぎました
毎年購入しているお店も、例年通り出店されていてホッとしました。
ちなみに毎年購入しているもの。
●LeTAOのロイヤルモンターニュ
これは先日の北海道物産展でまさかの非売(ドゥーブルフロマージュはあったのですが)だったため、今回ちゃんと販売されていて嬉しかったです。
通常のロイヤルモンターニュ、ジャンドゥヤに加えて、ロイヤルモンターニュをホワイトチョコでコーティングした「ウィンター」が販売されていて、思わず3つとも買ってしまいました。満足
●Stettlerのパヴェ
これはホントーーーーに美味しい生チョコ(というか、生クリームも使わずカカオだけで生チョコの食感を出しているのです)で、しかも普段は輸入代理店から取り寄せ(スイスのショコラティエです)しないと手に入らないとあって、この機会を逃すわけにはいかないのです
正直かなりお高いのですが、背に腹は代えられず(?)。
というわけで、自分用なので簡易包装版(少しだけ安い)を購入しました。


●ピエール・マルコリーニ
このショコラティエのチョコレートもおいしくて、私は大ファンなのですが(東京に行ったときは必ず銀座のお店に寄る)、今回はサイズ的にビビっとくるものがなかったため、今日は購入を見合わせました。近いうちに京都の他の百貨店にも行く予定なのでそちらも見てからにしようと。

その他ですが、今年はeS.Koyama(コヤマロールで全国区になってしまわれましたな…)のチョコがとても美味しそうだったので購入しました。


今日は特別に、小山進氏が来場しておられ、箱にサインを入れてくださいました。


それからGuido Gobino(イタリアのショコラティエ)の「吸うショコラ」ヘーゼルショックも購入。
煙草からインスピレーションを得た、新しいタイプのチョコレートで興味が魅かれたので…。

ついでに、BABBIのチョコでなくジェラートが大変おいしそうだったので食べちゃいました
イチジクとチョコレート。とってもおいしかったです。



というわけで、男性陣にプレゼントする分も含めて今日だけでもかなりの量のチョコを買ってしまいました
でもいいんです。満足。
明日は用事で梅田に行く予定なので、阪急に寄りたいな~(まだ買うのか)。


交渉決裂。

2010-02-08 23:53:47 | 日々のつれづれ

キリンとサントリーの統合交渉が決裂したというニュースがあがっていました。
やっぱりな~、というのが正直な感想です。
両社あまりに企業としての定義や目指すところ、長所・短所が違いすぎるし、このまま合併したら、それぞれのいいところがうまく残らずに、むしろ打ち消しあうのではないかなあとおぼろげながら思っていたので。
それぞれがいい会社だと思いますし、業界内であまりにかけ離れた「巨人」が出来上がってしまうと、その業界が活性化しにくいように思うので(旅行業界然り、製薬業界然り)、得意分野が微妙に異なるそれなりに大きな会社が切磋琢磨している方が、その業界にとってはいいことではないかと思います。
FireもBossも一番搾りもプレミアムモルツもある方が、消費者としてはありがたいですしね

久しぶりにNYの写真を。
ベタですが。夜のタイムズスクエアです。
こないだの旅行最終日の夜1時ごろに宿に戻るときに通りかかった時のものです。
「眠らない街」の象徴ですね。





100年前のお雛様

2010-02-07 23:50:18 | 日々のつれづれ

土曜日は天気が崩れて、雪が降っていました。
私の実家は滋賀で、この土日に実家に帰ると…そこは雪国でした(笑)。

さて、日曜日は天気も落ち着き、寒いながらいい日差しの一日でした。
今回の帰省の目的の一つは、「お雛様を出すこと」でしたので、今日はそれを実施することに。
甥っ子と遊びに来ていた姪っ子に手伝ってもらいながら出しました。

我が家には雛人形が3組あります。
1組は私たち姉妹(正確には姉)が生まれた時に買ったもの(7段飾り)、1組は従姉の家にあったもの(祖母がプレゼント)を引越しの際新居に置くスペースがないということで我が家に置いていったもの(7段飾り)、そしてもう1組は私の曾祖母が生まれた時に購入したものです。
以前はすべて頑張って出していたのですが、体力的にも片づけるときのことを考えるとだいぶきつくなってきたので、最近は私たち姉妹のものと曾祖母のものだけを出すようになっています…ごめんね従姉のお雛様

で、飾ったのがこちら。
まずは私たち姉妹の7段飾り。


写真小さくて分からないと思いますが、かなり端正で細面な人形で、凄く気に行っています。
ちなみに、完全な蛇足ですが。
我が家はかなり昔から続く家(家系図が本当ならば平安時代から続いているみたい…?)で、もうお亡くなりになった某首相とも遠い親戚にあたります。
この雛人形の上方にあるのは、以前その首相(退任後です)が我が家に来て下さった際に、達筆でも有名なその方が書いてくださったものです。
…なんて書いてあるのか(というか意味が)イマイチ私は分かっていないのですが…罰あたりモノですね。
お分かりになる方、教えてくだされば嬉しいです。

そして、曾祖母の雛人形。
曾祖母の生年がいつか知らないのですが(家系図を見ればわかるんでしょうが)、祖母が大正7年(1918年)生まれで、それより20年以上前と考えると、この雛人形は110年以上前のものとなり、結構貴重なものかもしれません。
昔の雛人形はかなり大きく、扱いも難しいので、今は飾れるのは私だけになってしまいました。
とはいえ、棚等は欠損(というか元々なかったのかも?)しているので、人形が入っている木箱等を利用して飾っています。
それがこちら。

モノ自体はかなり良いことが、触っていて分かります(その分触るのが怖いのですが)。そして大きい…。
人形の髪等は本物の人髪だと思われます。
左右の桜・橘も木の部分は本物の木です。
だいぶ今は崩れてきているので、近いうちに修理しないといけないかも。
(でもそういうのってどこに頼めばいいのかなあ。これもどなたか情報お待ちします。)


“声”を客観的に聞くこと

2010-02-05 23:49:50 | 日々のつれづれ

今日はヴェルディ・レクイエムの初稽古でした。
(いやレッスン自体は1月からあったのですが、忙しくて行けませんでした…)
懐かしい方々とも再会して嬉しかったです。

さて、レッスンですが。
ほんとーーにまったりとレッスンをしていました。
うん…分かっていることなのですが、ちょっと欲求不満かな?
もう少しバリバリ歌いたかったかな~
とはいえ、先日手に入れた新しいおもちゃ(NWウォークマン)で自分の声を録音したりしていたのですが、後で聞いてみて自分のあまりの下手くそさに愕然…
自分の声を録音すると、そもそも自分の声が自分が自分で聴いている声と違って、またその“客観的な”声が嫌いなんですが…その「ぎゃーーーもうやめてーーーー」と叫んで消したくなる気持ちをぐっとこらえて、その歌声の中から自分の直すべきところや欠点を探っていく作業をしていくことが、やはり上達の一歩なのだろうなと。
そういうところも客観的に見えてくるので勉強になります。
今年はしっかりこのおもちゃで自分の欠点を見つめなおす年にしたいです。


節分とチュニジア

2010-02-03 23:57:58 | 日々のつれづれ

朝バスに乗ったら、手すり持つ前に急発進。
キレーーーに、マンガのように、後ろにすっ転びました。恥ずかしかった…
お風呂に入るときに見たら…蒙古斑よりずっとこゆい青あざができていました。くすん。
京都市バスさーん、もうちょっとマイルドな運転をしてくださーい。

さて、今日は節分。
帰りに寄った某巨大スーパー、壮観でした。
…黒っ。
そう、巻きずしがずらーーーーーっと並んでいたので、全体的に何か黒いんです。
巻きずしを購入し、イワシも特価になっていたので、久々にたくさん買って、塩焼きと梅干し煮をつくり、大満足でした
…恵方?…あまり気にせず…

実家では節分の日は必ず母が巻きずしを大量に作ってくれていましたが、今年は今両親が海外旅行に行っているため、作っていないものと思われます。

さてその両親の海外旅行先ですが。
先日、親友Tと食事に行く際の会話。

「今両親、海外旅行に行ってるねん」
「へ~どこに?」
「チュニジアやって」
「ほー。いいねえ!」
「ていうか、チュニジアってイマイチどこか分かってないねんけどね」
「…え?カルタゴやん」
………!!!
そう言われたら分かる!(薄い知識ですが)
「ディドとエネアス」やん!(笑)
Wikipediaで調べたら、世界遺産も結構あるし、確かに面白そうな国です。
うちの両親は、もうメジャーどころは行き尽くしているので、変わったところを選ぶ傾向があるのですが、旅行前の父にも「またそんなマイナーな…」と言ってしまいましたが、前言撤回ですね。
(いや世間的にマイナーなことには変わりないと思いますが)
帰ってきたら写真なり見せてもらおうと思います。
そんなこと言ったらまた父は増長するでしょうが…