Luna's “ Life Is Beautiful ”

その時々を生きるのに必死だった。で、ふと気がついたら、世の中が変わっていた。何が起こっていたのか、記録しておこう。

究極の恋愛術

2006年01月15日 | 一般
わたしはブログの記事のために、もちろん自分磨きのためにも、ポップ・サイコロジーといわれているハウツーものの、手ごろな値段の本を買い置いているのですが、最近、あるブログのコメントで紹介した本がたいへん感謝されて、とてもうれしく感じました。で、今日はその本の著者が著わされた別の本から、ひとつふたつ、内容を抜粋したいと思います。その本のタイトルはズバリ、

「ひと言」で相手の心をつかむ恋愛術

…というものです。「究極」といっていいでしょう、このタイトル。そのサブタイトルも凄い。「恋が思いどおりになる16の心理テクニック」です。およそ関心を示さない人はいないのではないかと思われます。自分の限界に挑戦している人や、仕事や興味をまっしぐらに追及している人などは除いて…。でも、人間関係は最大の宝。決してバカにしないで、ちょっと息抜きにでもご覧になってみてくださいな。

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では、突然にクイズから。今、あなたは大学受験生。

さて、そろそろ受験する大学を決めなければなりません。模擬テストから、それぞれの大学の合格率はこのように出ました。

超有名なA大学            合格率 10%
かなり有名なB大学         合格率 70%
まあまあ有名なC大学        合格率100%
かなり楽勝なD大学         合格率150%

このうち、今年は「1校しか受けられない」とするなら、あなたはどの大学を受けますか? 考えてから続きを読んでくださいね。

さて、では本題の前に、一般的な「口説きの場所」とはどこかを考えてみましょう。

たとえば彼の部屋、あなたの部屋、バー、公園などはお約束な場所ですが、「カラオケ」などは意外な穴場。
人間は「暗くて」「狭い」場所にいると、つい相手に親近感を感じてしまうものといわれています。また歌による熱狂も、気持ちを盛り上げる作用があるので、まさに「いい雰囲気にならない方がおかしい」場所なのですね。

すなわち男性があなたをカラオケに誘ったら、それこそ何らかの意図があると思って間違いありません。(ルナ註:ホンマかいな?)そんなときにはとにかく座ったときに、意図的に近くに寄ってあげると、展開も早いかもしれませんね。

さて、そしてここからが本題。
このような「いい雰囲気になりそうな場所」に、うまく誘われる人と、なぜか誘われない人がいます。この違いはいったい何なのでしょうか?

恋愛も受験と同じです。

ほら、先ほどの問題を見てください。ほとんどの方が、ちょうどいい合格率のBかCの大学を選んだのではないでしょうか。志望校のレベルが高いのに、あえてそれに挑もうという受験生は少ないものです。また明らかに自分よりレベルが下の学校をわざわざ受験しようとする人も、あまり多くはいません。それとおなじで、「レベルが高すぎる」もしくは「低すぎる」と感じている相手を、わざわざ誘おうとする男性は少ないものです。

男性にとってベストな相手こそが、「自分よりも少しだけ上」の女性。

大半の受験生が合格率70~80%台の学校をねらうように、男性も「誘いの成功率が70~80%台の相手」を誘うことが多いのです。

でも、多くの女性はそのことを忘れています(ルナ註:とくにエホバの証人の熱心な姉妹たちは…)。すなわち無意識のうちに「高飛車」な態度を取ったり、もしくは逆に「いつでも誘ってくださいね! すぐ行きますから!」というようにあえて「自分は下」だとアピールしたりしてしまいます。これでは、相手はいつまでたっても誘ってはくれないでしょう。

では、うまく相手にそう思わせるには、具体的にはどうすればいいのでしょうか?




《相手を誘う、そのスマイル》

その答えこそが「笑顔」です。

好きな人と、その日にはじめて顔を合わせたとき。そして相手が目の前で何かを話しているときは、とにかく「笑顔」を心がけてください。

このときに大切なのは、「ニコッ」という音を意識して、口を中心に動かすこと。これこそがもっとも自然なほほえみになります。

特にセリフとして、相手が何かを言ってきたら、元気よく「はいっ♪」と返事をすることが大切です。実際に「目の前の相手が笑ってくれている」というのは、相手にとって何より嬉しいことになります。

「自分に会うことを喜んでくれているんだ」
「ぼくの話を楽しんでくれているんだ」

そう思った男性は、「じゃあ、もしかしてぼくの誘いにちょうど乗ってくれるのでは…?」
と感じるものです。

実際にセリフとして「いつでも誘っていいのよ」と言うわけではなく、笑顔で示していることが重要です。そしてもし、相手が誘ってきて、万が一その日の都合が悪かったり、誘いの内容がちょっと趣味でなかったとしても、決して「イヤな顔」をしてはいけません。

断るときも、とにかく「笑顔」。「わあ…(ニコッ)。嬉しいです。でも、その日はちょっと都合が悪くて…。ごめんなさい…」。

こう言えば、相手だって決して気を悪くしないでしょうし、何よりプライドだって保てます。受験で言えば、「今年は不合格だけれど、点としてはギリギリ惜しい!」という状態。これによって次にまた誘う勇気も湧いてくるものでしょう。




《相手を誉めて上げること》

また単純ですが、相手のことをほめてあげることも重要。男性は自分のことを評価してくれる人に、より強い感謝の気持ちを抱くもの。それによって、「あ、この人はぼくのことを好意的に受けとってくれている。もしかして誘ったら、来てくれるかも…」というような、過度な期待を生むことになります。

笑顔とプラスの言葉。
そのことを覚えておきましょうね。



よって話をまとめるなら、誰かと接したときは、とにかく「笑顔」を見せること。とくに相手が何かを話しているときは、にこやかにほほ笑んで聞いてあげること。いろいろな笑顔を見せてあげることは、確実にあなたのファンを増やすことになるのですよ。




《今、この瞬間》

男性は、あなたが思っているほど強い生きものではありません。相手を動かしたければ、まずはあなたの笑顔でやさしく包んであげることが大切なんです。

ほら、この瞬間、ほほ笑んでみてください。あなたの気持ちも、晴れやかになるのに気がつくはずですから。




2 成功率93%以上の「男の誘い方」




心理学者のランガーによって、こんな実験が行われました。

コピーを取っている人に近づいて、以下のA~Cのことばをかけながら、先にコピーをさせてくれるように頼んだのです。

A 「先にコピーをとらせてくれませんか?」と普通に頼む。
B 「急いでいるので、先にコピーを取らせてくれませんか?」と、理由を言いながら頼む。
C 「コピーを取らなければいけないので、先にコピーを取らせてくれませんか?」と、ぜんぜん理由になっていない理由を言いながら頼む。

…するとその結果、承諾率は、Aが60%で、Bが94%でした。これは納得ができるはず。でもここからがこの実験の面白いトコ。

なんと、C の承諾率は「93%」で、ほとんどBの場合と変わらなかったのです。すなわち…、

「大切なのは、理由をつけること」。

この実験の結果はとてもシンプル。

理由なんてどうでもいいから、とにかく「…だから」ということばをくっつけちゃえ!
…ということ。

この実験でも示されているとおり、たとえちょっとヘンな理由であっても、「その理由はよくよく考えるとおかしくない?」なんて考える余裕は、ふつうの人にはありません。もちろん、理由になっているに越したことはないですが。

繰り返しになりますが、とにかく大切なのは「…だから」、「…なので」ということばを添えること。
「観たい映画があるから、いっしょに行こうよ」
「一度話したかったから、飲みに行こう」
「時間が空いたから、ちょっとご飯でも食べない?」
…こう言うだけで、誘いの成功率は格段に変わるのです。


また可能であれば、「…しませんか?」というよりは、「…しましょう」というような、「やろう」「しましょう」という言い方のほうが、相手の承諾率はあがるものです。英語で言うなら、「レッツ」ということば。これを使うと、無意識に二人のあいだに連帯感を生むセリフになります。

覚えておいて下さいね。

よって、ここまでの話をまとめるなら、
相手に誘いをかけるときには、とにかく「理由」を添えること。それだけで誘いの成功率はぐっとあがる、ということです。


《あなたの存在が、「理由」になる》

繰り返しになりますが、このように人間は「理由」があると、つい気持ちが動いてしまうもの。

これはもっと広い意味で、一般的な誘い全般でも同じです。

あなたは無意識のうちに、
「女性から男性を誘うなんてイヤだ…」
「相手から電話もないのに、私からかけてもいいの…?」
なんて迷ってしまうことはありませんか?

それは無意識のうちに、
「誘いは男性からするもの」
「誘われない女性は悲しい」
という一般常識的な考え方があるからです。

でも実際、男性の気持ちがそうそう燃え上がって、それこそエキサイティングにアプローチをかけてくることって、ないものです。

実際に今はまだ不況の時代。

仕事などで自信にあふれている男性はそんなに多くはありません。とくに男性は、普段の生活に自信があって初めて女性にアプローチをしようという気持ちが湧いてくるものなのです。

もしあなたが誘うことをためらっているなら、こう思ってください。

今は「逆」なんです。
とにかく理由をつけて、誘ってみてください。
「この子が、行きたいっていうから…」
「誘われたから、遊びに行くんだ…」

そんな「あなたの気持ち」という理由は、彼にとって喜びの感情を湧かせます。「自分はそれだけモテているんだ」ということは、仕事への自信にもつながります。その気持ちが湧いてくれば、あなたに対してもプラスの感情が生じ、それこそ男性からも誘ってくれるはず。

あなたのひと言、彼のすべての「理由」になるんです。

いっしょに遊びに行きたい。
ご飯を食べたい。
大切な時間を過ごしたい。

小さくてもいいので、その気持ちをことばにしてください。

みんな、そうなんです。
ほとんど99%の女性が、誘われず、そして迷っているんです。

いちばん悲しいのは、あなたの想いをためこんで、そして忘れてしまうこと。
今、感じていることが消えてしまう前に、ことばにしてください。
ことばにしてみれば、不思議なほどに気持ちが楽になるはずですよ。

(「ひと言で相手の心をつかむ恋愛術」/ ゆうきゆう・著)

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こういうポップ・サイコロジーの本って、たいてい見開き1ページほどに、一項目がまとめられていて、文章も少なく、エッセンスだけが記述されているので、わたしはカバンに二、三冊入れておいて、朝、通勤電車の中で数項目読みます。ちょうど、エホバの証人の使っている「日々の聖句」のように、ね。すると朝から元気になれるんです。気分や感情って、結局自分の考え方次第です。ダメだって自分にたがをはめてしまえば、人生を護りの姿勢で縮こまって生きていくことになります。そんな人生って、もったいないじゃないですか。朝に元気な考えを自分に吹き込んで、毎日を新しい気持ちで生きていけます。

みなさんもお試しあれ。「日々の聖句」ならぬ、「日々のポップ・サイコロジー」として、いちばんオススメは「小さいことにくよくよするな」です。みんなご存知ですよね。130万部を売り切った、スーパー・ベストセラーです。今は500円足らずの文庫本になっています。

人生の現実は、今日この日、この一瞬だけ。この一秒を丁寧に生きてゆけば、面倒な事態を招くこともなし、あのときああしていればなあ…、なんて後悔をすることもなし。わたしは、エホバの証人時代のように、他の人の目を気にしてビクビク生きていくことだけはしたくないって、毎日そう決意しなおして、この先も生きていきます。

コメント
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