人生はつくるものだ。
必然の姿などというものはない。
ワーズワース(英国の詩人)
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理想の自分でなければがまんできない。そんなことは無理だから、自分に嫌悪する。自分に嫌悪すると他人の良い面が見えなくなる。なにかにつけ人のアラ探しをする、ひとのいうことやることにいちいち否定的に言う。
自分の理想どおりにものごとが進まないから、世の中に不安を覚える。人に警戒心を持つようになる。「神がいないなら人生には目的がないことになる」と考えて、神を騙るカルトにハマり、家族も子どももカルト統制に巻き込む。
しかし、カルトにハマっていると、うまくいかないことや人を傷つけてしまうこと、子どもを精神的・肉体的に虐待してしまうことなどから責任逃れができる。「自分は不完全だし、子どももエホバに頼っているならなんとかなる」…。
いいえ、なんともなりません。人生は自分でクリエイトしてゆくもの。人生の目的も自分で見つけ出してゆくもの。できないことを夢見るのではなく、自分がしたいと思ったことにチャレンジしてみる、そこには自分の責任で決定するという段階がある。責任の持てないことには手を出さない、でもやるときめたら全身全霊をこめてことにあたる。
生きるってこういうことなんだとわたしは思います。