ね! ウィニーね! すごいよね,ドナルド・ウィニーことDWウィニコット! ッてことで半ばだまし討ちになってしまってどうもスイマセン! 47氏とかよくわかりません! 知りません! ゴメンナサイ!
ま,つうことで,無事前フリも終わったようなので,つつがなくウィニコットの世界に参りましょうか,といいつつ,今日はアッサリめなんだけれどもね。
移行対象の臨床的展開―ぬいぐるみの発達心理学橋爪 千恵子 井原 成男 岩崎学術出版社 2006-05売り上げランキング : 224962Amazonで詳しく見る by G-Tools |
こんなん出てますね。ぬいぐるみの発達心理学ったって,別にぬいぐるみが発達してくわけじゃあないよ(知っとるつーの)。みんなも子どもの頃,肌身はなさず引きずり回してたヨダレだらけのオキニのぬいぐるみとかタオルケット,あったでしょう? それよ,それ。
ウィニーにいわせりゃ,移行対象つうらしいんやが,あるいは野良仕事の最中に邪魔だから,布団です巻きにされて放置されてるのもきっと同じ原理だと思う(ごめん,違うなこれは)。ま,ともかく,そういう概念がどんな感じで正味な話,臨床で使われてきたかつうのを考察してこうって試みなわけ。
ちなみに余談ではありますが,みなさんご存知「クマのプーさん」,英語ではWinnie-the-Poohっていうんだけど,そういう偶然って,ステキやん? したがって,子どもにあげる最初のぬいぐるみは「クマプー」がおすすめなのです! て,なるわけねー。
閑話休題。意外とウィニコット関連の日本語オリジナルって少ないので,御関心のある方はどうぞ。かなり読みやすい感じに仕上がってます。
ぬいぐるみの心理学―子どもの発達と臨床心理学への招待井原 成男 日本小児医事出版社 1997-01売り上げランキング : 105818Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ちなみに前著はこれです。しかしこれ,メインタイトルだけだとすごいね。チャッキーとか?(なわけねー)。
イメージ的には柔らかくヒューマニスティックな印象のあるウィニーなんですが,オリジナルは意外と硬派なんですよね。翻訳するのはかなり辛いみたいです。
愛情剥奪と非行—ウィニコット著作集 (2)D.W.ウィニコット 西村良二 岩崎学術出版社 2005-12売り上げランキング : 50515Amazonで詳しく見る by G-Tools |
西村先生とウィニコット。少し意外な感じもしなくもなかったんですが,意外とハマってるんじゃないでしょうか。バリバリの精神分析本流ではなく,普遍的な価値を感じさせるウィニコット。結構,訳者の個性って反映されるもんですねえ。
錯覚と脱錯覚―ウィニコットの臨床感覚北山 修 岩崎学術出版社 2004-04売り上げランキング : 280998Amazonで詳しく見る by G-Tools |
そして,これです。バリバリの本流といえば,御存知北山修先生。これ,日本語オリジナルだけど,ムッツイ,ムッツイ。ハードコアなウィニコット研究本です。嘗めてかかると積読まっしぐら! オールド・マルディグラです(意味なし)。ウィニコットに真剣に取り組みたい方,謹んでどうぞ。(何をもって中級とか上級とするかは別として)中級~上級向けか。
食と身体の臨床心理学―摂食障害の発達心理学井原 成男 山王出版 2006-05売り上げランキング : 253239Amazonで詳しく見る by G-Tools |
で,また井原先生に戻りまして,最近,こういうのも出されております。御参考までにどうぞ(読んでませんので)。
●関連エントリ
サイとパブの伝説~百鬼夜行編
「チャッキー」のところでコーヒー吹いちゃいました。
キーボード、どどめ色。
チャッキーの心理学とか思うともうだめ。今日は仕事になりません。
クライエントさんの話聞きながら,思い出し笑いしないように気をつけよう。
初コメントがこんなんな私ってどうでしょうか。
はじめまして。
いつも見てもらって,どうもすいません。
コメントありがとうございます。
>「チャッキー」のところでコーヒー吹いちゃいました。
熟考に熟考を重ね1秒くらいで思いついたんですが,ウケて頂いて,ヨカター。
しかしよくよく考えると,チャッキーってぬいぐるみじゃないんですよね……。パペット? マペット? ホムンクルス?
>初コメントがこんなんな私ってどうでしょうか。
イーんです! まあ何のマニアなのか,気になりますけどね。もしかしたら,何のマニアでもなく,ただひたすらマニア,マニアのためのマニア,純粋なるマニア,マニアの状態方程式よさらなる原子物理学の理想を目指せって感じなのかもしれませんけどね。ああ今思いついたけど,アニマのギョーカイ言葉? ザギンでグーフー? ああ違うな,ごめんなさい。
今後ともよろしくです。