PSW研究室

専門職大学院の教員をしてる精神保健福祉士のブログ

NHK de PSW

2011年09月17日 18時30分45秒 | PSWのお仕事

前にも記事で記したことですが、学生の福祉離れが進行しています。
少子化という理由以上に、福祉を志願する若い人が減っています。
そのため、福祉士の養成課程を募集停止する学校も出ています。

大学を受験する高校生に、福祉の仕事の魅力を伝えて行くことが求められています。
どうしても、福祉というと高齢者分野の介護の仕事のイメージが強いですし。
ましてや、精神保健福祉士というマイナーな職種を知っている高校生は少ないです。

「PSW研究室」には、高校生も訪ねてきてくれることが時折あるようで。
このブログの炎上事件が、高校生たちの目にどう映ったのか、気になりますが。
「PSWになると決めました」とメッセージを残してくれる子もいます。

でも、PSWの仕事と言っても、なかなか具体的なイメージが伝わらないようで。
マスメディアで、PSWそのものが取り上げられることってないですし。
「PSWって、こんな仕事だよ」と示せるものがあればいいなと思ってました。

そんな折り、格好の広報媒体ができました。
今度、NHKのテレビ番組で、精神保健福祉士が取り上げられることになりました。
「あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑」という番組です。

この番組をご存知でしたか?
主に、社会へ出ることを考え始めた10代~20代向けの、Eテレの番組です。
様々なジャンルの職業を紹介し、その特徴や魅力を伝える仕事ガイダンス番組です。

日本PSW協会の坪松さんを通じて、教えてもらいました。
埼玉の鴻巣さんによると、埼玉県立精神保健福祉センターに取材依頼があったそうで。
7月下旬から9月始めまで約1か月半、取材と撮影が行われたそうです。

「9月22日(木)19時25分~50分」に放映されることとなりました。
(再放送は9月29日(木)の0時25~50分)
どんな仕上がりになっているのか、みんなで見てみましょう!

NHKの番組ウェブサイトに、予告が掲載されています。
ひとりのPSWの仕事の様子を追った番組になるようです。
次のURLにアクセスして、予告をご覧下さい。

http://www.nhk.or.jp/shigoto/zukan/290/next.html


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

『あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑』
予告
2011年9月22日 木曜日 よる7:25から【Eテレ】
No.291「精神保健福祉士」

統合失調症やうつ病などで長期入院を送ってきた人々が、再び自立して一般社会で生活できるようにサポートするのが精神保健福祉士です。
1997年に国家資格として誕生したソーシャルワーカーのひとつで、治療を施す医療と社会生活を支える福祉という2つの領域を結ぶ橋渡し役です。
埼玉県の福祉施設で働く桑原瞳さん(28)は、精神保健福祉士になって6年目。
入所者が将来住みたい地域で安心して生活していけることを目指して日々奔走しています。
様々な生活訓練に取り組む精神保健福祉士の現場を紹介します。




※画像は、7月のAPC21のメイン会場だった早稲田の国際会議場で。
 日本PSW協会の竹中会長、木太・大塚常務理事、国際委員会委員の面々と。
 成田社協の松田さんが送ってくれました。
 
※当然のことながら、画像は、記事本文とはまるで関係ありませんが…。
 高校生たち、これがPSWと呼ばれる人々です(^_^;)。
 
 


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (MSK)
2011-09-18 14:21:05
精神保健福祉士がメディアに大きく登場したのは
映画「踊る大捜査線TheMovie3」でしょうか。
他には登場した記憶がありません…。

全国の高校生にはPSWの仕事が誤解されているかも。
返信する

コメントを投稿