PSW研究室

専門職大学院の教員をしてる精神保健福祉士のブログ

南相馬・福島第一原発の被災地へ

2013年07月01日 16時18分51秒 | イベント告知

 

先日は、社大福祉フォーラム(学内学会)へのご参加ありがとうございました。
幸い台風も逸れて好天に恵まれ、二日間で848名の方にご参加いただきました。
(受付名簿の参加者数。各分科会参加者数を合計すると、もっと多いのですが)

やはり、椎名誠さんの講演時間が、近隣の方も含め一番参加者が多かったようです。
100カ国以上を旅してきた体験から、トイレにかかわる話が実に多かったのですが(笑)。
一斉に右へならえする、緊張感のない、思考停止した日本人への警句と考えられました。

今回の学内学会で掲げたテーマは、先日のブログにも記しましたが、
「希望としてのソーシャルワーク~記憶・くらし・再生」でした。
3・11の記憶を決して風化させない、現在進行形の出来事として捉えました。

当日は、災害支援ボランティアを継続してきた学生グループの発表もありました。
自分たちの取組みと地域との繋がりを表現した、とても静かなパフォーマンスでした。
でも、若い学部生の、まっすぐ前を見て語る言葉に心揺さぶられました。

今回は、日本社会事業大学専門職大学院の修了生・現役生へのお知らせです。
既にフェイスブックでは周知しているイベントですが、ここでも改めて。
福島県南相馬市まで、バスをチャーターしての被災地視察のご案内です。

今回の企画は、教員の矢部正治さんのご尽力によるものです。
南相馬市から避難されてきている方に同行して頂いて、ご案内をお願いしています。
現地の様子はもちろん、被災者の方々の事情にも精通されている方です。

仕事で忙しい日々とは思いますが、週末の土日、一緒に参加して頂ければと思います。
改めて、被災地の状況を拝見し、人々のくらしと言葉、希望と再生を胸に刻み、
ソーシャルワーカーとしてできることを、ともに考える機会としたいと思います。

なお、この企画は矢部・古屋が個人として呼びかけるもので、大学の企画ではありません。
「災害支援ソーシャルワーク」を受講された方も、そうでない方もどうぞご参加ください。
詳しくは、フェイスブックの専門職大学院のページをご覧ください。

※画像は2011年12月、ボランティアバスでお邪魔した東松島市宮戸島の月浜の夜明け。
 かつて海水浴場として賑わい、民宿が立ち並んだ街は、みんな無くなってしまいました。
 専門職大学院生たちと、ただ、ただ黙りこくって、街の跡と浜辺を歩き回りました。

 
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福島県南相馬市被災地視察のご案内

1.日時
2013年8月3日(土)・4日(日)
2.日程
○8月3日
朝、池袋駅西口集合
中型貸切バス使用・東北高速道 経由
南相馬市の居住制限地域・沿岸部津波被災地・福島第一原発近辺など視察
温泉旅館宿泊
○8月4日
二本松市内へ移動
仮設住宅訪問・避難者と交流
夜、池袋駅西口で解散予定
3.定員
 20名(先着順)
4.参加費
30,000円程度(参加人数により変動あり:貸切バス代・一泊二食宿泊費・関連経費込み)
5.連絡・申し込み
矢部・古屋のメールアドレスまで

 



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (めぐみ)
2013-07-03 16:34:32
はじめまして!めぐみっていいます、他人のブログにいきなりコメントするの始めてで緊張していまっすヽ(=´▽`=)ノ。ちょくちょく見にきてるのでまたコメントしにきますね(*´ェ`*)ポッ
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めぐみです! (めぐみ)
2013-07-18 12:29:00
このあいだコメントしためぐみです!覚えてますか?覚えていてくれた嬉しいですw(* ̄∇ ̄*)エヘヘせっかくなのでメールできませんか?私ブログとかやってないのでお話がしたいです、アドは sumire4785あっとyahoo.co.jpです、待ってますね!(*^^*)ポッ
返信する
Unknown (Unknown)
2013-07-28 03:25:52
また、しばらく更新されていませんね。
お身体、無理していませんか?
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