PSW研究室

専門職大学院の教員をしてる精神保健福祉士のブログ

当事者の目から見た「退院促進」

2016年01月27日 17時12分58秒 | イベント告知

今日は、日本社会事業大学の精神保健福祉士課程卒業生勉強会のご案内です。

年1回、2月に行っていますが、今回は「退院促進・地域移行支援」を取り上げます。

 

テーマは「退院促進の現在(いま)、そしてこれから」と銘打ちました。

今回、長期社会的入院者の退院促進を考える報告を、2本立てています。

一つは、社大でずっと取り組まれてきたタイソク(退院促進)研究班からの報告です。

全国の精神科病院・地域支援機関と連絡を取りながら、地域移行支援のあり方を追究しています。

今回、一連の研究活動の一部を、大学院生でもある瀧本さん、高野さんから報告してもらいます。

もう一つは、横浜市旭区で活動をおこなっている「キャラバン隊かめ」の皆さんの報告です。

NPO法人共に歩む市民の会から、精神科病院内で当事者によるプログラムを行っています。

当事者の目から見た退院促進について、率直にお話し頂きます。

二つの報告も踏まえて、これからの退院促進について、一緒に皆でディスカッションができればと思っています。

 

この勉強会、もともとは社会福祉学部の精神保健福祉士課程の勉強会としてスタートしましたが、

近年は、通信教育科の精神保健福祉士課程や専門職大学院の方も多数参加されています。

今回の「退院促進」というテーマに関心をお持ちであれば、どなたでも外部の方の参加も歓迎致します。

ぜひ、清瀬の社大に足をお運びいただければ幸いです。

 

 

日本社会事業大学 精神保健福祉士課程 卒業生勉強会

「退院促進の現在(いま)、そしてこれから」

現在の制度の在り方や現場での課題、そして当事者から見た退院促進とは?!

今年は、横浜市で当事者活動を活発に行っている「NPO法人共に歩む市民の会」から、ピアサポーターとして精神科病院で活動している「キャラバン隊かめ」の皆さんをお迎えします。

精神保健福祉士として現場で活躍されている皆さんと一緒に、日本の大きな課題である「長期入院・退院促進」について考えたいと思います。

 

<プログラム>

1:「最近の退院促進に関わる政策の動向・課題」

効果の上がる退院促進・地域定着支援プログラムのあり方研究会

日本社会事業大学大学院博士後期課程 高野悟史・瀧本里香

2:「退院促進における当事者の活動~「キャラバン隊かめ」の活動から~」

NPO法人共に歩む市民の会 「キャラバン隊かめ」メンバーの皆さん

3:ディスカッション

 

・開催日:2016年2月6日(土)

・時 間:13:00~16:00

・場 所:日本社会事業大学 清瀬キャンパス A棟402教室

・交 通:西武池袋線清瀬駅南口下車、西武バス2番乗り場より「下里団地」行「花小金井駅」行「滝山営業所」行のバスで8分

     「社会事業大学前」下車徒歩2分

・参加費:資料代として100円頂きます

・お問い合わせ先:精神保健福祉士課程主任 吉田光爾  kyoshida@jcsw.ac.jp

・申し込み方法:以下の内容をFAXもしくはメールでお送りください。

・送信先:日本社会事業大学 吉田研究室 FAX 042-496-3138

 

【日本社会事業大学 精神保健福祉士課程卒業生勉強会 申し込み票】

参加者氏名:                    

ご所属:                      

・卒業生の方は下記記入をお願い致します。

⇒卒業年度      年 または     課程第  期 等

・在学生の方は課程、学年をお願いします。

 ⇒         課程     年

ご連絡先(メール等):         

 

※当日参加も可能ですが、準備の都合上、できるだけ2月2日までにご連絡頂ければ幸いです。

※2年前の2014年、前夜からの大雪のため開催を中止せざるを得なかったことがあります。

参加希望の方々に急なご連絡もできるよう、ご面倒でもメールアドレス等の連絡先をお知らせくださるようお願いします。

なお、お知らせ頂いたメールアドレスには、今後の勉強会・フォーラム等の開催案内をお届けさせて頂くことがありますので、ご了解ください。

 

※画像は「箱根彫刻の森美術館」にて。記事内容とは関係ありません。