PSW研究室

専門職大学院の教員をしてる精神保健福祉士のブログ

福祉教育の行方?

2010年03月07日 17時40分55秒 | 大学という場所
今日は東洋大学に行ってました。



午前中、日本社会福祉士養成校協会の通常総会。

午後は、日本精神保健福祉士養成校協会の臨時総会。

引き続き、精神保健福祉士の新カリキュラムに関する説明会。

更に続いて、日本社会福祉教育学校連盟の臨時総会。

盛りだくさんのプログラムです。



全国から集まった、福祉教育にかかわる大学や専門学校の先生たち。

厳しい学生募集状況を反映しての報告や発言が目立ちました。

PSWの新カリキュラムについては、厚生労働省の吉川専門官から説明がありました。

既にネットには検討会報告書が公開されていますが、細部についてはまだまだ固まってない部分もあるようです。

平成24年度から導入というのは、もう決まっているようなので、各校とも急ピッチでの準備対応が迫られます。

医療機関での実習先確保等についての質問が出ていましたが、やはり実習210時間をどのように展開できるかが課題です。



社養協と精養協、学校連盟の三団体合併話しは、一応事務局レベルで折衝は続けられているようです。

それぞれの規模や構成、性格や社風?の違いもあり、なかなか一足跳びにはいかないようですが。

でも、この三団体合併が実現したら、その影響は結構計り知れないものがありますね。

スケールメリットそのものは、総会が一回で済むってことぐらいかも知れませんが…(笑)

養成側が大同団結したら、対象分野や資格ごとに分立している福祉業界にも大きな再編が生じるかも…。

個人的には、資格をめぐる予備校化と専門職教育、社会福祉学の勉強の場という整理がされてないようで、気になりますが…。



…という訳で、龍龍が帰りの電車の中から、携帯レポートでお伝えしました。

冷たい雨が降っています。


さっさと帰ります…ε=ε=┏( ・_・)┛