ペットシッターブログ

アウエ~な日々

危機一髪 Part 2

2008-10-09 | 

だいぶ前のお話です。

寒い冬の夕暮れ時。



柴Mixのハナさんのお散歩中、前方からチビチビワンコがコロコロ走ってきた。

その後ろから小学校1~2年生ぐらいの男の子が全速力で追いかけてくる。

『あ...。お散歩中逃がしたなぁ~...

子犬を捕まえてあげました。

子犬を抱っこして男の子に渡そうとすると

『ぼくの犬ではありません。』  逃げるように走りさる男児...。


チビチビワンコ抱っこしたまま 半笑いで金縛り。。。




写真がないので想像してください


大きさは生後50日前後の中型犬の雑種の子犬。
アンバランスなぐらい太い足。
半分たれ耳。
色は黒・茶・こげ茶のまだら模様。
顔が大きくプリップリに太っている。
小さい巻きシッポを常時ふりふり。

とても可愛らしいチビッコなのだが、

妙に落ち着きはらっていて異常に目が冷めている。





。。。今は仕事中...イヤイヤイヤイヤムリムリムリムリ
拾えませんし飼えません



が、このまま置いていけるはずもない。


『子犬を保護したのですがご存知ないですか??』



片っ端からピンポンならして尋ねてまわるがインターホン越しで有力情報皆無

首輪もしてなし、迷子ならともかく捨て犬だったらアウトだ


ハナさん連れてるし片手で抱っこしてるもんで腕がしびれてきた。

このチビけっこう重たい



まずいぞまずいぞ



と。。黒柴つれたおばあちゃんが通りかかる。

 



『すみません!この犬、ドコの子か知りませんか??』



『な~んかどっかで見たような~...』


と。。Aコッカー連れたおばさんが!

『すみません!この犬どこの子か知りませんか??』

『な~んかどっかで見たような~...』


お願いします。。みなさん思いだしてください




私を含め三人で、あ~でもないこ~でもないと話してたら
キッ!と車が止まった。
おじさんが降りてきた。

『あっ!うちの犬です~


私たちが騒いでたすぐまん前のお宅の犬でした...。



ほんっっと勘弁してください

とりあえず危機一髪




後日...ハナさんのお散歩のとき、迷子のチビワンのおうちに行ってみました。
植木の間から顔出してシッポふりふり

首輪してました。
名前も書いてありました。


『ギンちゃん』


ちょっと笑いました。