ふんでノート ~ちいきづくり・まちづくりと日本語教育

ちいきづくり・まちづくりと日本語教育をつなぐことを,「場づくり・人づくり」から進めていきたいと思ってつらつら書くノート

大人の世界

2019年11月04日 01時32分05秒 | 多文化共生のまちづくり
大人の世界と言えば,そうなのかもしれないけど。

あいちトリエンナーレは手続きの不備により,文化庁の助成金が取り消される。朝鮮学校やブラジル人学校の行っている幼児教育のうち,各種学校立のものについては学校教育法の枠組みの中のことであって,保育や幼児教育の体制がどこまで整っているか確認できないからということで幼保無償化からは除外される。

とってもきれいな論理かもしれないけど,論理的に説明できたかもしれないけど。でも,これぐらいのこと,多分,助成金を取り消さない方向でも無償化から除外しない方向でもロジックを組み立てることはできたはず。理屈付けもそんなに難しい話ではないと思う。

そこは誰の声が大きかったかということがあったんだろうと思うし,そんなんで容易に正しさなんて変わってしまうということ。

「正しさ」は誰にとって何のための正しさか,セットで考えないといけないし,何通りもの正しさがある。


だから,自分の正しさを押し通すだけでなく,いろいろな人に理解してもらう,共感してもらうための努力が必要だし,そうしないと社会は変わらないということ。

それは真正面から闘うことだけではない。



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