東京電力福島第一原発事故でほぼ村ごと避難し、役場が戻ったばかりの福島県川内村の村長選が22日投開票され、無所属現職の遠藤雄幸氏(57)が、ともに無所属新顔で元中学教頭の猪狩健寿氏(65)、元村議の西山千嘉子氏(63)を破り、3選を果たした. 帰村の是非が争点となっていたが、遠藤氏の訴えた帰村の推進が支持された. ただ、生活インフラの回復や雇用の確保など課題は多い. 事故後、約3千人の村民はほぼ全員が避難し、役場も同県郡山市に移った. miumiu 財布 遠藤氏は1月に「帰村宣言」をし、3月下旬以降、役場や小中学校が元の場所で再開した. だが、村民の生活圏だった隣接の町などは立ち入り禁止のままで、不便さや被曝(ひばく)への懸念から避難を続ける村民が多い. 自衛隊、伊豆大島救援へ輸送艦出港 重機な 「戻れる人から戻ろう」と訴えた遠藤氏に対し、猪狩氏は「戻りたくても戻れない人もいる」と主張、西山氏は帰村そのものに反対していた.