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★扶桑社提訴を公表しない「つくる会」-代理人は福本修也弁護士


11月15日付の朝日新聞に「つくる会と扶桑社が対立 教科書著作権で譲らず」という大きな記事が載りました。「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝会長が八木秀次さんを訴えて完全敗訴したことは前回書きましたが、なんと扶桑社に対しても訴えているのです。
 
閲覧した訴状によると、原告は藤岡信勝会長や元会長の西尾幹二氏、理事の九里幾久雄氏らで、代理人には八木さんへの訴訟と同様、あの福本修也弁護士がなっています。
 
「扶桑社は教科書を出すな」と出版差し止めを求めた訴訟です。この提訴はつくる会の理事会で承認されたもので、藤岡信勝氏が八木秀次さんを訴えた訴訟と同様、会として関与しています(つまり、どちらの裁判も福本修也弁護士は事実上「つくる会の代理人」なのです)。原告代理人は福本氏1人ですが、被告の扶桑社は弁護団を作っていて、その中には産経新聞社の顧問弁護士も加わっているそうです。つくる会が福本修也弁護士を代理人にしてフジサンケイグループを敵に回した訴訟なのですが、なぜか会員には提訴自体が知らされていません。
 
そうですよね、つくる会会員の皆さん。知らされてませんよね?
 
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