バイクで気ままにツーリング

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北海道の道ですから

2006-09-25 10:08:57 | ぶらぶら2006「秋」
ツーリングムービー:千望峠・パノラマロード江花(Askビデオ)
ツーリングムービー:納沙布岬(Askビデオ)

 昨日のブログで、「自制、忍耐だっ!」なんて偉そうなコト書きましたが、でも北海道を走る場合、結構重要だと思います。
 北海道は道幅も広く路面はちゃんと整備されてますし、真っ直ぐだし。特に日頃、信号待ちや工事などの渋滞に嵌っていたりすると…

 ひいき目じゃ無いですけど、ツーリングライダー(バイクの後ろに荷物を積んでる)は結構良識ある走りをしてると思います。ヤバイのは本州のナンバーを付けた乗用車! 今回も見掛けました。

 北海道上陸初日、日高から富良野へ向かう国道。金山峠を越え真っ直ぐな道になると、何台も一気にゴボウ抜きしていく「大阪」ナンバーの乗用車。
 血走ってるなぁ…なんて思っていると案の定、赤色灯の付いた白黒ツートンに捕まっています。
 こりゃ、高くつくゾ。なんて横目で見てたのは私だけではありません。その先のパーキングにバイクを止めると、後続の地元ナンバーの車もパーキングに入り降りてきたドライバーが声を掛けてきます。(北海道の人はツーリングライダーに対し気さくに声を掛けてきます) 当然、あの大阪ナンバーの話です。
 まぁ、走りたくなるのは分かりますが… あるいは、今日、北海道に入ったばかりなのかも知れません(同じフェリー?) きっと自分の車なんでしょう、嬉しくて調子に乗っちゃったのかな? でも、箍が緩み、羽目を外すと、やっぱり痛い目にあうようです。

 そうそう、道の横が深く窪んでいる道路をあちこちで見ます。北海道ですから側溝もワイルドに大きいんですね。これまで何度か、そういう所に落ち込んでいる車を見ることがありました。大抵、真っ直ぐな道なんですけど、どこか余所見をしてたんでしょうか。
 今回も見掛けました。道路の横の草むらにスッポリと落ち込み天井だけ見えてます。ここも真っ直ぐな道、ちょっとした峠道で海の眺めが良い所。
 周囲に人影はありません… おいおい、今、落ちたの!? と気になってUターンすると、ちょうどロードサービスの黄色い車がやって来てその横で止まりました。どうやら怪我人などはいない様子。でも、あの車を引っ張り上げるには、でかいクレーンが無いと…

 もう随分前になりますが、北海道の走り方なるものを何かの本で教わりました。別に難しいコトじゃ無いんですけど「集落に入ったらスピードを落としなさい」と言う事です。
 道幅が広く、真っ直ぐで走り易いのでそれなりのスピードで走る訳ですが、人の住む街に差し掛かったらグッとスピードを落として走り、集落を抜けたらまたスピードを上げる。それが地元の人の運転、北海道通の運転だと…本当ですかね?
 まぁ北海道だけでなく、田舎道の走り方かな、と思いますが、なんとなく頭に残っていて結構実践しています。闇雲に突っ走るより「北海道の道を知ってる」っていう感じがするじゃないですか! でもこれじゃ、鹿との衝突は避けられないなぁ…(今回も遭遇しました。ムービーに撮りましたので、どこかで使いたいと思っています)


 パーキングで話し掛けてきた地元のおじさんが別れ際に言います。「警察にお金を支払うぐらいなら、何か美味いもの食べてってください」 ごもっとも。

 やっぱり「自制」ですかね。(分かっちゃいるけど…ネェ)



※デジカメをバイクに搭載。ムービー撮影! 《下記HPにて高画質版 Flash Movie 配信中》
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