バイクで気ままにツーリング

バイクツーリングと、ツーリングムービーと、その他もろもろ…

分かっちゃいるけど…

2007-06-20 12:53:24 | ぶらぶら2007「初夏」
 デジカメですから… 動画や音声などは付帯機能なのでしょう。ムービーもできるよ、音声も録音できるよ、といった程度なのでしょうね。

 画質に関しても細かい事を言い出したら限がありません。所詮、デジカメなのだから… と諦めるしかないのですが、考え方によっては、カードサイズのコンパクトデジカメで曲がりなりにもこれだけのムービーが撮れるのですから、御立派、御立派と感心するトコロなのでしょう。
 バイクに搭載する事を念頭に、小型軽量のデジカメをチョイスしたのですから、画質についてはある程度妥協しなくてはなりません。まぁ、この点は日々の技術的な進歩で、どんどん画質向上していくことと思います。何年かすれば、格段に高品質なムービーデジカメが市販されていることでしょうね。…期待しましょう。

 もう一つ、音声の問題はどうでしょう…
 音質も気になりますが、それ以前に問題なのがボコボコ風音です。大した風ではないのに、ボコボコ、ボコボコ耳障りな風音ばかり録音され、周囲の音声が聞き取れないことも多々あります。岬の突端の迫力ある波音も台無し、風音を聞いていると台風でも接近してくるような雰囲気です。
 波音に限らず、クリアな音声を記録したいものですが、コンパクトなデジカメでは限界があるでしょう。難しそうです…

 今のところの風音対策は、編集段階でBGMを被せる事ぐらいでしょうか。でも、映像に合ったBGMを選ぶのも結構難しいものです。
 昨年は、パソコン上でBGMを作り、ツーリングムービーに載せていたのですが、やはり素人ですから壁にぶち当たったりします。BGM作りが目的じゃ無い、と投げ出したりする始末…
 安直に市販CDの音源をBGMとして使いたい、と考えますが著作権の問題があります。日本著作権協会のHPを眺めると… 法律に関わる事柄だけあって、表記が分かりにくいと言うか、回りくどいと言うか難解なのですが、私の乏しい読解力でナナメ読みしてみたところ、はっきりしているのは市販CDを動画のBGMに使う場合も著作権の手続きが必要である、ということ。まぁ、でも、そこは世の中…お金、ですから、何がしの料金を支払えば正規に利用できるようです。
 いずれにしても、BGMの使用料金は曲数によりますので、取り敢えずムービーを作り、曲数が確定してから著作権の手続きをすればいいかぁ… と、いつものいい加減さで先送り、得意の棚上げとし、ツーリングムービーの製作に精を出すことにしました。

 関東・東北ツーリングムービーの製作に取り掛かり、BGMの曲数もほぼ決まりましたので、改めて著作権の手続きを…と、日本著作権協会のHPを読み直します。
 まずは、CDを発売しているレコード会社に音源利用の許諾を得なくてはなりません。(著作隣接権)
 ではでは、と、レコード会社のHPを見てみると、ありゃ、音源とかジャケットの写真とか、一般的な利用は根本的に認めていない様子… まぁ、向こうも商売ですから、自社の商品を一般人に勝手に使われては困る、という事なのでしょう…か。
 一銭のお金にもならないCD購入者個人個人の要望など聞き入れても仕方ありません、そんな労力を割くよりCDの一枚、ビデオクリップの一本でも売り捌けっ! という事なのでしょう…か。一般消費者がCDを購入するのですから、もう少し融通があっても良いように思うのですが、素人の甘い考えなのでしょうか?

 事は法律ですし、お金が絡みますので複雑になってきますが、簡単に事が運ぶという訳ではありませんね。レコード会社が認めてないのに著作権の料金を支払うのもおかしな話… さぁ、どうしましょう。

①市販CDをBGMに使うのを止め、自作のしょぼいBGMに差換え作り直す…
②開き直る…

 営利性は一切ありませんし、視聴数も微々たるもの… それに私はそれほど杓子定規な人間ではありません、いい加減な人間です。う~~ん、分かっちゃいるけど、当面②かな………


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 ツーリングムービーの本編「龍飛岬」「階段国道」は、下記HPから『Touring Movie』のページへ
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