差し迫る危機、そなえよ

”世の中の危ない行動、事象、主張を 「
わたくし素人」 が警告し自分自身の欲求不満のはけ口とする勝手な言い分”

”悪者 徹底的にたたく”論理

2007年10月23日 | 日本
おいおい なんか変だぞと思った。
わいは 守屋氏を擁護するつもりもないが、この記事をみて なんか変だ思う。

これってむちゃくちゃな論理だよなー。
防衛省の事務次官にまで努めあげた人が、 ゴルフ好きで長年つき合っていた友人とゴルフをしていた という。
わいもゴルフは好きだが、事務次官までになり上りあがった人が、一緒にゴルフをしていたから特別、常時、優遇するなどと思うことがあるのだろうか。選択肢がなかったという状況は、大臣に問えばよかったのだが、おそらく晩年はあてにならない政治家の下で、独自の判断で しようがなく発注選定にあたり多少の優遇支援は、あったのであろう とは思う。
しかし
これって守屋氏がおそらく40年間くらい勤め、その時々の地位でいろいろ施策を施し、国家の利益のため、尽くしたことを全否定し退職金7700万円を返却を求める ということなのだろうが、異常なんじゃなかろうか。

最近の 官僚のだらしなさ は目にあまるものがあるが、全否定というのは、なんとも制裁にしてはひどすぎる。
このような石波氏の判断は、わいは、最近のマスコミの”悪者 徹底的にたたく”論理が平気でまかりとおっている ものを助長する悪しき習慣のような気がしてならない。

守屋さんが、晩年、まずい行動をしたことは、間違いないとは思うが、そこまでやるか という感覚は起きないのであろうか。

これを見ていると どうもこれからの政治、なんの容赦もない論理で 何も考えず ”こうだから こうこうする”という単純な論理で進められるような気がしてならない。

まあ昔の”切捨て御免” "切腹”なのかどうかはしらんが、日本の良き情け心も忘れずに政治をしてほしいものだ。

差し迫る容赦無用の政治、そなえよ。

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守屋氏 昨年秋までマージャンや飲食接待も 防衛相、退職金自主返納促す
10月23日16時8分配信 産経新聞


 防衛省の守屋武昌前事務次官(63)が防衛専門商社「山田洋行」の元専務からゴルフ接待を受けていた問題で、石破茂防衛相は23日午前の記者会見で、守屋氏が次官当時の昨年秋までゴルフ接待を受けたほか、マージャンや焼き肉などの飲食接待も受けていたことを明らかにした。守屋氏は「利害関係者とゴルフをしてはいけないとわかっていたが、長い付き合いでやめられなかった」と話し、自衛隊員倫理規程に違反することを認識していたという。石破氏は会見で守屋氏に対し、退職金約7700万円の自主返納を促した。

 防衛省による守屋氏に対する事情聴取で判明した。石破氏の説明によると、守屋氏と元専務は20年以上の付き合いがあり、平成15年8月の次官就任前から家族ぐるみの付き合いをしていた。頻繁にゴルフ接待を受けていたが、守屋氏はプレーのたびに1万円を元専務に対して支払っていた。ゴルフ後にマージャンや焼き肉店などでの飲食接待も受けていた。

 また、元専務の知り合いの米国防総省や国務省の高官が来日した際には、元専務の負担で会食していたことも分かった。守屋氏は回数について「確認する材料がなくコメントできない」としているという。

 守屋氏と元専務のこうした関係は、防衛省と契約を結んでいる事業者ら利害関係者からの飲食やゴルフの接待を禁じた自衛隊員倫理規程が平成12年4月に施行された後も続き、守屋氏は次官当時の昨年秋まで接待を受け続けていた。

 防衛省の聴取に対し、守屋氏は「倫理規程では割り勘でも利害関係者とゴルフをしてはいけないと認識していたが、長年にわたる個人的付き合いがあったことから、倫理規程の施行後もやめることができなかった」などと説明しているという。

 これに関連し、石破氏は守屋氏に対する処分について「そのような(接待を受ける)行為を長く続けていた方が退職金を規定通り受け取ったことは一般の感情からいって『そうですか』とはならない。退職金をまるまる受け取っていいとは思わない」と語り、守屋氏に対し、支払われた退職金7688万円の自主返納を求める考えを示した。

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