国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

山崎拓訪朝で拉致被害者帰国? 英国のフセイン処刑批判は国際金融資本関係者の命乞い?

2007年01月11日 | 韓国・北朝鮮
日本が朝鮮半島問題で活発な外交活動を繰り広げるのと同時期に何故か米国が中東政策で活発に活動している。昨年4月以降、何故かイスラエルと韓国が同時期に国際的に苦境に立たされる事態が目立っており、私は「イスラエルと韓国の同時滅亡」を予想しているのだが、それに関連している様にも思われる。今後数日間は中東・朝鮮半島情勢に注意が必要だろう。1月15日から予定されていたスペインのサパテロ首相の訪日が急遽取り消されたのは、この時期の日本に朝鮮半島を巡って危険な事態が起きることを意味しているのかもしれない。  安倍首相とブレア英首相が9日の会談後に行った共同記者会見で、日本とも英国とも直接関係のないフセイン元イラク大統領の死刑執行に関連して英側マスコミからの質問が相次いだこと、日本で死刑が存在する事への批判とも言える質問があったことは興味深い。現在進行形の国際金融資本・英国連合の世界支配の崩壊によって、過去の犯罪行為が明るみに出てフセインと同様に責任者が処刑される事態をブレアや英国王室関係者を含む国際金融資本関係者は恐れているのかもしれない。フランス革命から第二次大戦までの大戦争、ケネディからダイアナ妃までの多くの暗殺疑惑、イラクの核疑惑捏造などの少なくとも一部に彼らが深く関与していることは間違いない。横田めぐみさん拉致事件も、父親の横田滋さんが日本銀行の職員であったこと、国際金融資本による共産圏諸国支配を考えると、日本銀行首脳に対して「横田さんのように家族を拉致するぞ」と脅迫して国際金融資本に有利な金利政策を取らせる目的であった可能性も考えておくべきだろう。「金正日 隠された戦争―金日成の死と大量餓死の謎を解く」で萩原遼氏が提示する「金正日が金日成を殺害した」という仮説も、国際金融資本の手先となって日本人拉致を実行した金日成を殺した反国際金融資本クーデターであり、金正日は実は親日であることを示しているのかもしれない。 フセイン処刑は国際金融資本関係者への死刑宣告であり、ブレア首相のフセイン処刑批判や英国マスコミの日本国内の死刑制度批判は実は自らや英国王族などの命乞いであった可能性も考えられる。もしそうならば、安倍首相がフセイン処刑批判に同調せず、日本の死刑制度への理解を求めた事は、ブレア首相からの命乞いへの拒絶を意味するのだろう。 . . . 本文を読む
コメント (1)