パーソナルカラーとアメリカ大統領選挙は深いつながり(ご縁)があります。
「パーソナルカラー=その人に似合う色を診断するコンサルタント」という職業は
1940年代にはアメリカにすでに存在していました。
カラーコーディネイトの効果が広く認知されたのは、1960年の大統領選挙。
J.F.ケネディ候補とR.M.ニクソン候補が争い、
スタイリストの助言によってカラーコーディネイトされたケネディ候補が勝利しました。
カラーテレビ出演の際のイメージアップ戦略が成功したのです。
その後半世紀以上時は流れ、今年のアメリカ大統領選挙。
ファーストレディー候補お二人のファッションも注目されました。
ミシェル・オバマ vs. アン・ロムニー
ミシェル夫人は、新しく勢いのあるブランドを公式行事の際に着ています。
アン夫人は、セレブが愛する高級ブランドを好んでいます。
9月の応援演説の際の、各夫人のファッションが注目されました。
オバマ夫人はくすんだローズレッドで光沢のある、
膝のあたりは薄いブルーで軽やかなAラインのワンピース。
オバマ夫人は本当にセンスが良いと評判。
以前の選挙のあとに着ていた光沢のあるイエローのドレスも素敵でした。
また着回しが上手でベルトやブローチ、ストールなどの使い方を評価しているファッションの専門家もいます。
しかも意外にも値段はそこまで高くない。
値段は関係なく気にいったものを着ているのでしょう。
対してアン夫人の9月のファッションは、燃えるような赤のひざ丈のドレス。
胸元がシャープ。
これぞ「アメリカのファーストレディ」というイメージ通りのファッション。
強い赤に負けない彼女の品のある美しさ。
日本でいうと還暦超えてる年齢に驚き。
彼女に似合っていて憧れてしまいます。
選挙の結果は周知の通りですが、
女性としてお二人の今後にも注目したいと思います。