ハウス・オブ・グッチ

こんにちは、税理士Tです

暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒い日が続きます
中にはもう花粉を感じる方もいる様ですね。

先日、前から気になっていた映画「ハウス・オブ・グッチ」を観て来ました

映画のタイトル通り、バッグや財布などの皮革製品や服飾で財を成したグッチ一族のお家騒動のお話で、
最後には殺人事件まで起こるドロ沼劇でした

華麗なる一族のドロドロな内幕を描くラグジュアリーサスペンスです


グッチの創業者は、若いころロンドンの高級ホテルでポーターをやっていたそうで、
毎日お金持ちの荷物を運んでいる中で上流階級の持ち物やファッションセンスに触れる機会が多かったことが、
ファッションの世界、ゆくゆくは老舗ブランドとなる「グッチ」を立ち上げるまでに繋がった様です。
そんな創業者の努力や思い入れも虚しく、それから代々、創業家の跡継ぎがいろいろな事をしでかして、
創業者が夢にも思わなかった（であろう）事件に繋がっていくんですね



映画では、そんな老舗ビジネスの歯車を狂わせる火種役を、
レディー・ガガが演じているのですが、ぴったりのキャスティングでした
女性を武器にみるみるうちに御曹司のハートを射止め、一家の懐深くに潜りこみかき乱していく様など、
役もお上手で、本業歌手とは思えない芸達者っぷりに感心してしまいました

家族間で殺し合うほどのお家騒動は、そうめったにあるものではないと思ってしまうのですが、
お金や権力を持つと起こり得るんですね。。煩悩の多い人間の性でしょうか。。

欲望を持ち出すと果てしなくなるので、この一家みたいにならない様に欲望は限りなく小さくした方が良いというのが、
この映画から得た教訓でした。
そんな有り難い教訓もさることながら、ファッションやらゴシップ的な内容と、
華麗なる一族のラグジュアリー感を味わえる、色々と見応えのある映画でした

あと個人的には所々映画の中で流れる、昔懐かしのポップミュージックも心地良かったです

グッチに興味ある人も無い人も楽しめる映画かと思います


＊＊税理士T＊＊