名前からQuadroの冠が無くなった、NVIDIA T400・T600・T1000の話。
T1000とT600は特に見るべき点は無いのです。
問題はT400なのです。
T1000~T400まで全く共通の基板を使っているように見え、
FirePro V5900みたいに、896基持っているはずのTU117コアを384基に(半分以上殺)して使っているかもなのです。
お値段のお高いQuadroシリーズだからこそできる芸当なのかもです。
TU118コアは来ないかもなのです。
GT1030 → T400
384基→384基、
64bit GDDR5 48.06 GB/s → 64bit GDDR6 80GB/s
30W → 30W
1.127 TFLOPS → 1.094 TFLOPS
恐らくT400のブーストクロックは1420MHz前後に設定されているはず。
もしも「NVIDIA GeForce GT1630」なんてGPUがリリースされるとするなら、
384基、Up to 1559MHz、64bit 2GB GDDR6、みたいなスペックで、
メモリ帯域の大幅強化によって、かなり戦えるファンレスロープロGPUになるに違いないのです。
但しこの逼迫した半導体事情の中で新規コアを開発していれば。
そしてその可能性は結構低いのです・・・。
そんなわけで、ローエンド市場はまだ当分GT1030・GT710が牽引することでしょう。(マジか)
まさか8400GT/GSみたいにシュリンクされ続けながらプロセスルールの旅人になったりして。
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