マインドフル・プラネット

北米ジャーナリスト、エリコ・ロウ発

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チベットは人類の心の聖地

2008年03月30日 | Weblog
シアトルでは4月11日から15日まで、ダライ・ラマ14世を迎えての5日間の教育・子育て会議"Seeds of Compassion"が開催予定。デイブ・マシュー・バンドとダライ・ラマが対談もするという記念チャリティ・コンサートなど、チケットは発売同日に売り切れで、ネットでは1枚500ドルの高値がついている。科学志向のダライ・ラマらしく発達心理学者などとのパネルディスカッションもあり、楽しみにしていたのだが、チベットが危機的状況となったいま、ダライ・ラマが果たしてシアトルまで来られるのか、来られたとしても心こころあらずではないだろうかと、気を揉んでいる。それにしても。なぜチャイナは執拗にチベットを毛嫌いするのだろう。皮肉なものだね、とアランも言う。チャイナがチベットを侵略せず、ダライ・ラマがチベットに留まっていたら、チベット仏教がここまで西欧に浸透することはなかったろうにと言うのである。ダライ・ラマは恐らくひっそりと国内の民の平安と発展に尽くすことに専念、海外遊説などしなかっただろうし、チベットはきっと世界中の多くの人にとって、いまのブータンやアンゴラ程度の興味の対象にしかならなかったかもしれない。そういう意味では、チャイナは意図せずチベット仏教の最大のPRエージェンシーになったのである。だからといってその暴挙が許されるわけではないのだが。ところで。チベット問題はチャイナとチベットだけの問題のように思われがちだが、Into Tibetという本を読むと、第二次大戦後の米ソの冷戦との関わりも見えてくる。米にとってはチベットも対ソ、対共産主義圏の防壁で、スパイが暗躍、諜報部は極秘の武器援助などでチベットで反中ゲリラを支援、訓練していたらしい。それがかえってチャイナの侵略を早めた、という説もある。
どんな逆境にあっても、人を憎もうとせず、敵視しようとせず、加害者も含めたすべての人類の平和と幸福を祈りつづけるダライ・ラマほど、人にとっての宗教の価値を体現している人はいないと思う。しかし、その心の内ではどれだけ涙が流れ血が流れていることか。ダライ・ラマは子供の頃、鉛の兵隊のおもちゃで遊ぶのが好きだったが、後に鉛を溶かして僧侶の人形に創りかえたそうだ。チャイナもそうなればよいのだが。色即是空、空即是色。私は祈りの力を信じている。どうぞ、チベットの平和に祈りを。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして! (*~Hanaka~*)
2008-04-08 23:55:07
エリコ・ロウ様
はじめまして。
わたしは、昨年図書館でエリコさんの本に出会いました。
「アメリカ・インディアン聖なる大地の教え」に。
その時は、忙しくいつか手に入れよう!と思っていたのですが、タイトルを忘れてしまい、なかなか出会えず、最近、やっと手に入れました。
(もう~うれしい限りです><)
この本は、私にとって聖書のような本です。
ずっと、胸に刻んでおきたいネイティブアメリカンの方々の言葉・・・。
そして、娘たちにも伝えていきたいと。。。
これからも、暇を見て少しずつエリコさんの本の世界へ入っていこうと思っています☆
わたしは、環境・ORGANICブログを書いております。
例えば、↑のようなことなどURLに残していきます)
エリコさんの御本の紹介もやりたい!と、思っています!!
こちらに、いつでも遊びに来れるようリンクさせて下さい。
今後のブログ更新、執筆活動楽しみにしております!!
はじめまして! (*~Hanaka~*)
2008-04-08 23:58:06
エリコ・ロウ様
はじめまして。
わたしは、昨年図書館でエリコさんの本に出会いました。
「アメリカ・インディアン聖なる大地の教え」に。
その時は、忙しくいつか手に入れよう!と思っていたのですが、タイトルを忘れてしまい、なかなか出会えず、最近、やっと手に入れました。
(もう~うれしい限りです><)
この本は、私にとって聖書のような本です。
ずっと、胸に刻んでおきたいネイティブアメリカンの方々の言葉・・・。
そして、娘たちにも伝えていきたいと。。。
これからも、暇を見て少しずつエリコさんの本の世界へ入っていこうと思っています☆
わたしは、環境・ORGANICブログを書いております。
例えば、↑のようなことなどURLに残していきます)
エリコさんの御本の紹介もやりたい!と、思っています!!
こちらに、いつでも遊びに来れるようリンクさせて下さい。
今後のブログ更新、執筆活動楽しみにしております!!
すみません><。。。 (*~Hanaka~*)
2008-04-09 00:00:28
スミマセン><!!

間違って、2回もコメントしてしまい失礼しました☆

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