腎臓疾患闘病記

いつもの尿蛋白・・・それが不幸の始まりだった

腎臓なのに聴力検査

2006-01-23 21:10:09 | 病気
1月23日(月)

今日は蓄尿の提出と検査のため病院へ

・蓄尿(20ml)の提出
・尿検査
・血液検査(今回は検査項目に血糖値も)

そして「聴力検査」

どうして腎臓病(疑い)で聴力検査かって?

11月22日の診察で「ミトコンドリア細胞症」の疑いをかけられて、その症状がでていないかを確認するためだって

そんなの「全然心配してないし、いいよ!」って言ったのに、簡単だから受けた方がいいって。

耳鼻科は初診扱いになるから、血液検査を終えて9時に受付して、そこから待たされて、、、待たされて

検査は健康診断の聴力検査と同じで音が聴こえたらボタンを押すっていうだけのもの。
その音が低い音や高い音を試したり、なんか片方の耳はヘッドホンから雑音、もう片方の耳の後ろから骨伝道で音を鳴らして、その音が右左どっちから聴こえているように感じるかっていう検査・・

さて、その結果は???

「はい、特に問題ないですね」だって。
そりゃそうだろ、あぁ時間の無駄だった。

本日の会計:
 内科 2,530円
 耳鼻科3,820円

えーあんな検査で3割負担で3800円?

はぁぁぁ、ブログにはあまり書けないけど、頭に浮かぶのは「リフォーム詐欺」



自宅で3度目のCCR

2006-01-22 20:54:58 | 病気
1月22日(日)

自宅で3度目の24時間蓄尿

もう慣れたもの

食事指導を受けてから、特にこの1週間はほとんど塩分を取っていない。
何を食べても1食で1g~2.5gは塩分を取ってしまうから、それ以外ほとんど口にできない。

おかげでストレス・・

この結果でも、塩分がとりすぎとかの診断が出たら絶対に診断に問題があるヨ

献血の検査成績

2006-01-20 22:50:32 | 病気
献血の検査成績が届いた

生化学検査8項目(総蛋白やコレステロール)、血球計数検査8項目(血色素など)全て標準値の範囲内

完璧!!

「標準値は、献血を希望された方々の検査結果から算定したもので、正常または異常を表すものではありません。」と書いてある。

ホント、そのとおり。
だいたいこういう標準値は、正常な人の値の95%を範囲として書いてある。
だから、そこから外れているイコール病気じゃない。

オイラの蛋白尿もたしかに正常範囲を逸脱してるけど、これだけ検査してわからないんだからオイラがたまたまそういう体質ってことでいいと思うんだよね。

献血

2006-01-12 22:36:49 | 病気
1月12日(木)

昨年の8月以来で400ml献血

最初の問診で、「今、飲んでるお薬はある?」って聞かれて、「降圧剤を飲んでます」と答える。「1種類だけだよね。だったら大丈夫」と言いながら、血圧を測定

上は忘れたけど、下が63ぐらいだったかな?
「よく下がってるね。先生はいいお薬を選んでくれたんだね」だって。

だって、元々高血圧じゃないもん!とはあえて言わず、「そうですか」って。
やっぱりおかしいよね。高血圧じゃないのに降圧剤って。

そしてベッドで献血。今まで何度も400ml献血しているが、気分が悪くなったり貧血になったことはない。

だが、しかし・・・

今日は400ml取り終わるのが、ものすごく長く感じる。
気分もだんだん悪くなる・・

とうとう「あとどれくらですか?」って聞いちゃった。
結局、あと少しだったので最後までやりきったけど。

これって絶対、降圧剤が原因だよね。
食事制限で塩分不足が原因ってこともあるのかな?

絶対ダメだよ、このままじゃ。
蛋白尿と関係なく、身体がまいっちゃいそうだ。

次回、降圧剤を止めてくれるように先生に話してみよう。

栄養指導

2006-01-08 00:59:57 | 病気
1月7日(土)

今日は栄養士との面談
今日のために昨年末から摂取した食事メニューを全て控えて持参

なのに...

「どれが平均的な食事ですか?」
程度で、特に食事の傾向から見える指導はなし

記載しているメニューについて、これは塩分が多いから少なくした方がいいとか、コメントするだけ

メニューを見て、塩分記載の本をみて、何グラムですね、って

素直に聞いていると1日で食べられる量はものすごく限られる
足りないカロリーは甘いもので補うんだとか..
栄養バランスはどうなっちゃうんだろう..

とはいいながら、参考になる話は確かにある
・醤油はなるべく使わない、マヨネーズはOK
・定食のつけものには手をつけない
・味噌汁は具だけ手をつける
・ラーメンの汁は飲まない
・記載されているナトリウム量の2.54倍が塩分量

そこまで言うなら、やってみようじゃないかとちょっと意地。
次回の蓄尿(22日)までは、完璧に塩分を控えてやる。


本日の診療代:610円

久しぶりの診察

2005-12-23 18:57:35 | 病気
12月20日(火)

蓄尿、採血の結果を受けて、久しぶりの診察。だが・・

蛋白1日量が1.4g
入院中が1.2gだったので、増えてる。。
最近の暴飲、暴食の影響か。

24時間クレアチニンクリアランス の値が高い
基準値70-130ml/minに対し、154.1
これは腎機能の一般的な指標であり腎機能障害の傾向らしい。

でもネットで調べると、値が低いと腎機能障害らしい。
高いときのことは書いていない。やっぱり単純な腎障害ではないはず。
値が基準外=病気としたがる最近の医学に問題はないのか?

また蓄尿の結果から推察される1日の食塩摂取量が24.2g(日本人平均13g、理想7~10g)、蛋白100.6g(健康食で75~80g)らしく、食事制限をすることになった。

診察前に計った血圧が、132mmHg-82mmHg
そんなに下がってないことを理由に、薬の量は倍にするらしい。
正常範囲なのに。。


帰りに栄養士さんの予約をとり、今日の診療は終了。

次回、
・耳鼻科に初心診療扱いで聴力検査(いつでも)
 ⇒前回も言われたが忘れてた
・1月7日(土)15:30 栄養指導
・1月22日(日)4回目の蓄尿
・1月31日(火)10:00診察

はぁ~、先は長い

ほんとに降圧剤で蛋白の量は減るのか?
体質じゃないのか?
降圧剤の量を増やして大丈夫なのか?

疑問はどんどん湧いてくる。

次回、食事制限をしっかりやって値を下げて、薬の量を減らしてもらおう。

本日の診療費 420円、お薬(ニュータロン錠50 42日分)3000円 
 

2度目のCCR

2005-12-13 00:44:59 | 病気
12月12日(月)

昨日は2回目の蓄尿。前回と同じで手馴れたもの。
2800ml

8時には、20ml容器に入れたものを病院に持参。
8時半の受付開始を待って、検尿・採血。

検査予約の紙には、「血糖値」にもチェックが入っているが、電子カルテには登録されてなかったらしく、「血糖値」の検査はなし。
「いつでもすぐに測れますしー」とのこと。まいっか。

9時 今日の検査終了。さあ、会社に行こう。

今日の診療代 2530円

なんだかなぁ

2005-12-01 01:40:04 | 病気
なんだかなぁ~

今日、健康推進室からメールをもらった。
産業医から紹介状をもらって診察に行っていたので、医師から結果の報告が来たらしい。

検査結果として、『慢性腎炎症候群で、ミトコンドリア細胞症の疑いがあって、今後は減塩と血圧を下げるお薬で、通常勤務を含めた日常生活は可能』との診断だ書かれているそうだ。

まあ、事実でもあるからしょうがないけど、病気だ!病気の疑いだ!って言うばかりで、「検査の結果、腎臓病(ネフローゼ、IgA腎症、・・)ではないことが、確認されました。ただ尿蛋白が続くため・・・」なんて表現にならないのかねェ

悪いことしか書かない。
尿蛋白が長く出てれば、臨床分類で「慢性腎炎症候群」だっていうことは、別に病院にいかなくてもわかることやし。

メールの締めくくりも、
>定期健康診断の受診項目につきましては、
>今後は、検尿を外部フォローとして省略する事も可能です。
>その場合は、外部での検尿の結果をお知らせ下さい。

えっ検査結果に対する感想はそれだけ??

オイラはもともと、健康であることを証明するために精密検査を受けたんだよ。そして、実際、腎生検での「電子顕微鏡」「光学顕微鏡」「免疫染色」で異常がみられなかったわけだよ。ミトコンドリア細胞症だって、「免疫染色」でだけ可能性として見受けられる程度の話で、尿蛋白の原因になる腎臓病の話をしてるわけじゃないじゃん。

医師も健康推進室も、「よかったねぇ、なんともなくて。これでひとまず安心ですね。後は尿蛋白の量を減らせることができるかどうかですね。」って感じで言えないもんかねぇ。

なんか腎生検をしたこと&勧めたことの言い訳ばかりするし・・。

まるで腎臓病だった方が良かったみたいじゃん。
なんか一気に疲れた..

腎生検の結果

2005-11-24 00:54:35 | 病気
11月22日(火)

いよいよ正式な検査結果が聞ける。退院してから一度も患部がズキリともすることなく全く問題なし。

9:00に病院につき、尿検査と採血。
そこから内科に行って、11:30頃に診察室へ。

免疫染色:IgG,IgA,C3どれも陰性。すなわちIgA腎症ではなかった。
ヤッタネ!!逆に言えば尿蛋白の原因がわからないわけだが、形態分類での所見はみられないっていうこと。
残念ながら、臨床症候分類でいう、慢性腎炎症候群が取り消されたわけではないのだが・・。

ただ、免疫組織学的に「mitochondria cytopathy」の可能性が疑われるらしい。
その確定には電子顕微鏡での診断が必要なのだが、そちらには「この範囲では糸球体上皮細胞、尿細管上皮細胞にはmitochondriaの異常はみられません。高電子密度物質沈着もみられません。Mitochondria cytopathyの確定に至りません」とのこと。

ところでMitochondria cytopathyって?

H医師曰く、
●細胞のエネルギー工場に当たるミトコンドリアのDNAに変異が起きたもの
●症状として糖尿病、難聴を引き起こすことがわかっている
●それが原因で蛋白尿の症状もでる
●原因は母系からの遺伝による(父系からは遺伝しない)

H医師 でも糖尿病の所見はみられないですね。血糖値も正常ですし、HbAlcも正常範囲内ですね。母系の親族に糖尿病の方とかいました?
オイラ 聞いたことないですね。
H医師 特定するためには、ブドウ糖負荷検査をした方がいいですね。ブドウ糖入りの炭酸ジュースを飲んで2時間後ぐらいに採血し、ミトコンドリアDNA3243の異常を調べるんです。保険外診療にはなってしまいますが、簡単ですよ。
オイラ それが特定されたら治療法が変わるんですか?
H医師 いや、それには治療法がないんで、変わらないです。
オイラ だったら、いいですよ。わかっても何もいいことないし。それより、今回の検査結果で今診断書を書いてもらったらどうなるんですか?
H医師 (きっぱり)慢性腎炎症候群。持続性蛋白尿って書いてもいいですよ。

んー、すっきりした様な、しない様な・・。

結局、血圧を下げるお薬「ニュータロン」28日分の処方箋をもらって、いつまで続くかわからない治療の旅へ旅立つことになった。

次回、12/11蓄尿、12/12血液検査&尿検査、12/20診察

今日の診療代 2540円、お薬代 1300円

退院、そして・・・

2005-11-02 21:00:00 | 病気
11月2日(水) 10時退院

次回11月22日の診察まで、処方箋もなし。
「退院療養計画書」には、「激しい運動は避けてください。塩分のとりすぎに注意して下さい。血圧、体重を毎日測る習慣をつけましょう」とだけ書いてある。

腎臓に空いた穴がどれくらいで完璧に塞がるのかはわからないが、ズキズキとする感じは半年ぐらい続くらしい。(そんなこと術前に聞いてないよ~)

食事制限は、タンパク制限はなく、塩分制限。具体的に7gとか決められているわけではなく、意識しようというレベル。

会計 73,460円也

治療費が10月と11月に分かれているので、会社の健康保険組合の附加給付(1ヶ月20,000円以上)対象は10月分だけ。なんか損した気分。月またぎの入院にしなきゃ良かった。