イタンキ浜に、太平洋の大海原から暖かく湿り気のある空気が流れ込む。浜の上空には薄い雲が広がる。
時折り、潮風に運ばれてくる海霧が浜の周りの景色を霞めるように流れて行きます。
浜の後方の草むらの中で、ツリガネニンジン(釣鐘人参)が青紫色の可憐な花を咲かせています。草名の
「・・・人参」は、根の形が「高麗人参」に似ている事から。
エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)が、群落を飛び石状に点在させ淡紅色の独創的な花を咲かせていま
す。他の自生地では花の時期を過ぎましたが、イタンキ浜は今が花の盛りです。
ハマナス(浜茄子)が早くも果実を色づかせ始めています。赤く艶やかな実と濃緑の葉との取り合わせが、
鮮やかに目に映り込んできます。
海霧のかかったイタンキ浜は、余計なものが見えずにすっきりとしていて、画面がスパッと半分になっているところも涼し気でいいですね。
エゾカワラナデシコは、本州でよく見かけるものよりもうんと繊細な作りでレースのようですね。よくこんなに繊細な花があるものだと感心します。
ハマナスは実家の周りで咲いていたのを覚えています。紫がかったピンクの花も赤い果実もとてもきれいです。
本当に赤と緑のコントラストがいいですね。
今回の場合はバックが青空でなく、霧のかかった白色が優しい感じで素敵です。
暑さはお盆まで、とのこと。もうしばらく熱中症には要注意ですね。無理されませんようお体大切にお過ごし下さい。
が、猛暑、大変なことと思います。
当地でも18日頃から湿度や気温の高い日が続いて
います。高いと言いましても27℃前後です。北海道に
長年住んでいますと、この気温でも身体が順応してし
いますので、夏の暑さを感じています。
当ブログの投稿画像は、何時も晴れた日を選び撮影
していますので、曇りの日の撮影は少々手間取ります
。少しでも、画像から涼やかさを感じて頂けたら本望で
す。
こちらは 静かな海がその海外を鏡のように
綺麗に映し出して・・・いつもながら 素晴らしい
浜辺ですね
ら暖かい空気が流れ込んできます。暖かい空気は海
上で冷やされ海霧となって浜に到達します。この日の
海霧は薄っすらとしていましたが、本格的な海霧は乳
白色のです。絶壁を這い上がるように登って行きま
す。
イタンキ浜は、四季折々さまざまな景観を見せてくれ
ます。この西側の浜と異なりまして画像の右側の東の
浜では海水浴の人たちで賑わっています。