グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

室蘭岳の裾野の雪解け

2012年04月05日 | 室蘭の景色




室蘭岳の裾野には、広大な牧草地が広がる。この場所の標高は130m程、
いつも西風が吹き抜け 気温も低い。そのため、平地部より、ゆっくりと雪解けが
進む。画像を見ている人の中には、真冬の風景かと思われる方も。確かに 4月
に入り、このような残雪の風景は記憶に薄い。
 1枚目の画像。残雪の中に佇む一本の老木は、室蘭市崎守町の一本桜として
有名。推定樹齢100年、樹高10mほどのエゾヤマザクラの木です。
 5月の初旬を迎えると、緑色のジュータンを一面に敷きしめたように
牧草が風に
波打つ。その中、
枝々に薄紅色のサクラの花を たわわに咲かせます。



 フキノトウが、雪の解けた日当たりのよい土手で芽吹き始めた。今が旬、摘
み取って、天ぷら にと思ったが、まだ、周りには数は少ない。この時期には、当方
の他に、カメラに撮り込もうと思っている人が きっといる。そのまま、そっ~と!!



 ペトトル川の水かさが増してきた。この川の水源は、室蘭岳の中腹500m
付近。そこから、一挙に10kmほど流れ下り 噴火湾に注ぐ。
決して、大きな川ではないが上流には、室蘭市民の水瓶のチマイベツ浄水場が有
り、取水対象河川の一つ。ペトトル川は、室蘭岳の雪解け水や伏流水を集めて流
れる ニジマスが生息する清流です。

コメント (2)
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