グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

有珠湾のオオハクチョウ

2012年02月11日 | 室蘭の景色




 有珠湾は道内では稀なリアス式海岸。湾の奥には有珠漁港。岸壁を埋め
尽くすように、船尾に小型クレーンを装備したホタテ養殖漁船が繋留されている。
有珠漁港は、数多くの海産物と
道南で有数のホタテ貝の水揚げ量を誇る漁港で
す。


有珠湾で越冬中のオオハクチョウ。

灰白色の幼鳥と2羽の成長、オオハクチョウは一夫一妻。おそらく、この3羽
はファミリー。





冬でも穏やかで餌の豊富な有珠湾には、毎年、オオハクチョウが飛来し越冬
する。今シーズンは、周辺の気温が例年と比べて低い。さらに南に下ったのだろう
か、数が少なく見える。
あと、一ヶ月もすると越冬を終えて 3,000キロほども離れたシベリア・タイガ地帯
の繁殖地に向かい飛び立つ。シベリアより温暖なこの地で 新たな生命の誕生をと
思うが、これも常しえから続く自然の摂理。旅立つ日まで、
ゆっくりと英気を養って
欲しいと思う。

コメント (2)
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海辺の駅

2012年02月11日 | 室蘭の景色




  JR室蘭本線、北舟岡駅は 波打ち際からの高さ1.9メートルほど、
海面すれすれ。ホームに立つと目の前に内浦湾の大海原が広がる。
沿線には無人駅が多い。この駅も一日の乗降客は僅かだが、
近隣の街
に通学する学生や付近で生活をされている方々
の用足しに欠かせない
、ワンマンカーだけが停車する海辺の小さな無人駅です。






ホームから室蘭方面の景観です。ブルーの列車は、札幌~函館に向い寒風
を裂いて疾走
する 室蘭本線の花形 特急スーパー北斗です。


 遥か彼方は函館、隣の主要駅 伊達紋別方面の景観。ホームを通過中の
貨物列車の
愛称、レッドベアーは、北海道の物流輸送の力強いエースです。
後方に見える雪を抱いた山は、標高737メートルの有珠山。近年ではH2000年
に大噴火。今も山頂付近から盛んに、水蒸気をたなびかせている活火山です。

コメント (4)
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