2008年 日活・文化放送・朝日新聞社 / 出演 : 夏帆、ゴリ(ガレッジセール)他
全国コンクールを目指す、北海道の公立高校の合唱部を舞台にした、感動青春ムービー。
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■ コミカルなタッチのストーリーは、「紺野さんと遊ぼう」を思い出させます。
ヒロインを演じた夏帆さんは、吉高由里子さんと、どことなく雰囲気が似ています。
■ ヒロインの荻野かすみ(夏帆)は、ちょっと自意識過剰な女子高生。
目立ちたがり屋で、カッコつけで… だけど、なかなか憎めない不思議なキャラの持ち主。
■ そんな彼女にトドメを射すようなひと言が! しかも、思いを寄せている男の子から!
キミの歌っている時の顔は、産卵中の鮭に似ている - ですって!?
■ このきつ~いひと言がきっかけとなって、歌うことへの情熱を失ってしまうかすみ。
それでも、周囲の人たちとの交流を通して、再びいきいきと歩み出していくのです。
■ 実は、私もヒロインのかすみと同じく、「自意識過剰」の傾向ありのタイプなのです。
マズイなって思った時は、海に向って大きな声で叫ぼうね。 I am furu-chin !
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■ 私も、学生の頃は合唱団で歌っていたので、いろいろなシーンが思い出につながります。
注意事項がいっぱい書き込まれた楽譜のクローズアップから、涙が止まらなくなりました。
■ 夏合宿前の今ごろの時期は、午前中から夕方まで、練習に明け暮れていました。
でも、何かひとつのことに、ひたむきにチャレンジ出来るのは、とっても幸せなこと!
■ 私たちの合唱団は、残念ながら、全国コンクールの一歩手前のところでアウトでしたが、
それでも、本番前の舞台そでや、審査発表前のドキドキ感は、今でもよく覚えています。
■ 青春学園ドラマの定番といえば、体育会系「スポ根」ものとか、不良系ツッパリものとか。
こういう、ふつーの文化系高校生の学園生活が描かれているのも、新鮮でよかった!
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ということで、私にとっては、いろんなシーンで感情移入ができる、いい作品でした。
甲子園の高校野球の合間に、ぜひ、皆さんも、ご覧になってみては如何でしょうか!