まい・ふーりっしゅ・はーと

京都発。演奏会や展覧会、読書の感想などを綴っています。ブログタイトルは、ビル・エヴァンス・トリオの名演奏から採りました。

うた魂(たま)♪

2009-08-01 11:42:48 | wowow

2008年 日活・文化放送・朝日新聞社 / 出演 : 夏帆、ゴリ(ガレッジセール)他
全国コンクールを目指す、北海道の公立高校の合唱部を舞台にした、感動青春ムービー。

            *  *  *  *  *

■ コミカルなタッチのストーリーは、「紺野さんと遊ぼう」を思い出させます。
  ヒロインを演じた夏帆さんは、吉高由里子さんと、どことなく雰囲気が似ています。

■ ヒロインの荻野かすみ(夏帆)は、ちょっと自意識過剰な女子高生。
  目立ちたがり屋で、カッコつけで… だけど、なかなか憎めない不思議なキャラの持ち主。

■ そんな彼女にトドメを射すようなひと言が! しかも、思いを寄せている男の子から!
  キミの歌っている時の顔は、産卵中の鮭に似ている - ですって!? 

■ このきつ~いひと言がきっかけとなって、歌うことへの情熱を失ってしまうかすみ。
  それでも、周囲の人たちとの交流を通して、再びいきいきと歩み出していくのです。

■ 実は、私もヒロインのかすみと同じく、「自意識過剰」の傾向ありのタイプなのです。
  マズイなって思った時は、海に向って大きな声で叫ぼうね。 I am furu-chin !

            *  *  *  *  *

■ 私も、学生の頃は合唱団で歌っていたので、いろいろなシーンが思い出につながります。
  注意事項がいっぱい書き込まれた楽譜のクローズアップから、涙が止まらなくなりました。

■ 夏合宿前の今ごろの時期は、午前中から夕方まで、練習に明け暮れていました。
  でも、何かひとつのことに、ひたむきにチャレンジ出来るのは、とっても幸せなこと!

■ 私たちの合唱団は、残念ながら、全国コンクールの一歩手前のところでアウトでしたが、
  それでも、本番前の舞台そでや、審査発表前のドキドキ感は、今でもよく覚えています。

■ 青春学園ドラマの定番といえば、体育会系「スポ根」ものとか、不良系ツッパリものとか。
  こういう、ふつーの文化系高校生の学園生活が描かれているのも、新鮮でよかった!

            *  *  *  *  *

ということで、私にとっては、いろんなシーンで感情移入ができる、いい作品でした。
甲子園の高校野球の合間に、ぜひ、皆さんも、ご覧になってみては如何でしょうか!

Utatama

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