まい・ふーりっしゅ・はーと

京都発。演奏会や展覧会、読書の感想などを綴っています。ブログタイトルは、ビル・エヴァンス・トリオの名演奏から採りました。

渡辺香津美 プレゼンツ Castle in the Air

2019-12-23 13:31:29 | concert
2019年12月22日(日)15:00 開演 @兵庫県立芸術文化センター・神戸女学院 小ホール
渡辺香津美(ギター) / 谷川公子(ピアノ) / 吉野弘志(ベース) / ヤヒロトモヒロ(パーカッション)
シャンティ(ヴォーカル)


            *  *  *  *  *

● 渡辺香津美さん
家にあるジャズ・フュージョン系のCDで、フィーチャーリング:渡辺香津美という名前はよく目にしていました。
いつかはライヴ演奏に接してみたいという念願が、ようやく叶いました。 クール&エモーショナル、華麗なテク。

● 谷川公子さん
これまで存じあげませんでしたが、プロフィールには、加古隆さんの唯一の弟子として薫陶を受けられたとのこと。
独自の心象風景、色彩感、描写力など、加古さんに相通じるものが! アレンジャーとして、斬新な世界観も披露。

● シャンティさん
キュートな歌姫、シャンティさんの登場で、ステージが一段と華やぎました。 お若いながらも実力派のヴォーカル。
この季節にぴったりの「ザ・クリスマス・ソング」や、サッチモの定番曲の「この素晴らしき世界」で聴衆を魅了。

● ジャズ・スタンダード
愛聴するスタンダード・ナンバー「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」。 海遊するイルカたちのイメージ。
コルトレーンとハートマンの名演奏で知られる「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」。 選曲も、私好みでした。

● ラヴェル:ボレロ
ラスト・ナンバーはクラシックの名曲、ラヴェルの「ボレロ」。 まるで、ジャズ・オリジナルのように思うくらい!
谷川公子さんの優れたアレンジと、4人の奏者の熱演が相まって、エキサイティングで圧巻なパフォーマンスで幕。



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