まい・ふーりっしゅ・はーと

京都発。演奏会や展覧会、読書の感想などを綴っています。ブログタイトルは、ビル・エヴァンス・トリオの名演奏から採りました。

第14回京都の秋音楽祭 開会記念コンサート

2010-09-13 16:46:40 | kyokyo

2010年9月12日(日)14:00開演 @ 京都コンサートホール 大ホール
指揮:広上 淳一 / ピアノ:野原 みどり / 管弦楽:京都市交響楽団

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● チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ長調 作品23
前半のステージは、数あるピアノ協奏曲の中でも高い人気を誇る、この曲からスタート!
冒頭の序奏によって導かれる華麗で堂々たる第1主題は、とりわけ強烈な印象を与えます。

ピアニストの野原みどりさんは、「秋の音楽祭」らしく落ち着いた色調のドレスで登場。
その豊満な胸元(胸の谷間?)に目を奪われたのは、たぶん私だけではないと思いますが…

広上さん指揮の京響は序盤こそ、アンサンブルの不揃い(のような?)が感じられました。
今日は不調なのかも? ― そういう不安も何処へやら、ドラマチックな演奏が楽しめました。

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● ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 作品88
この曲を聴くのは、今年のニューイヤーコンサートに引き続いて、2回目になります。
同じオーケストラでも、指揮者によってどんな違いが出てくるか、そのあたりが楽しみです。

京響の管楽・弦楽アンサンブル、そしてオーケストラとしての充実ぶりがうかがえる熱演!
特に、清水信貴さんの美しいフルートの音色は、うっとりとした気分に誘ってくれるようです。

協奏曲のステージでは、ピアノの蓋?(反響板)に隠れてよく見えなかった広上さんの指揮。
この曲では「広上劇場」を堪能。 演奏後、右肩を気にされていたようですが… 大丈夫?

Kc370031

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