今回の参院選挙。
マクロ的に見れば、非改選議員と合わせて、「改憲容認」勢力が発議に必要な3分の2を確保したということでしょうか。3分の2は取らせないと豪語していた民共ですから、それが達成できなかった党首は敗北を認めるべきです。
ところが、ああでもないこうでもないという屁理屈を付けて負けを認めない。
往生際が実に悪い。こういうのは日本では嫌われます。
それで、3分の2を確保したと言っても、改憲に温度差があるから、あまり期待できそうにもありません。「9条」という1丁目1番地では3分の2を確保できていません。「9条不要」を唱える法哲学者もいます。国際常識の自衛権が暗黙の了解で担保されていればその通りかもしれません。自民党草案のように「国防軍」を憲法で規定しようとするから、「平和な日本国民」は毛嫌いするのでしょう。
「侵略戦争はしない、だが侵略されれば戦う」
そのことは多くの国民が支持するだろうと期待しています。侵略されても戦わないというのであれば、この国は滅びてもよい。それだけの価値しかなかったということですから。
そんなことで、あまり喜んでいられる状況ではありません。
選挙結果を微細に見ると、南と北では「おもしろい現象」に出くわします。
沖縄では担当大臣が敗れました。米軍属による殺人事件という、台風以上の逆風が吹いていましたから予想できたことではあります。
一方、北海道では、民進2対自民1。東北でも自民党は秋田で勝っただけです。
北海道民は空気が全く読めません。沖縄と北海道に共通するのは「閉ざされた言語空間」です。沖縄は赤い新聞2紙で「民意」が決まる。北海道は道民のほとんどが道新という赤い新聞を読んでいます。知的レベルが低いと言えばそれまでです。
東北も、岩手は小沢王国ですし、議席が減った宮城も赤い地方紙で「民意」が決まる。
200年も前に指摘された「第4権力」が牛耳るという構図は異常としか言いようがありません。
有権者のレベルアップがないと、民主主義は衰退します。
マクロ的に見れば、非改選議員と合わせて、「改憲容認」勢力が発議に必要な3分の2を確保したということでしょうか。3分の2は取らせないと豪語していた民共ですから、それが達成できなかった党首は敗北を認めるべきです。
ところが、ああでもないこうでもないという屁理屈を付けて負けを認めない。
往生際が実に悪い。こういうのは日本では嫌われます。
それで、3分の2を確保したと言っても、改憲に温度差があるから、あまり期待できそうにもありません。「9条」という1丁目1番地では3分の2を確保できていません。「9条不要」を唱える法哲学者もいます。国際常識の自衛権が暗黙の了解で担保されていればその通りかもしれません。自民党草案のように「国防軍」を憲法で規定しようとするから、「平和な日本国民」は毛嫌いするのでしょう。
「侵略戦争はしない、だが侵略されれば戦う」
そのことは多くの国民が支持するだろうと期待しています。侵略されても戦わないというのであれば、この国は滅びてもよい。それだけの価値しかなかったということですから。
そんなことで、あまり喜んでいられる状況ではありません。
選挙結果を微細に見ると、南と北では「おもしろい現象」に出くわします。
沖縄では担当大臣が敗れました。米軍属による殺人事件という、台風以上の逆風が吹いていましたから予想できたことではあります。
一方、北海道では、民進2対自民1。東北でも自民党は秋田で勝っただけです。
北海道民は空気が全く読めません。沖縄と北海道に共通するのは「閉ざされた言語空間」です。沖縄は赤い新聞2紙で「民意」が決まる。北海道は道民のほとんどが道新という赤い新聞を読んでいます。知的レベルが低いと言えばそれまでです。
東北も、岩手は小沢王国ですし、議席が減った宮城も赤い地方紙で「民意」が決まる。
200年も前に指摘された「第4権力」が牛耳るという構図は異常としか言いようがありません。
有権者のレベルアップがないと、民主主義は衰退します。