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「いこいの村」に土地建物売却 すさみ町

2011-05-06 11:35:35 | 日記

 和歌山県すさみ町は、同町周参見にあるホテルなど町所有の建物と土地を、近く、ホテルを経営する株式会社「いこいの村」(周参見)に1億2105万円で売却する。9日の町議会で、売却収入を歳入に計上した2010年度一般会計補正予算案が賛成多数で可決された。ただ、予算案の審議では、不動産鑑定士の評価を受けずに価格を決めたことや、売却後も町有温泉の使用料を徴収しないとする町の考えに議員から質問が相次いだ。 売却するのは、ホテルなど建物一式、ホテルなどが建っている宅地約3ヘクタール、隣接する山林約7900平方メートル。2004年に同社が町に3億円を寄付し、町は同年、建物と土地について同社と50年間の賃貸借契約(年間60万円)を結んでいた。 売却価格の内訳は、土地が1億2千万円、建物は、雇用?能力開発機構から町が購入した時と同じ105万円。 価格は、土地?建物の課税標準額(約1億900万円)を基に交渉を重ねて決めたという。固定資産税は本来年間640万円だが、「政策的な措置」(町)として過疎法の特例を適用。当面は500万円とし、6年を一区切りとして再度協議するという。 敷地内に町が所有する温泉については売却しない方針。しかし、温泉の使用料も徴収しないという。 議案審議では複数の議員が「不動産鑑定士の評価を受けるべき」と質問。堀谷敏夫総務課長は「協議して合意に至った。課税標準額より高く、妥当と考える」と述べた。 温泉の使用料を取らないことについて町は、温泉掘削の経緯を説明し「いこいの村が利用する場合に限り、取らない方向だ」と話した。 町によると、温泉付きを条件に賃貸借契約を結んだが、調査で元の源泉は温泉成分が不足していると判明。町が予算内で新しい温泉を掘削したが出ず、同社の負担で継続掘削した。ポンプやタンク施設も同社が負担したという。 「税金を使っているのだから、負担に応じて使用料をもらえないか」の質問に、堀谷課長は「使用料をもらうと、温泉が出なくなった場合、再度、町が掘削する必要が出てくる」と述べた。

引用元:ドラゴンネスト rmt