野菜の育て方

最近ではいろいろな研究が進んで、野菜の栽培方法が多様化しているようです。
土に肥料をまいて、水と太陽の光で育てる。
それだけではないようです。
密閉した人工光の中で土を使わない野菜作りが行われているとか。
しかも、大企業による工場での栽培。

こんな風にして作られる野菜って、どうなんだろうか、と思いました。
生でいただくサラダなどには、食感や味が向いているこの工場野菜。
それほど野菜特有の青臭さや食感の強さがないらしい。
私は個人的に、野菜そのものの味が好きなので（ごぼうのえぐみだとか）、このような味の薄い野菜にはあまり惹かれません。
そしてやっぱり、太陽の光で、土で育った野菜が、何だか美味しいような気がします。

実家でよく目にする光景。3時のお茶のとき。
母「夕ご飯、ごぼうのきんぴら作ろうかしら。
　　ごぼう何本かと、ねぎも掘ってきてくれる？」
父「夕方まででいいだろ？」

自家製野菜のいいところ。さっきまで土の中で、寒さの中、耐えていた野菜は甘みが凝縮されています。掘りたては本当に味が濃くて、甘みがあって。
これからどんな方向へと野菜作り、そして農業は向かっていくのでしょう。