生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

波よ波よ  4

2018-04-18 15:45:55 | あの空に太陽を 68

オクスンはあのやーさん風の男の手にあった黒子はきっとあの時の泥棒だと思ったのですが、一緒にいたやーさんの親分が

直感であの女の姑が持っていたカバンを盗んだとだと気づいたのです。親分は焼き芋はやめろ、露店の食べ物は汚いからと言って、止め買わずに行ってしまいます。親分は子分のやーさんにポケットから出した懐中時計を与えます。喜んだ子分中を開けると暗号みたいな彫り物があるのに気づきます。何だかOで始まっているようだがと親方に言いますが二人はそのまま行ってしまったのでした。

 

母オクスンの長男ジョンフンは高校へ、次男ジョンテは中学へそれぞれ合格したのです。あのサキソフォン奏者の息子ギョンホも中学に合格したのでした。ギョンホの母は入学金を高利貸しを副業にしているおばさんから借りますが、オクスンがその高利貸しに頼んだ時はもう今持ち合わせがないと断られてしまいます。焼き芋を必死になって売りますが、長男ジョンテの入学金を払うしか持ち合わせがなかったのです。仕方なく次男ジョンテには来年もう一度受けてくれと頼みますが、いいはずはなく、家を出て外で一人泣くジョンテでした。挙句の果てやって来た餅売りのおばさんの息子と殴り合いのけんかをして双方傷を負ってしまったのです。餅屋のおばさんは怒ってオクスンの家にやって来ます。しかしオクスンも負けてはいませんでした。相手の餅屋のおばさんに家のジョンテもこの通り怪我をしている。どうしてくれると言い返して、その場は解決したのです。これまで黙って布団に横になっていた姑はある日起き上がり、自分が家の中のことはやると言い、洗い物を始めます。さすがに大事な金塊を盗まれて、金もなく一人必死に稼ぐ嫁を働かせておくのが申し訳なかったのでしょう。

ジョンフンは弟に僕が来年受験しなおすからお前が先に中学へ行けと言いますが、ジョンテは兄さんは長男ではないかと順を譲ったのでした。

さてサキソフォン奏者の旦那のところへ大家が仕事話を持ってきました。町でやるのど自慢大会でサキソフォン演奏者を募集しているとの話、喜んで出かけていく旦那です。女房も仕事ができご機嫌でした。これで息子の入学金の借金も返せると。

母オクスンは次男ジョンテの入学金を払えなかったことで、ジョンテに謝ります。そして自分の稼ぎが悪いことを反省するのでした。

のど自慢大会があると聞いて長女ボクシルも弟を連れて出かけていきます。大家の娘チュンジャも一緒でした。

ボクシルは歌が大好きだったのです。私も歌うと手を上げますが、子供はダメだと断られてしまったのです。

一人のおばさんが手を挙げて出ていきます。上手な歌い手でした。その歌に酔いしれていたボクシルは、弟がおしっこ!と言ったのも気づかなかったのです。チュンジャは途中で歌に飽きて帰ってしまっていました。弟は仕方なくそばの小高い丘に登って用を足して、帰ろうとして足を滑らせて下に転がり落ちてしまいます。そして岩にぶつかり、頭を打って出血、意識を失ってしまったのです。

弟がいないのに気付いたボクシル慌てて探し始めました。


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