生きる

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花を咲かせろ!ダルスン  61

2018-01-08 16:38:45 | あの空に太陽を 68

ユンジェはダルスンがブニバーと10日後に、アメリカに3年間会社から派遣されて立つと聞き驚きます。なぜ自分に相談してくれなかったかと。ダルスンは、あなたとは釣り合わなかったのだ。別れるしか道はなかったと涙ぐみながら言います。そう言って涙ぐみながら足早に去っていくダルスンを見て、ユンジェは追うことさえできずにただ茫然とその後姿を見送るのみでした。

会社からはブニバーの借金も貸してくれ、ダルスンはその金をもってユンジェの義母に喫茶店で会い、ユンジェから借りた金だと言って返したのでした。

さて然りと内心喜ぶホンジュ。これで自分はソンインの跡継ぎ令嬢になれると。

テソンはオ秘書と着々と準備をしていました。後はパスポートの準備ができればいいばかりになっていました。

しかし近頃ダルスンは突然のめまいとその後の意識が無くなり、倒れると言う症状を頻繁に起こしていたのです。

ある日出社途中突然暗い夜道をおんまーと叫びながら、誰かに追われながら逃げていく自分。それから倒れたのです。いつも黄色い菊の花を見ると起きる症状だったのです。その日もそばの道を通りかかった人が病院まで運んでくれたのです。気が付いたダルスン、医者から最近たびたび頭痛がして倒れると言うと、精密検査をするように、さもないと飛行機の中で発作を起こしたら大変だからと言われます。それを聞いたテソンは自分の知り合いの医者を紹介しダルスンは精密、検査を受けることに。病院ではダルスンが診察を受ける部屋の隣の部屋にテソンがその様子をみていました。最近発作の時にみた状況はどうだったか聞かれたダルスンは、黄色の菊の花を見ると急にいつも発作が起きること。今回は黄色の菊の花を手にもって誰かに追われている自分が橋から川に落ちる場面だったと。誰がおって来たかわかるか?と聞く医者。するとダルスンははっとします。隣の部屋で話を聞いていたテソンはぎょっとしたのです。ダルスンがおって来た相手を思い出して驚いた顔をしました。